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景気は悪い....この先も

静岡の川勝県知事は、
職業差別発言を叩かれて、
4月10日に辞任する事になったらしいな。
よかった。
リニア新幹線が開通すると経済効果があるんだそうだ。
開通が遅れると一日あたりかなりの経済損失があるそうだな。

首都圏郊外の不動産屋・建築屋は景気が悪い。
景気が良い所は数少ない。
みんな規模を縮小したり、
人員整理したりしてしのいでいる。

中華コロナの時に、
収入が減った人に対して融資があった。
その返還率は37%で、
63%は返却できない状態にある様だ。

ネットではこの報道を受けた反応の多くは、
「貸す方が悪い」と「返さない奴が悪い」だ。

俺は違う。
「経済回復の手当をせずに、
いきなり補助を打ち切った岸田政権が悪い」
だ。

中華コロナショックの時、
お上は国民に、
「外出するな!商売するな!」
とした。
当然経済は止まる。
収入が途絶えたり、激減して生活に困る。
そこで緊急措置として融資したり、
給付金を出したりしたのが当時の安倍政権の経済対策だ。

俺は安倍政権の経済対策は正しいと見ている。
もし緊急融資や給付が無かったら、
経済に対するショックは、
リーマンショックの比では無かったと思う。

問題はその後だ。
中華ショックが開けた時は岸田政権だ。
おりしもウクライナショックが起きて、
輸入品が瀑上がりしていた。
そんな状態の時に岸田政権は、
「中華コロナ騒動は収まったから、補助は止めるわ。」
として様々な補助をいきなり打ち切った。

例えると、
病態でまだ復調していない所に、
ウクライナショックが加わって、
まだ完全に回復していないのに、
治療を突然打ち切ったのと同じだ。

岸田は経済を理解していない。
国民の生活を理解していない。
つまり、
国のリーダーとしての能力が無いと言う事だな。

岸田は
「景気は良くなった!デフレ脱却のチャンスだ!」
とほざいている。
あほか。
景気が良いのは、
円安差益でウハウハの輸出関連の大企業だけで、
国内産業はコストプッシュインフレで辟易してる。
しかも国内産業向けの補助は申し訳程度で、
8割の内需産業は回復したとは言えない。

その証拠がこの度の返済率37%だ。
景気が良ければ借りた奴はチャンチャン返済している。
景気が悪いから返せない奴が7割も居る訳だ。

この問題の責任は、
貸した者でも無く、借りた者でも無い。
経済対策をやらない岸田内閣の責任だ。

何度も書いているが、
今日本に横たわる問題の8割方はカネで解決する。
しかし先進国中で、
30年間もGDPが伸びず、
サラリーマンの収入が上がらない日本では、
いつまで経っても問題は解決できないどころか、
経済成長を阻害する事ばかり政治は行う。

残念な話だが、
今の自民党のグダグダ状態が自民党の正体だ。
こんな奴らに政権を任せていても、
決して日本経済は良くならない。
唯一、安倍っちがそれを打ち砕こうとしていたが、
その壁は余りに厚く、しかも暗殺されてしまった。

お上は自分たちの失態の責任を、
カネを借りた人たちに責任を取らせるのだろう。
しかし、
無い袖は触れない。
そのツケは他の国民に押し付ける事にして、
お上は誰も責任を取らないで通り過ぎて往くのだろう。
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やっちまったな

日銀の植田がマイナス金利政策を止めると公言した。
理由は物価と賃金上昇だそうだ。
やっちまったな。

何度も書くが、
今物価が上がっているのは、
需要が高まって物価が上がっているのでは無く、
コストプッシュによるものだ。

賃金が上がっているのも、
輸出関連企業と、
サービス業の一部だけで、
内需全般は未だ低迷している。

円安差益で利益が出ている産業が平均値を押し上げているが、
それはホンの一部だけで、
その他大勢は、相変わらずパッとしていない。
実際、実質賃金は上がっていない。

いつもそうなんが、
完全に良くなる前にこういう事をやる。
そもそもの起こりは消費税を5%に上げた時からだ。
まだバブル崩壊の傷が瘉えていないのに、
景気は回復したとして消費税増税をやった。

その結果駆け込み需要が発生し、
その翌年反動で需要が一気に落ち込み、
デフレへ突入した。
デフレに突入したのに金融緩和をやらなかった結果、
日本経済はデフレスパイラルに陥って、
安倍っち政権が発足した時に、
デフレの正しい処方箋である金融緩和と財政出動を行った途端、
一気に株価と地下が上がった。
しかし翌年には消費増税したから、
また消費を冷やしてしまい元の木阿弥。
その後も増税を繰り返し、
中華コロナ騒動があって、
中華コロナ騒動の傷が瘉えていないのに手当を止めた上に増税だ。
そしてゼロ金利政策を止める。

メリケンは金融引き締めを止めようとしている。
ドルが増えると円高に振る。
これまで円安差益で好調だった外需産業の利益が減る。
景気の牽引役だった外需が減って内需が良くなるかと言えばそうでも無い。
需要が増えるどころか、
金融引き締めをやるのだから、
需要は増えない。
内外とも落ち込むと俺は見ている。

植田ってのは銀行とつながりが強い奴だから、
銀行の機嫌をとって金利を上げるだろうとは思っていたが案の定だ。
今大手銀行は金利が上がってウハウハだ。
だけど、
金利が上がると言う事は、
マネーサプライが減ると言う事で、
投資と消費は減り、
景気は悪くなる方向へ振る事になる。

もうダメだな日本は。
失われた40年目指して突き進むことになる。
日本は間違えなく没落してゆくぞ。

お祭りは終わりかな?

日経平均株価が4万円を超えたと騒いでいた。
ところが、
バイデンが
「FRBが利下げするかもね。」
と公言した途端、
株価が下がった。

当たり前だよな。

日経平均株価が上り調子だったのは、
円安差益で輸出関連企業の利益が大幅に上がっていた事による。
輸出関連企業の利益が大幅に上がっていたのは、
円安差益によるものだった訳だ。
その元になる為替が円高に振ると利益は減る。
従って、株価が下がるのは当然だな。

で内需はと見ると、
円安差損で業績は悪い。
アンケートをとっても「景気は悪い」と回答する率が高い。

円安で好調だった外需関連企業の業績が悪くなると、
景気を引っ張っているエンジンを失う事になり、
日本全体の景気は悪くなる。

しかしお上は、
日本の景気は全体が良くなったと判断している。
日銀も金利を上げる様だ。

何もかも間違っている。
こんなんだから日本経済は30年も低迷しているのだ。

確かに円安は景気不要に重要だ。
まず輸出関連企業が動き出す。
さらにすべき事は、
内需を動かすために、
大規模な財政出動と金融緩和を同時にやるべきだ。
これってのはアベノミクスだ。

しかし何をしたかというと、
財政出動を絞って、
金融緩和も緩めて更に金利を上げると言う。

これから何が起きるかと言うと、
メリケンが金利を下げると円高に振って、
輸出関連企業の利益が減る。
内需は多少マシになるが良くなる事は無い。
財政出動を絞って金利が上がる。
景気浮揚にとって、
すべて逆の事をやる事になる。

岸田政権がやろうとしている事はこういう事だ。

今日本が抱えている問題の大半は、
カネで片がつく。
経済問題はもちろんの事、
少子化問題も改善する。
社会保障もしかりだ。
しかしお上がやっている事は、
悪くなる事ばかり。

今の体制が続く限り日本に希望は無いぞ。
全てが衰退に向かってゆく。

円安景気が終わった後の日本はそういう事だ。

青色吐息

まずいぞ、この状況。
首都圏郊外の不動産屋と建築屋は青色吐息だ。

さっき知り合いの不動産屋から電話が来たんだが、
全然仕事が無いとの事で、
干物になりかけているそうだ。

先週は外構屋から電話が来て、
いつもならこの時期は殺人的忙しさに見舞われているんだが、
全く暇で、職人も遊ばせてしまっているそうで、
危機感を募らせているとの事。

ウチは損益分岐点がびっくりする程低くて、
何となく仕事があるから食うには困っていないけど、
ひとつ困っている事と言えば、
この度、最後の自社物件が売れてしまって、
在庫が無くなってしまった事だ。
しかも次の仕入れの具体的なアテが無い。
これは由々しき事だ。

お上が景気の下方修正をしたそうで、
あたりまえだ。
輸出関連企業は円安差益でウハウハなんだが、
内需はメタメタで、
そりゃ下方修正するわな。
岸田内閣はこの危機的状況を全く理解していなくて、
増税ばかりやりやがって、
財政出動をしないんだから、
内需が動くはずがない。

今外需が良いのも政府の経済政策が実った訳じゃなくて、
アメリカが金融引き締めをしている影響で円安になって、
外需産業の利益率が上がっているだけで、
これが円高に振ったら、
外需、内需とも総崩れになる。

岸田政権はこの状況を理解しているはずもなく、
俺としては一日も早く岸田政権には退陣してもらって、
経済に明るい政権が立ち上がってもらいところなんだが、
Zを何とかしない限り、日本経済が良くなる事は無いだろうな。

しかし首都圏郊外の不動産屋と建築屋はどうなってしまうのだろう。
体力の無いところから倒れてゆくんだろうな。
大手もなりふり構わなくなって来たらしいから、
これから修羅の世界に入ってゆくのだろうな。

日本GDP世界4位に転落

日本のGDP世界がドイツに抜かれ4位に落ちた。
これは円安とドイツのインフレの影響があるんだが、
根本原因は日本の経済対策がクソであり、
Zが消費の足を引っ張っているからだ。

結論から言えば、
日本のGDP世界はどんどん落ちれば良い。
どんどん落ちれば、バカな国民も気がついて、
何とかしなければと言う機運が高まれば、
根本原因の改善がなされるかも知れない。

以前日本の経済が何で回復しないかについてちょっとふれたが、
原因は、政府が財政出動をしない事と、
消費を冷やす増税をやっているからだ。

景気が悪い時は投資が冷え込む。
投資を増やすには金融緩和だ。
日銀は金利を下げてマネーを出す。
これは既に日銀がやっている。

次にやるのは財政出動だ。
経済を動かす巨大なエンジンは民間経済なんだが、
市場が冷え込んでいる時は、
民間はリスクがあるから積極的に投資をやらない。

巨大なエンジンを始動させる為には、
セルモーターを回さなかればならない。
セルモーターの役割をするのは財政出動だ。
つまり公共投資だな。

ところが政府は公共投資をやらない。
先進各国では、金融緩和と同時に公共投資を増やしている。
日本は公共投資をふやすどころか減らしている。
セルモーターを回さないんだからエンジンは始動しない。

どうやらセルモーターを回さないのは、
政府(役所)に黒幕が居て、
セルモーターを回す事を妨害している様だ。
そんなんだからいくら金融緩和しても投資が起こらないのは当たり前で、
いつまで経っても景気は良くならない。

夢がない話をするが、
この度自民党のいわゆる裏金問題でやり玉に上がった議員は、
積極財政派ばかりで、
残るのは財政健全化派ばかり。
すなわち、積極的な財政出動をしないばかりか、
増税ばかりするだろう。
当面景気回復は無いどころか、
低迷を続ける事になるだろう。

先述した裏金問題は、
Zが利権を保持する為に仕掛けていると言う話は、
別の機会で。