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客に自ら登記させるw

俺の知り合いの営業マンの会社の話。
前にも話題にしたド素人の営業のおばちゃんが居る。
一応宅建取引主任。だけど容積の制限の事も知らない。
知識が無いから怖くない。猪突猛進でトラブルを引き起こしまくっている。

今回の話題はw、客が自ら登記をするというもの。一般的には登記申請は司法書士に任せる。
だけど登記代を節約したいとして、買主である客自らが登記しようとするもの。

別にこれは違法行為では無い。役所への申請なのだから、本来自分でする事だ。
だけど、専門知識が無いから専門家である司法書士にお金を支払って登記申請をお願いする。

売主はおばちゃん営業が務める関連会社だ。
まぁ売主の関連会社が客自ら登記申請する事に「うん」とは言わないと思うが、
所有権移転申請するのは買主だし、現金売買だからやらせてみたら良い。

悪い不動産業者だったら、客がもたもたしている間に共謀して第三者に権利登記をさせてしまう。
そしたら売主は売買代金を買主からもらって、物件は第三者の手に渡して再び金儲けができる。

おばちゃん営業、バカだから本気で客に登記申請させようと思っているらしい。
普通だっったら、登記申請する権利はあるけれど、専門家に任せる様に薦める。
別に買主がカネだけ取られて後どうなっても知らん!と言うのならやらせれば良い。

全く次から次へと色々な事をやって楽しませてくれる不動産会社だよ。
だからトラブルが絶えない。
ちなみに店長は数カ月後辞める事になっているw。もうどうでも良いみたいだw。
俺の知り合いの営業マンは、トラブルを端から見て楽しんでいる。そしてそれを俺に報告してくれる。

全く、楽しい会社だw。
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素人集団

ある仲介業者が事故を起こした。今揉めている。

土地を買いたいという客が居た。夫婦の様に見えたが、まだ籍は入っていなかった。
旦那は過去に金融事故を起こしていて、旦那単独では住宅ローンが組めない。
なので、女と合算で住宅ローンを客自らが申し込んで、
「籍を入れる事」という条件が付いて住宅ローンの事前承認が降りた。

この客を担当したのが、経験が無いド素人の営業のおばちゃん。取引主任の資格は持っていた。
このおばちゃん、自己主張が強く、店長を敵対視している所があった。

おばちゃんは、店長に詳しい報告をする事も無く、土地売買の契約を締結した。
もちろん重要事項説明をしたのはおばちゃんだ。

おばちゃん、契約書に停止条項を付けなかった。
おばちゃんは住宅ローンの承認は客自らが出向いて手続きをし、
承認も降りているから停止条件は必要ないと判断したのだろう。素人だ。

契約締結後、買主である客は手付金と中間金を支払って、
後は決済の時に住宅ローンを実行させて決済の予定だった。

所が、女の親から籍を入れる事を大反対され、籍を入れる事ができなくなり、
住宅ローンの条件を満たす事ができなくなって、住宅ローンはダメになってしまった。
客は中間金を支払っており、契約の一部を履行しているから、手付解除では済まなくなり、
違約金を支払わなければならない状態に陥った。

当然売主は違約金の支払いを迫った。
客は「そんな説明は受けていないから支払えない。」と主張している。
契約を執り行った営業のおばちゃんはオロオロ。
店長はおばちゃんに激怒。
wwwwwwwwww。

売主は客に違約金の請求する事はもちろん、仲介会社の社長と店長を呼びつけ、
客が違約金を支払わなければ仲介した会社が責任を取れと迫り、
社長と店長は責任を取る旨の回答をしたそうだ。

所が仲介業者の社長は雇われ社長で、間もなく社長を退任する事になっていて、
店長も5月で会社を辞める事になっている。
つまりこいつら自身は、責任を取るつもりはさらさら無いw。
もちろん法人としての会社は責任を取る事になる。

先日売主があるスナックに行った所、客の旦那がそこに飲みに来たのだそうだ。
それを目撃した売主は激怒。もちろんそこで何があった訳じゃないが、
問題の解決もしようとしないで、おねぇちゃん侍らせて酒を飲んでいるとは何事だ!
と売主は怒り、ますます問題をこじらせる事になったと言う訳だ。

この仲介会社、業界からは「素人集団」と呼ばれていてトラブルが絶えない。
仲介会社はグループ会社で、社長は雇われ社長。
近年業績が悪く、金融機関からの融資も厳しくなっている。

仲介会社の社長は、金融機関から融資を引っぱる為の社長で、
金融機関から融資を引っ張った際には、社長個人が連帯保証人になる。
社長の個人保証がいっぱいになって、融資が引っ張れなくなると、
次の社長に交代すると言う訳だwwww。

実は件の店長、次期社長になれと会長から言われたそうで、
社長に就任でもしようものなら、身の破滅なので会社の決算に合わせて逃げ出そうという訳だ。

まぁ揃いも揃ってクズばかりなんだが、
一番得するのは売主だ。違約金もらって解約して、また売れば良い。
時間は掛かるが倍儲かると言う訳だ。

昨日聞いた話では、まだ問題解決の道筋が見えていないとの事で、まだ揉めているそうだw。
がんばれww。

ブローカー情報は当てにならない

またやらかしてくれたブローカー。

ある事業用地を頼まれた。なので知り合いの業者に情報収集を頼んだ。
そしたら情報を持ってきてくれた。その情報を持ってきたのは不動産ブローカーだそうだ。

もらった情報を見てみると、以前見た事がある。
当時地上げがやっと終わったとの話で、金額もそこそこ高かった記憶がある。

一応頼まれた仲介業者にその物件の話をしたら、既にその物件は取りまとめ依頼書が出ているとに事。
また売主はバラバラの個人だとの事。

こっちに入ってきた情報では、ある不動産会社が一括して買い取って、売主は不動産業者だとの事。
情報に相違がある。

調べてみた結果、こっちに入ってきた情報はかなりいい加減なもので、
売主だと称する不動産屋は、仲介業者で、間に入ってこの物件の話を荒らしている輩なんだそうだ。
その仲介業者が売主だとこっちには情報が入ってきた。

どうやら取りまとめが出ているラインの方が確かな様だ。
しかし取りまとめは昨年9月初旬に出され、現在でも成約に至っていない事から、
そちらも100%確実とは言えない。

事業用物件で、地上げ物件なんてのはこんな物だ。
あちこちに情報が出まわって、ブローカーが値段を乗せたり、伝言ゲームのように話が少しずつ変わったり、
中々纏まらないものだ。

情報を寄せたブローカーの事は知っているんだが、こいつが持ってきた情報でつながった事が無い。
いつもとんちんかんな情報を持ち歩いている。ファックス一枚で金儲けしようとしているから質が悪い。
他の業者からも悪評を聞いている。

ブローカーは物件がつながらなくてもへの河童。責任なんて取ろうともしない。
だからブローカーは信用が無い。ブローカーで信用できる奴には出会った事が無い。

また今回も無駄足を使ってしまった。

このブローカー、他にも別件で情報が入っているが、それもどうやら怪しいようだ。

身売りの噂

首都圏郊外に展開するある不動産会社が身売りするとの噂が流れてきた。
身売り先は大手建売屋だそうだ。

この会社は創業30年ぐらいで、バブルの時に急成長し、その後も中堅の会社としてやってきた。
リーマン・ショックも何とか乗り切って、地元ではそこそこの会社なのだが、
消費税増税の消費冷え込みで契約数が減り、売上が激減している。

以前は毎周広告をバンバン打って集客していたが、最近はその間隔も開き、広告もしょぼくなった。
業績が悪くなっているのは、客観的に分かっていたが、身売りの話が出てくるとは相当厳しいのだろう。
火の無い所に煙は立たないと言う。

確かに消費税増税後の首都圏郊外の不動産取引は沈静化している。
不動産屋は物が動かなければ商売にならない。
高い家賃の事務所を構え、営業車だ水道光熱費だの費用を支払い、従業員に給料をしはらっていたら、
そこそこの売上がなければ維持して行けない。
所が2千万台の仲介が月二件程度では、到底採算が合わない。
それが何ヶ月も続いて、支店があちこちにあるのだから、出てゆく一方でそりゃ厳しくなる。

その不動産会社だけで無く、営業マンも動きがあるみたいで、どこそこの誰々が今月で辞めるらしいとか、
誰々が他所に移ったとか言う話も良く聞く。
みんな食えないから動いているのだ。

ある大手建売会社は、膨大な在庫を抱えている。決算期を前に、まとめて業者に卸そうとしてる。
それだけ売れていないのだ。

俺が昔お世話になった不動産会社は、リーマンショックの後破綻した。
リーマン・ショック前に仕入れた現場が、不動産価格の下落で売れなくなり、資金繰りを悪化させて破綻した。

大きな所はやりくりが付く。それに銀行も直ぐには潰さない。
しかし中堅どころはそうは行かない。
おそらく身売りの話は、融資した銀行も一枚噛んでいるのだろう。
大手会社に身売りさせて、貸した金を回収しようという訳だ。

ウチとしてはライバルが居なくなる事は大歓迎だ。
ウチみたいに小さな所は経費が掛からないし小回りが効くからどうにでもなる。
不景気な時代は、それが強みだ。

さて身売りの噂。どうなる事やら。まぁその内答えが出るだろう。





仕事が出来ない営業マン

俺の知り合いの不動産会社に、ぜんぜん仕事が出来ない営業マンがいる。

入社して半年、反響は数十人もらっているにも関わらず、契約したのは700万円の中古の片手1本だけ。

他の社員は終業時刻の15分前までに来て掃除している。
件の営業マンは時間ギリギリか遅刻。
日中は事務所に殆ど居て、物件資料をやたらプリントアウトする。だから紙が直ぐに無くなる。
建売業者から現場を預かっても、現場に居ない。
仕事の内容も、訳の判らない事を報告する。

彼に支払った基本給を考えたら丸で赤字だ。
社長も呑気なもので彼をクビにしない。

彼が輝く時がある。
それは飲み会の時だ。

その会社の忘年会にお呼ばれして行ったんだが、普段とはぜんぜん違う。輝いているのだ。
当然会社の忘年会だから、本人負担は無い。
二次会の手配などお手のものだ。
これと同じように仕事もすれば成績優秀なのに。

一応本人は居づらい所があるみたいで、知り合いの所に移籍しようとしたらしいが、
素気無く断られたらしいw。
以前勤めていた会社の者が言っていたが、やっぱり全然使い物にならなかったみたいだ。

彼の様々な話を聞いたが、総合すると彼は不動産営業マンに向いていない。
まず営業職に向いていない。知識も無いし、営業的な話もできないそうだ。

その辺りは本人が一番分かっていると思う。
だから日頃仕事をしている様な振りをしているが、全く成果が上がらない。

ま、一所懸命やろうとか、何とかしなきゃとか言う姿勢は見られないそうで、
この先も変わる事は無いだろう。
あとはあの優しい社長がいつ彼をクビにするかだな。