勝手にぶつぶつ
甘ったれた任売依頼者
この人、以前にも書いたが、不動産業に従事して1年の人で、中途半端な知識をもっている。
これまた中途半端な知識を持った人に間違った知識を吹きこまれて、
自宅を何とか買い戻そうとしていた人だ。
本人は養子縁組で戸籍を変え、実家に引っ越し、
問題になっている家には、内縁の妻が住んでいる。
その内縁の妻に「何とか買い戻す様にする。」と言った所、
内縁の妻は家を手放さなくても大丈夫だと理解してしまったそうだ。
本人には俺から、買い戻す事は出来ないと説明し納得したが、
内縁の妻の方は納得しないそうで、本人が俺から内縁の妻に説明して欲しいというのだ。
そんな事は自分でやれよ。
こういう大事な事を人任せにするから、この人は失敗するのだと思った。
お家の一大事を家族に説得できないのだから、困難な状況を乗り越えられる訳が無い。
俺に言わせれば、
籍の入っていない女なのだから、この際切り捨ててしまえば良いのに。
切り捨てても何の責任も無い。
責任を感じるのなら籍を入れてちゃんとしろよ。
このまま居座って任売出来なければ、競売に落ちて露頭に迷うのは内縁の妻なのだから、
俺の知ったこっちゃ無い。
いずれにしても俺は粛々と任売を進めれば良いのであって、
夫婦間の問題には入りたく無い。
我儘言って競売に落ちて、内縁の妻が露頭に迷おうが俺には関係ない。
このままなら俺は任売から降りる。
内縁の妻もちゃんと亭主の言う事を理解しろよ。
何とかしろ!と言っても、なんともならないから差押を食らっているのであって、
何とかなるのなら誰も差押なんか食らわない。
それよりも任売で少しでも次のステップの準備をしろよ。
亭主を攻めた所で、何も変わらんだろう。
亭主も女も甘ちゃんで、どっちもどっちだ。
まぁ互いにこんなんだから、グズグズの人生になるのだ。
ふたりとも良い歳こいた大人なんだから、もっとちゃんとしろよ。

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ハウスメーカーの混乱
消費税増税の駆け込み需要で、先月末まで住宅展示場は客がごった返していた。
9月末までに受注した契約は、来年4月を過ぎた引渡しでも、消費税は5%で適用されるからだ。
駆け込み需要で、各社前年を上回る売上を記録したが、
慌てて契約はしたものの、今そのトラブルが発生しているそうだ。
これはあるハウスメーカーの店長から聞いた話なんだが、
急いで見積をして契約に持ち込んだ物の、
解体工事や付帯工事に思わぬ費用が掛かり、
当初の予算より大幅に上がってしまうと言う事が起きているそうで、
それですったもんだが今起きているそうだ。
契約書はあくまでも本体工事の金額で締結する。
その契約書の中の条文に、「付帯工事は別途費用が掛かる。」と書いてある。
もめているのは付帯工事の部分。
ハウスメーカー側がちゃんと確認しないで見積をしたもんだから、
見積金額よりも解体工事が掛かるとか、地盤改良が思ったより費用が掛かるとか、
そう言う事で客からは「話が違う!」と言うトラブルなのだそうだ。
しかし契約自体は全く有効で、これを解約するとなると、客は手付放棄するしかない。
客からしてみたら「騙された」なのだ。
手付を放棄してでも解約する事もあるそうで、
そのお零れに預かるハウスメーカーも有る様だ。
まぁ営業担当の力不足というか、セカして契約を誘導するからこういう事になるのだ。
そもそもハウスメーカーの単価その物がぼったくりなのだから、
俺から言わせればハウスメーカーに頼んで家を建てる奴は莫迦だ。
俺なら同じ家を1千万円安く建ててやる。
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不動産屋から任意売買依頼された
事業に失敗して住宅ローンが支払えなくなって差押を食らいそうになっている奴が居る。
その知り合いは、以前は中古機械の売買の仕事をしていたのだけれど、
法改正でその仕事が出来なくなってしまい、悪い不動産営業マンに騙されて、
1年ほど前から不動産屋に鞍替えした。
所が、ノウハウも経験も無いから上手く行くわけがない。
1年間でできた仕事は2本だけ。貯蓄は一気に無くなり、
今は警備のアルバイトもしながら二足のわらじで頑張っている。
所が現実はどうする事もできなくて、俺のところに任意売買を依頼してきた。
不動産屋なのだから、自分で任意売買すれば良いのだろうけど、
そこは経験不足で、自分ではできない様だ。
話を聞いてみてびっくりした。
なんとこの人、自分で新たに住宅ローンを組んで、買い戻そうと画策していた。
どうやらこれまた中途半端な知識を持った奴に吹きこまれた様で、
親戚と養子縁組を組んで戸籍を移して苗字を変えていたのだ。
どうやら苗字を変えれば新たに借入が出来ると吹きこまれた様だ。
そんな事をしても住宅ローンなど組めるはずもなく、
苗字が変わった事で、更正登記もしなければならないし、余計な手続きも増える。
しかも債務を抱えたまま戸籍を移しても、債務は新しい戸籍の名前に付いてくる。
戸籍を変えるのなら、債務を全て処理してから変えれば新たなスタートが切れるのに、
素人考えで余計な事をしてくれた物だ。
余計な事をしてくれたお陰で、手間は増えるし、場合によってはこちらの取り分も減る。
金融機関からしてみれば、悪質と捉えられ、心象を悪くするかも知れない。
そもそもこの人と話をしてみたら、考えが甘い。
話を聞けば、色々な事があって、月に50万円は稼がなければならないとの事。
しかし首都圏の郊外の不動産屋は今絶不調で、ベテランですら四苦八苦していると言うのに、
素人が月に50万円を稼ぐのは至難の業というか無理だ。
話を聞いていても、不動産営業マンとしての知識も無いし、法的な知識も無い。
苗字を変えれば住宅ローンが組めると思っているぐらいだから、
殆ど素人も同然というか、間違った事を覚えているから、素人より始末が悪いかも知れない。
俺にはこの人をどうにかしてあげる事は出来ない。
できるのは、任意売却を粛々と進める事だけだ。
ウチの会社で「やらせてくれ。」と言われたが、こう言ってはなんだが、
ウチのメンバーは、不動産免許さえあれば、自分で出来るレベルで、
自分で仕事を探してきて、自分で全て処理する。
ただし手に余る物はメンバーで手分けする。
そのぐらいのスキルが無いと務まらないから断った。
本人には、色々な事情があるのだろうけど、ここは断捨離と言う概念で、
一旦すべてを整理して、新たにスタートを切った方が良いと思う。
まだ若いのだから、再スタートは十分切れると思う。
だから頭を切り替えて、新たな人生の道を歩んでもらいと思う。

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アルバイトで食ってる不動産営業マン
消費税増税が決まったが、駆け込み需要など殆ど無いと言っても良い。
昨日ちょっと用事があって、知り合いが待機している現場へお邪魔したが、
全然客が来ないと嘆いていた。
そこで仕事の話しや釣りの話などしていたら、
これまた知り合いの不動産営業マンがお客を連れて案内に来た。
連れてきたのは知り合いの営業マンだし、
客と見れば自然にスイッチが入る俺と現場に居た営業マンは、
客を連れてきた営業マンをそっちのけにして現場で客に営業してしまった。
そしたら客は随分気に入った様で、「買い信号」がビンビン出始めた。
「これは決まる客だ!」
と思ったら案の定、その後直ぐに、客を連れてきた営業マンから連絡があった。
「お客が気に入った様なので、後はお任せします。」
だと。
これはどういうことかというと、客を連れてきた営業マンは、
自分の会社を通して契約しても、歩合給が少ないため、大した収入にはならないのだ。
それなら、ウチの会社を通して契約して、
客を連れてきた営業マンにバックマージンを支払ってやった方が、
客を連れてきた営業マンの収入は何もしなくても会社を通すより多いのだ。
ウチとしても幾ばくかの収入にもなるし、またこの手の客を持ってきてくれる。
それが俺のお小遣いになるw。
こういう事をしないと、世帯を持った首都圏郊外の不動産営業マンは食って行けない。
そういう事が出来ない不動産営業マンは食えなくなって、
不動産業界から去ってゆき、不動産業に従事する人の数が減っている訳だ。
日本経済はまだデフレ不況から脱却できず、
未だ不景気に喘いでいるというのに、大企業と山手線の内側の数値だけ見て、
消費税を増税してしまった大馬鹿者には、末端経済の悪さは分かるまい。
末端経済にいる人は、みんな、あの手この手で何とか凌いているのが現状なのだ。

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弁護士事務所職員もアルバイト
先日ウチの会社に来客があった。
内容は個人に関わる事だから書けないが、そこでちょっと面白い話を聞いた。
来客者は、ある弁護士事務所に相談があって、
その弁護士事務所に勤めている職員と知り合いになった。
職員は弁護士資格を持っていない。勉強中の身なのだろう。
弁護士事務所の職員なんてのは、丁稚みたいな物で給料は安い。
弁護士資格は持っていないものの、法的な知識は持っているから、
不動産営業マンと同じで、アルバイトをする様だ。
その職員は、都下の土地取引に関わっていて、
それが上手く行けば、そこそこの金が入って来るのだそうだ。
その話は、話半分としても、何かしらアルバトをして、収入を補っているのだろう。
同じような事は、代議士の秘書もやっている。
知り合いに代議士の秘書がいるから詳しい。
公設秘書は国から給料をもらえるから良いが、私設秘書は給料が安い。
だから口利きをしたり、人と人とを結びつけたりして小遣い稼ぎをしている。
中にはねずみ講の親分をしていた輩までいる。
実は来客者は、その弁護士事務所の職員のアルバイトの関係で
我がアジトに来たのだった。
来客者は職員にある事を頼まれたのだが、その内容が来客者の手には負えず、
ウチにそれを依頼して来たと言う事だ。
だから仕事を無事収めた暁には、来客者と職員に分前を与えなければならない。
まぁ世の中不景気だし、ウチとしては違法行為をする訳では無いし、
逆にこれを機にその職員と懇意になって、
今後も仕事を回してもらおうという腹黒い考えなのだ。
お互い持ちつ持たれつだ。
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