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景気悪すぎ

いゃ~景気悪いな。
首都圏郊外の不動産屋はどこも青色吐息だぞ。
株価はバブル崩壊後サイコー!となっているが、
内需はメタメタだたな。
良いのは輸出関連企業だけだぞ。

景気が悪いのは首都圏郊外の不動産屋だけじゃなくて、
建設屋も悪い。
年度末なのに、
やっているのは公共工事ばかりで、
民間の仕事が殆どない。
しかも年度末の公共工事のスタートが早い。
建設屋というのは、
年度の最初は民間工事をやる。
もう仕事が決まっている公共工事は、
散々民間工事をやった後、
年度末にこなすのがこれまでの流れ。
しかし民間工事が少ないから、
早いところは秋ごろから公共工事をやっている。

建売建築屋は、
いつもなら年度末引き渡しに向けて、
年明けは猫の手も借りたいぐらい忙しいのに、
みんな暇で死にそうだ。
実際建設業の倒産数が増えているそうだ。
そういえば建機のレンタル屋にも
レンタル建機がズラリ店頭にならんでいて、
貸し出されていない事が良く分かる。
レンタル建機屋も景気が悪い様だ。

こないだリサイクル屋に行ったら、
全然売れないとこぼしていた。

為替が円安だと輸出関連企業の利益は上がる。
円高だとその逆。
内需は円安だと輸入物価が上がる。
円高だとその逆。

日本全体で見れば、
円安の方が良い。
しかし輸出関連企業を中心にマネーが回るものの、
内需には中々マネーが回って来ない。
そこで出番になるのが政府支出。
つまり財政出動だな。

今の日本経済の状態では、
外需関連は円安で利益が上がっているから、
外需は為替に任せておけばよく、
内需は財政支出で元気づければ良いのだが、
岸田内閣が行っているのは、
内需を萎ませる増税ばかり。
つまり、財政収縮だな。
だから外需関連はウハウハだけど、
内需関連は青色吐息なんだな。

こないだNHKのニュースで、
相変わらず日本の財政は赤字だとやっていた。
バカな岸田政権は支出を抑える様な事を言っていた。

この手のニュースはいつも
負債の額だけを出して、資本の額は絶対に出さない。
普通はバランスシートで負債と資本の両方を見るのだが、
財政に関する報道は、
相変わらず負債の数字しか発表しない。
日経新聞も同様で、
誰か
「日経良く読むバカになる。」
と言っていたが、
全くその通りだ。

政治屋もバカで、
マスゴミ報道の通りの認識だから、
内需が疲弊しているのに有効な手を打てない。
出てくるのは、
貧乏人にカネをばら撒くことばかり。
こんなの屁の突っ張りにもならない。

国民もバカだから、
こんな状態の政治に文句を言わない。
文句を言うのは頓珍漢な問題に対してばかりで、
肝心な経済に関する事は、
無知なこともあって文句を言わない。

だから日本は失われた30年になるんだな。

政治はぐずぐずなのに選挙が無いから、
この状態が当分続く。
岸田はバカだから財政出動をやらない。
つまり日本のGDPの8割を占める消費が動かない。

前にも言ったが、
こんな状態は当分続く。
もしもメリケンが利上げを止めて、
円高に振ったら、
内需対策を何もしていないどころか、
増税やって消費を冷やしている日本経済は、
立ちどころに落っこちるから見てな。
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根本は経済問題

ダイハツが検査データのインチキをやって、
それがバレて今大問題になっている。
その影響で全車種の販売ストップで、
売上がない状態になっている。

インチキをやらかしたダイハツはともかく、
ダイハツに部品などを収めていた下請けが可愛そうだ。
ダイハツ向けの出荷が少ない下請けは何とかなるだろうが、
ダイハツへの比率が高い下請けは、
今後厳しい状態になる。

自動車産業というのは裾野が広く、
その影響を受ける下請けは、
相当な数になるのだろうな。

せめてもの救いは、
大株主がトヨタだという事で、
ダイハツは支援を受けられるだろうが、
中小零細の下請けはそうは行かない。
自力でなんとかするしかない。

大企業の役員なんてのは、
サラリーマン役員だから、
てめぇの保身と利権が最優先で、
会社や社会の事など二の次に成るから
こういう事が度々起きる。

面白い話を聞いた事がある。
かつてアメリカの自動車会社でも同じ様な事があった。
その時の企業の幹部は、
自動車の欠陥で人が死んでも、
死んだ人の保証をしたほうが、
全体の見直しをするよりも安く済むから、
生産する自動車の改善をしなかったと言う話。

いかにもメリケン人の発想だ。
一方、日本人ってのは、
社会に対する責任を重んじた。
しかし昨今の企業経営者というのは、
メリケン人と同じメンタルになってしまった様で、
そんな奴らが大企業の経営者なんだから、
日本のクオリティーも下がったものだな。

こういう問題が起きるのも、
根本をたどれば経済が悪い故に、
ちょっとでも損失が発生すれば責任を取らされる羽目になって、
自分の立場がやばくなるサラリーマン気質が原因なのだろう。
経済が良くて余裕があれば、
不具合が発生してもカバーできる。
それが出来ない状態になっているのは、
先述した通り、
日本経済が良くないと言う事だ。

今岸田政権の支持率は2割に届かない状態。
しかし選挙がないから岸田は辞めないと俺は見ている。
すくなくとも、
岸田が総理の座に居座っている以上、
内需経済が好転する事は無いと見ている。

そのうち、
第二、第三のダイハツが出てくるかもよ。

金融機関がおかしい

以前より、
住宅ローンの審査が厳しくなっていたのは知っていた。
それは、
リーマンショック後のよりも悪い。
ノンバンクや、
スルガ銀行の様な、
救いが在る金融機関も今は無く、
金融機関全般に住宅ローンの審査が厳しくて、
自営業者や中小企業に務めている者は、
中々審査が通らない状況になっている。

おどろいたのは、
某金融機関の事なんだが、
知り合いの不動産屋は某金融機関と永年取引があって、
経営状況も決して悪くは無いのに、
プロジェクト資金の融資を断られてたと言うのだ。
その不動産屋はこれまで、
プロジェクト資金の融資を断られた事は無く、
どうして断られたのか意味が分からないと言っていた。

融資を受ける方に問題が無いとすれば、
融資する方に問題があると言う事で、
おそらく、
中華コロナの影響で破綻する企業が増えていて、
貸し倒れが増えているのでは無いかと推察している。

それと仄聞した事には、
ハウスメーカーが付けた住宅ローン事故が多いのだそうだ。
奴ら例えば、
800万円程度の土地に、
3500万円の家を建てさせる様な事をしてきた。
そういう客が、
中華コロナの影響で収入が減り、
パンクしているというのだ。

建物は減価償却されるから価値が減る。
土地はそれに比べまだマシなんだが、
いかんせん価格が安いから担保評価が出ない。
だから売却しようとすると、
購入金額から大幅に引き下げた価格でないと売れない。
当然、回収できるカネも減ると言う事だ。

金融機関の中には、
自前の保証会社を付ける事を条件として融資する事があるが、
金融機関自体は保証会社からカネを貰えるから、
損失は無いのだけれど、
同じグループの保証会社は損失が出る訳で、
事故の数が多くなれば、
保証会社は赤字になり、
グループ全体としても損が発生する事になり、
そんな所も、
住宅ローンの審査が厳しくなっているのでは無いかと思うのだ。

それと、
内需は中華コロナと円安の影響があり、
不動産、建築業は少子高齢化の影響もあって、
業績はとても良いとは言えない。

しかし、
住宅ローンが下りないことには、
不動産屋や建築家はビジネスが成り立たない。

プロジェクト融資が下りず、
住宅ローンの審査も厳しい。
不動産・建設業にとっては、
商売を邪魔されている様なもので、
この状況は岸田内閣である限り、
続くものと見ている。

何度も書くが、
増税ばかりで、
財政、経済政策は真逆の事ばりする岸田内閣は、
一日も早く消滅する事を祈る。

どうする大阪

3年後に開催予定の大阪万博。
工事が進まず、ヤバい事になっている。

大阪万博の開催地は埋立地で、
地盤が大層悪い。
こいつの処置もあるんだが、
パビリオンの建設工事がヤバい事になっている。

というのは、
建材と人件費の高騰、
職人不足で、
喜んで請け負う業者が居ないんだそうだ。

今の段階で請負契約を締結して、
着工したら建材や人件費が値上がったら赤字だ。
まだ世界情勢は不安定で、
今も円安で燃料代が高騰している。
しかし政府は何もアクションを行わないから
経済は不安定で、
スパンが長い請負契約なんて、
危なくって結べない

参加を表明した国の中には、
音信不通になっている国もあるそうで、
参加表明をしたものの、
事実上の辞退をする国もありそうだ。

そんなんで、
パビリオンを建設する業者が中々決まらないんだそうだ。
時は刻一刻と過ぎてゆく。
開催日は決まっている。
どうする大阪。

景気が悪いと起きる事

知り合いの解体屋から久しぶりに電話があった。
この人は、
解体屋と言っても一人親方で、
室内専門の解体職人だ。
仕事が丁寧だからあちこちから引っ張りだこの職人。
その人がまたやられたそうだ。

やられたというのは、
仕事をしたのにカネを支払って貰えない、
つまり、
タダ働きをさせられたと言うもの。

あるマンションのリノベーション工事で、
知り合いの解体職人は部屋を解体した。
その後、
大工はじめ電気屋、水道屋、内装屋、ガス屋などが入って、
仕事を仕上げた。
ところが元請けがカネを支払わない。
電話をしても繋がらない。
やばいと思っていたら、
管財人の弁護士から連絡が来て、
元請けは自己破産したそうな。

少しでも取れるものがあれば良いのだけれど、
何にも無くて、
結局職方は1円も取れずにタダ働きになってしまった。
タダ働きならまだしも、
資材を仕入れた大工はじめ電気屋、水道屋、内装屋などが、
資材の分も貰えずマイナスだ。

パンクする奴ってのは、
大抵最後に逃亡資金を作る。
このケースもそうだ。
職方に仕事させて、
施主からは代金もらって、
自分の手元に資金をある程度残しておいて
自己破産する。
やられた方はたまったもんじゃない。
自己破産されたら取りようが無いからな。

でも、今このケースが増えているみたいだ。
中華コロナショックで仕事が激減し、
ショックが終わったと思ったら借り入れの支払いが始まり、
仕事だって本調子じゃないところに、
仕事の話があれば誰だって飛びつく。
で、仕事したけどカネ貰えないなんて、
泣きっ面に蜂、
踏んだり蹴ったりだ。

建設業界の第一線なんてのは、
騙し、騙されの魑魅魍魎の側面がある。
ちゃんと仕事していれば良いだけじゃなくて、
法的な事や、
経済的な事もある程度理解していないと、
食らう事になるから要注意だ。