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青色吐息

まずいぞ、この状況。
首都圏郊外の不動産屋と建築屋は青色吐息だ。

さっき知り合いの不動産屋から電話が来たんだが、
全然仕事が無いとの事で、
干物になりかけているそうだ。

先週は外構屋から電話が来て、
いつもならこの時期は殺人的忙しさに見舞われているんだが、
全く暇で、職人も遊ばせてしまっているそうで、
危機感を募らせているとの事。

ウチは損益分岐点がびっくりする程低くて、
何となく仕事があるから食うには困っていないけど、
ひとつ困っている事と言えば、
この度、最後の自社物件が売れてしまって、
在庫が無くなってしまった事だ。
しかも次の仕入れの具体的なアテが無い。
これは由々しき事だ。

お上が景気の下方修正をしたそうで、
あたりまえだ。
輸出関連企業は円安差益でウハウハなんだが、
内需はメタメタで、
そりゃ下方修正するわな。
岸田内閣はこの危機的状況を全く理解していなくて、
増税ばかりやりやがって、
財政出動をしないんだから、
内需が動くはずがない。

今外需が良いのも政府の経済政策が実った訳じゃなくて、
アメリカが金融引き締めをしている影響で円安になって、
外需産業の利益率が上がっているだけで、
これが円高に振ったら、
外需、内需とも総崩れになる。

岸田政権はこの状況を理解しているはずもなく、
俺としては一日も早く岸田政権には退陣してもらって、
経済に明るい政権が立ち上がってもらいところなんだが、
Zを何とかしない限り、日本経済が良くなる事は無いだろうな。

しかし首都圏郊外の不動産屋と建築屋はどうなってしまうのだろう。
体力の無いところから倒れてゆくんだろうな。
大手もなりふり構わなくなって来たらしいから、
これから修羅の世界に入ってゆくのだろうな。
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