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老眼鏡

俺は子供の頃から視力が良かった。
高校の時に、隣にあった医大で、新しく入れた視力検査の精度試験のアルバイトをした。
その時に
「君、老眼が早くはじまるよ。」
と言われた。

確かにそのとおりで、20代後半で新聞の字が、裸眼ではやや見難くなって、
30代半ば過ぎには、老眼鏡が必要になってきた。
今では老眼鏡が無いと字が読めない。

と言っても一番軽い1.0と言う奴なのだけれど、
近眼と違って、四六時中掛けている必要は無い。
字を読む時だけだから、あちこちに置いてメガネを直ぐに無くす。

老眼鏡と言っても、メガネ屋で買うちゃんとした奴では無く、
100均ので十分だ。

直ぐに無くすから、4つ程持っていたんだが、いつの間にか残りひとつになってしまった。
しかもレンズにヒビが入ってしまった。
なので、今日100均に行って老眼鏡を買ってきた。
フレームが針金みたいなシンプルで小さいヤツで、
直ぐに無くすから6個まとめて買ってきた。

実は今、新しく買ってきた老眼鏡を掛けてキーボードを叩いているんだが、
すこぶる調子が良い。

老眼になって何が困るって、小さな文字が読めないのが難儀だ。
今でもあまりに小さな文字は、メガネを掛けても読めない。
そんな時は虫眼鏡が活躍する。

子供の頃に、親がそんな事をして新聞を読んでいるのを見ていたが、
自分も今はそれと同じ事をしている。
歳を取ったのだなぁ、とつくづくそう思う。



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