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髪結いの亭主

髪結いの亭主がいる。

髪結いの亭主というのは、
女房が髪結いで、
その収入で暮らしている、
まぁ、
ヒモみたいなもんだ。

俺が知っている髪結いの亭主は齢還暦を過ぎている。
奥方が看護師で亭主がアルバイトだ。

このご亭主、
おぼっちゃま育ちの様で、
嘗ては自営業をやっていた様だが続かず、
その後は、
派遣やアルバイトを転々として今に至っている。

亭主には趣味があって稼ぎも碌に無いのに、
そっちに結構突っ込んで、
今ではその借金が100万を超えている。
奥方はそれを知らない様だ。

この度そのご亭主、
クルマを買い替えた。
以前に乗っていた車は高級セダンで、
内装のごくわずかな個所が経年劣化したから買い替えた様だ。
聞けばその経年劣化部分は取るに足らない事で、
走行には全く関係が無くて、
俺だったらそんな事ぐらいで車を買い替えたりしない。

次に購入した車も、
以前ほどでは無いにしても、
それなりの金額がするクルマで、
クルマを買い替えする事ができたのは、
奥方の働きのおかげだ。

まぁなんとも羨ましい環境だ。
こちとらドブネズミの様に働き回って、
働けど働けど暮らし楽にならずww、
適当に働いて趣味ができて、
クルマをポンと買い替えできるのだから、
入れ替わってもらいたいわww。

考えてみたら俺は遊んでないな。
カネが無くて遊べないのではなく、
仕事で忙しくて休みが取れない。
いかんせん万年人手不足で、
ここ数年、
俺はすっかり職人と言うか、
肉体労働者をやっている。
俺の本業は不動産屋だぞ!
といつも言っているww。

でも考えてみたら建設部の仕事は、
今や俺の趣味になっているのかも知れない。
依頼を受けて、
図面作って見積もり立てて、
計画を練って施工する。
無から有を作るというのは案外楽しくて、
色んなアイディアをひねり出したり、
他の仕事を参考にさせてもらって作り上げてゆく。
これが案外楽しい。

今俺が欲しいクルマは、
小回りが利く四駆の軽トラが欲しい。
メルセデスとかフェラーリとか全く興味がない。

四駆の軽トラは以前持っていたんだが、
今のトラックを導入する際に、
不要だと思って他人に譲ってしまった。
今思えば取っておけばよかった。

おれは多分、
髪結いの亭主にはなれんだろうな。
自分でぐいぐい動いてないとダメなタイプで、
マグロと同じようなものなのだろう。
なんでもいいから、
動いてないと死んじゃうって奴だ。
おかげで安定した貧乏が続いているww。

さて今日は、
トラックのタイヤの組み換えと、
ブレーキの交換をやるとする。

これも趣味のひとつだな。
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カレー臭い事務所

12月半ばになると、
首都圏郊外の不動産は動かなくなるから暇になる。
しかし建設の方はあまり関係なく、
今も見積もりを頼まれていて、
現場の寸法とりをしなくちゃならんのだが、
寒くて外に出たくない。

今日の首都圏郊外は北風が強くて寒い。
インナースーツを着ていても、
寒さが防寒着の上からしみ込んでくる。
昼前に正月飾りをホームセンターに買いに行ったんだが、
逃げるように帰ってきた。

こないだからHPの整備をやっていて、
それをやらなければならない事を理由にして、
今日は買い物にちょっと出ただけで
それ以外は外に出ていない。

首都圏郊外の不動産屋は今どこも不況で、
人員を減らしたり、
中にはアルバイトをして食いつないでいる奴までいる。
多分リーマンショックの後より悪いんじゃないか?
ウチの会社は年がら年中安定した貧乏だからあまり変わらない。

だけどやる事は多くて、
トラックのタイヤ組み換えと、
ブレーキの交換をしなきゃならん。

ウチの会社の車は、
基本俺が全て整備しているから、
明日は寒いけど、
外で薪ストーブを炊きながら、
一日かけてのんびり作業しようと思っている。
その為にも今日は、
英気を養わなけりゃならんから、
室内でディスクワークにいそしむ事にした。
いや、
いそしんでないな。
ダラダラしてるww。

ちなみに今、
事務所のストーブの上には鍋が置かれていて、
カレーを仕込んでいるww。
まだカレー粉を入れてないから平気だが、
もう少ししたら事務所がカレー臭くなるww。

まっ、
寒いし、
こんな日もあっていいやね。

自治会長やっぱりバカだった

ウチの会社が入っている共同住宅の名物自治会長「大将」なんだが、
以前からバカだと言っていたんだが、
本当にバカだと言う事が良く分かった。

改めて「(お山の)大将」を紹介すると、
こいつは正にお山の大将気質で、
バカなくせにてっぺんに立って偉そうにしている事が大好き。
以前自治会長に就任した時に、
何かにつけて会のカネで酒を飲み、
酒飲みの取り巻きを集めて益々大将を気取っていた。
それに味を占めて、
何だかんだ10年近く自治会に巣くって酒を飲みまくっていた。

しかしそれを良しとしないご婦人連が、
大将を自治会から追い出した。

しばらく冷や飯を食っていた大将なんだが、
一昨年再び自治会長に返り咲いた。
それは、
その前に就任していた自治会長が、
後任の自治会長候補がおらず、
嘗ての大将の所業を知らなかったため、
大将を再び自治会長にしてしまったのだ。

再び自治会長の座に返り咲いた大将。
酒の事を非難されたため、
さすがに会のカネで酒を飲むような事はしなかったが、
事あるごとに持論を展開して、
自治会運営に支障を来していた。
今年の総会などは、
通常2時間程度で終わるのに、
紛糾に紛糾し5時間掛かって終わらず、
結局それを述べ3日を経て、
やっと総会が終わった。
結局総会が終わったのは、
例年の2か月遅れと言う前代未聞の事態を招いた。

そして今年度の自治会活動も、
大将の頓珍漢な価値観からグダグダになっている。

やっとここからが本題ww。

一昨日自治会の関係者から俺の所に電話が来た。
何でも水漏れ事故があったらしく、
被害者と業者が話をするから立ち会って欲しいと言うのだ。

俺は一般人で自治会のメンバーでは無いから何の権限も無いし、
そもそも水漏れ事故は当事者同士の事なので、
第三者が入る筋合いのものでは無いのだけれど、
被害者がど素人のご婦人なので、
そういった工事関係に詳しい人に立ち会ってもらいたいとの事だった。
日頃お世話になっているから仕方なく引き受ける事にした。

水漏れは上階の部屋の洗面台の給水管から水漏れを起こし、
階下の部屋の洗面脱衣室・トイレの天井に水漏れが生じたと言う物。
水漏れが発生したのは数か月前の事で、
事故が起きた時、
大将と係りの自治会員が現場を確認している。
被害者はご婦人で、
何がどうなっているのか分からないので、
その処理を大将と自治会員に委任したのだそうだ。

そして大将は被害個所の修繕見積もりを業者に依頼し、
その見積もりが出てきたので、
加害者の所へ持って行き、
加害者の承諾を得たのだそうだが、
被害者にはその旨の連絡は無く、
もちろん当事者間の念書や合意書も取っておらず、
被害者には何も報告せず工事を薦めようとしたのだな。

後日その見積もりを被害者が見る事になって、
水漏れ被害を受けた一部が、
工事の対象になっていない事に気が付き、
その事を大将に伝えたところ大将は被害者に、
「業者から直接説明を受けてくれ。」
としたそうだ。

そこで心配になった被害者が、
業者の説明を受けるにあたって、
「誰か工事に詳しい人に立ち会ってもらいたい。」
と言う要請が来て、
本来は係りの人が立ち会うのだが、
あいにく都合が付かなかったので、
俺に依頼が来たと言う事だった。

そもそもこの案件、
そんなに難しい事ではない。
簡単に処理できるのに、
事故が起きてから既に半年近く経っている。

本来段取りとしては、
1. 現場の確認・被害範囲の確認(当事者立会いの下)
2. 加害者、被害者の認定(補修工事の範囲)
3. 補修工事見積
4. 加害者への工事承諾
5. 加害者・被害者間で念書または合意書の締結
6.工事
という段取りなんだが、
現場の確認はちゃんとできていないわ、
順番が出鱈目だわ、
被害者の補修工事の範囲の確認承諾も得ていないのに、
補修工事を推し進めようとしていたのだ。

こんなの工事関係者でなくても、
普通に考えれば分かりそうなもんだが、
段取りがめちゃくちゃで、
今揉めているらしいww。

しかも大将は
「工事業者がちゃんと確認しないから悪い。」
と、
あらぬ方向に責任を押し付けようとしているそうな。

まぁ俺は頼まれて立会いしただけで、
何の関係も無いから知ったこっちゃないけど、
普通に処理すれば何でもない事が、
大将は簡単な段取りが取れないバカなので、
大将が絡むと事態が面倒くさい事になって、
これまでも大将が原因で
面倒くさい事が起きていた事が判明した。

思っていた以上に大将がバカだった事が良く分かった。

左巻きの思考

俺は自分の事を中道左派だと思っている。
言うなれば現実主義者だな。

世の中には左巻きが居る。
まぁ共産主義者の下っ端だ。
下っ端は共産主義を理解しているかと言うとそうでも無い様で、
言うならば、
新興宗教の下っ端信者みたいな者の様だ。

これは元左巻きの人から聞いた話なんだが、
その人は共産党員の両親の元に生まれ育ったそうで、
学生の時は赤旗新聞の配達をしていた事もあるのだそうだ。
今では右寄りの思考になっている。

その人は言うには、
左巻きの下っ端と言うのは、
「世の中の不条理や不遇な境遇にあるのは自民党が悪い!」
と言う様な事を刷り込まれているのだそうだ。

「世の中の不条理と不遇な境遇は自民党が原因だ!」
「全ては自民党が悪い!」
と思考すると楽なのだそうだ。
何でもかんでも自民党を悪者にすれば全て解決するのだから。
そしてそこで思考停止しているのだそうだ。

だから自民党のやる事や、
自民党は右寄り政党なので、
右寄りの人や思考に反発する。
安倍っちなどはその権化だったんだな。

反発するのは思慮があっての事では無く、
刷り込まれた条件反射と、
思考停止によるもので、
正に新興宗教の下っ端信者状態なのだそうだ。

共産党の幹部はそれを利用して自分たちの立場を保っていて、
下っ端信者は自分たちが幹部の奴隷になっている事には
気が付いていないと言う事なのだな。
そもそも下っ端は共産主義がどういう者なのかさえも
理解していないんだそうだ。

だから下っ端の左巻きと議論を戦わせても、
全く平行線で合意を得ないのだろう。
ただし、
ちょっと知能指数が高い者は、
共産主義者の言う事の矛盾に気が付き、
左巻きから脱皮するんだそうだ。

そう言う事を聞くと、
団地などの貧乏長屋に共産党員が多い事が理解できる。
ちょっと考えれば、
共産主義の矛盾などいくらでも思いつくのに、
知能指数が低いから思考停止に陥っていて、
矛盾に気が付くことなく、
幹部の良いように動かされているのだな。

共産主義者の中で、
共産主義の矛盾に気が付く奴が時々出るのだそうだ。
そう奴が出現すると内ゲバが起きたり、
共産主義を理解した上で共産主義者の中に居る者は、
少しでも上の立場になろうとして、
これまた内ゲバが起きるのだそうだ。

新興宗教の下っ端と言う言葉は腑に落ちたなww。
まぁ右巻きも同じような事なのだろうけど、
今日も共産党の街宣車が「憲法9条をまもろー!」とやっているが、
あいつらも新興宗教の下っ端なんだな。

地獄の入り口

これはあくまでも俺の肌感覚だ。
具体的な数値を見ている訳では無い。

この所、
首都圏郊外の不動産・建築屋がおかしい。
リーマンショックの時よりも数段悪い感じがする。
数年前からおかしくなってはいたんだが、
中華コロナ騒動で更に拍車が掛かった感じがする。

この所、
首都圏郊外の不動産・建築屋が事業規模を縮小したり、
廃業したりしている数が増えていると感じる。
特に事業縮小が多い様で、
食えない営業マンが離職したり、
リストラされたりしている。

それは仕事ができない営業マンだけでなく、
ベテランでさえもその様な傾向がある。

仕事ができない営業マンが離職して他の業種についたり、
仕事ができるベテラン営業マンは、
独立して会社を立ち上げている。
だからこの所、
聞いた事が無い(1)の不動産屋が増えている。

聞いた話なんだが、
あるベテラン営業マンが仕事が無くて離職したんだが、
年齢が引っ掛かって次の就職先が無く、
仕方なく他業種に就職したそうだ。

そのベテラン営業マンは、
決して仕事が出来ない訳では無く、
仕事その物が無くて、
食えなくなってしまったそうだ。

どうしてこの様になってしまったのか、
俺なりに分析をすると、
まずひとつ目は、
少子高齢化の影響で、
不動産の一次取得者数が減った事。
これがベースになっている。

リーマンショックが起きた頃は、
団塊の世代ジュニア達が不動産の一次取得者層に入っていて、
一時的に経済的ショックはあったものの、
絶対数が多かったため、
何とか乗り切る事ができだ。
もちろん破綻した不動産・建築屋もあった。

しかし今は、
バブル崩壊後に生まれた層が、
不動産の一次取得者層に入ってきていて、
団塊の世代ジュニア層に比べて40%近く人口が少ない。
バブル崩壊後は景気が悪化して、
20年前からデフレに陥っている。

そこにこの度の中華コロナ騒動だ。
中華コロナ騒動で、
運輸、観光、サービス業が直撃を受け、
それらに関連した業種が間接的に影響を受けた。
これらに従事していた者は失職したり収入が激減した。
その影響が不動産・建設業界に出始めていると俺は見ている。

不動産を購入したり、
家を建てる時には、
ほどんとの者が住宅ローンを使う。
しかし、
住宅ローンには審査があり、
年収が低かったり、
就業年数が短かかったりするとローンが通らない。

それよりも食うだけで精一杯で、
家を買ったり、
建てたりするなんて事ができない奴が増えている。

一次取得者の絶対数が30~40%近く減っている上に、
中華コロナショックで経済が悪化しているのだから、
人生の中で最も高額な不動産を買う者が減るのが当たり前だ。

こうした事から仕事が激減して、
食えない営業マンが続出しているのだと俺は見ている。

中華コロナは未だ2類に分類され、
マスゴミは大騒ぎしている。
3年前から経済を棄損した影響が今、
不動産・建設業界に及んでいるのだろう。

この影響はこの先も続き、
人口は益々少子高齢化が進み、
今の1歳児の人口は、
団塊の世代ジュニアと比べると、
約60%減となる。

不動産・建築業界は斜陽産業である事に間違えは無い。
これからも廃業する不動産・建築屋は増え、
離職する営業マンも増えるのだろう。

不動産・建築業界の地獄の入り口が開いたところだ。