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免許失効?

宅地建物取引業免許、
不動産業の免許だな。
不動産業免許を受ける条件に供託金が有る。
本店に付き1000万円を管轄する法務局に供託する。
まぁ保証料みたいなもんだな。
これを供託しないと不動産業免許が下りない。

しかし1000万円もの資金を寝かしていたらもったいない。
そこで、保証協会がある。
保証協会は、法務局に供託金を納付する代わりに、
本店に付き60万円を収めれば、
法務局へ供託する1000万円の代わりとなる。
なので、
殆どの不動産屋は保証協会に入っている。
実際には、
入会金だのなんだの支払うから、
200万円弱は必要になるんだが、(今は140万ぐらい)
それでも1000万円を供託すrよりは大分安い。

最初に60万円を支払うと、
後は毎年寄付金も含めて諸々の会費を約7万円弱を支払えば、
不動産業免許を受ける事ができる。
しかし年会費を支払わないと会員の立場を喪失し、
不動産業免許は取り消される事になる。

ある不動産屋が、
年会費が支払えないらしいww。

その不動産屋は元々デララメな業者で、
専任取引士も置いていない。
インチキで免許を受けている。

その不動産屋の社長は、
宅地建物取引士の免許を持っていない。
そこで、
ある不動産ブローカーの宅地建物取引士の免許を借りて、
不動産業の免許を受けている。免許貸って奴だ。
だからその不動産屋には宅地手物取引士は常勤していない。
もちろんこれは違法行為で、発覚したら免許剥奪になる。

そんなデタラメな不動産屋だから、
社会的信用も無く、
役所や銀行とも何やらトラブルを起こした事もあって、
社名と所在地を変えている。
今は仕事が無い状態。
稼ぎがないからカネが無くて、
会費が支払えないと言う事なのだろう。

7万円程度、
アルバイトでもすれば支払えるだろうに、
そこまでの根性は無い様で、
カネが無くてオロオロしているそうだ。
あちこち借金だらけで、
カネを引っ張る先も無い。
俺の知り合いの所にも無心したらしいが、
足蹴にしてやったそうだww。

会費は毎年6月末に口座から引き落とされるんだが、
その後支払ったのかどうか知らない。
まぁ、評判の良い業者者じゃないし、
元々インチキで免許受けている業者だから、
潰れてもそいつにカネ貸していいる奴ら以外は、
社会的には何ら問題は無いと思われる。
むしろこういう業者は潰れた方が良い。

で、ちょっと調べてみたら、
業者登録無くなってたww。
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相変わらずのハウスメーカー

某ハウスメーカーで建築している客から、
外構工事の依頼があった。
正確には、
まだ契約はしていないんだが、
ウチで施工する事は間違えない。
しかし話が進まない。
と言うのは、
客とハウスメーカーとの間で揉めているからだ。

簡単に説明すると、
建築請負契約の金額は3500万円なんだけど、
オプションがそれにプラス1000万円にもなっていて、
客がちゃんと返事していないオプションまで着工してしまって、
そのあたりで揉めていて、
裁判するとかしないとかまで揉めてしまって、
外構工事に捻出できる金額が判明しないのだ。

客から話を聞くと、
担当の影響マンは業界歴4~5年なんだけど、
どうもちゃんとしていないみたいなのだ。
いい加減というか、曖昧というか、ずるいというか、
とにかくキッチリしていないんだそうだ。

これな、
建築業界の営業スタイルに問題がある。

不動産業界の場合、
客の資金計画をしっかり抑えて、
計画の予算内で収める。
だから、後でカネが足りないなんて事が起きない。

一方建築業界の営業スタイルは、
積み重ね方式なのだ。
安い金額から入って、
あれも良いですよ、
これも良いですよと煽って、
請負金額を増やして行くのだ。

客は夢を持っているから、
営業マンはそこを煽って金額を上げてゆく。
客が冷静になって振り返ると、
建築金額が雪だるまの如く膨れ上がっている。
こんな事を昔からやっているのだ。

腕の有る営業マンは、
客の予算をしっかり把握して、
ギリギリの線まで狙うんだが、
馬鹿な営業マンは、
際限なく引き上げてしまって、
後で客と揉める事になる。
今回は正に後者の方だ。

そんな訳で、
ウチはその結果を待っている状態で、
多分、
最低限の工事になるのだろうな。
今のウチにしてみたらその方がありがたい。

というのは、
別件で、
法人発注のちょっと規模の大きな工事と重なるからで、
基本的にウチは、
余程の事が無い限り、
工事を外部に丸投げしないから、
工事が重なってしまうと人手不足で困るのだ。

昨今、建築着工棟数が激減しているから、
各ハウスメーカーは客の取り合いで、
敷居を低くして客を呼び込んでいるから、
こういう事が起きるのだろう。

ハウスメーカーのトラブルは、
昔から変わらんなぁ。
ご苦労なこってす。

事故物件ロンダリング・バイト

不動産屋の形態にはいくつかあって、
ウチ見たいに売買がメインの所と、
賃貸がメインの所がある。

売買がメインな所は、
不動産を仕入れて付加価値を付けて売る事によって利益を得る。
または不動産売買の仲介業務で手数料を稼ぐ。

賃貸がメインな所は、
賃貸物件の仲介手数料や、
大家からもらう管理料・広告費などが主な収入。

賃貸で食ってゆくには、
如何に自分の所で抑える管理物件を多く持つかがポイントになる。
大家と提携して10世帯のアパートをひとつ預かるとする。
家賃に管理費を2千円乗せたとすると、
その不動産屋は、
1か月で2万円の管理費の売り上げがある訳だ。

かようにして10世帯のアパート10棟を管理したら
総部屋数は100部屋で、
月の管理費収入は20万円になる。
この他に管理している部屋の契約更新料で、
二年に一回更新手数料が家賃の1か月分入る。
仮に家賃が5万円で100部屋あったら、
二年に一回500万円入る。
月にならすと約20万円で、
さっきの管理費と合わせると月額で40万円になる。
これが200世帯管理していたとすると、
売り上げは倍になる。

だから賃貸がメインの不動産屋は、
なるべく多くの管理物件を持ちたいわけだ。

たくさん管理物件を持つのは良いのだけれど、
住人の苦情や問題を解決しなければならない。
家賃の不払いについては、
近年家賃保証に加入する事を条件に賃貸借してるから、
家賃滞納が発生しても、
保証会社に電話を入れれば業務終了。
昔に比べたら随分楽になったものだ。

管理していて一番厄介なのは、
自殺や事件が起きる事だ。
いわゆる事故物件って奴だな。

事故物件が発生すると、
その部屋はしばらくの間貸せなくなる。
当然大家は家賃が入らないし、
不動産屋は管理費や更新手数料が入ってこなくなる。

最近はわざわざ家賃が安い事故物件を選んで入居する店子もいるが、
それはごく少数で、
ほとんどの人は避けるのが事故物件。
で、それをどうするかとう言うと、
金を支払って、
事故物件に実際に一定期間住んでもらうんだそうだ。

このアルバイトはあまり公募されず、
口伝えで広げられていて、
事故物件に賃貸借契約をしたと見せかけて実際に住んでもらう。
バイト料は1か月あたり数万円から10万円程度。
これで3か月から半年ぐらい入居してもらう。
水道光熱費は不動産屋もしくは大家が負担する。
バイトは家賃タダの上にバイト料はもらえるし、
光熱費不要で住める。

事故物件でも一度誰かが住めば、
次に入居する人に事故物件である事を告知しなくても良いという事になっている。
大家にしてみれば、
何年も家賃収入を失うよりも、
数十万円支払って次の入居者に住んでもたらった方がお得という事だ。

近年大家向けに、
事故物件保険ができたが、
原状回復の為の費用と、
数か月分の家賃保証は出るが、
ロンダリングはできない。
ロンダリングして非事故物件にしないと次の入居者が入らない。

以前は事故を起こした遺族と賃貸契約を交わして、
遺族が住んでいた事にして事故物件ロンダリングをしてたみたいだが、
近隣の居住者から、
居住実態が無い事がばれるから、
実際に人を住まわせて事実を作ろうと言う訳だな。

住むところに困っている奴や、
オバケなんか怖くない!
って奴を使えば、
ロンダリングできる。

実は俺の知り合いも事故物件を売りに出していたんだが、
告示事項ありだし、
大島テルに記載されちゃって売れなくなってしまった。
もう何年も塩漬けになっている。

ロンダリングのやり方は他にも様々あるが、
物件の所有者にしてみたらいい迷惑だ。
近年素人の不動産投資が流行っているみたいだが、
素人が不動産に手を出すと、
時として事故物件にされたりして、
百戦錬磨の不動産屋ならロンダリングできるが、
素人じゃダメだろうな。
下手すりゃ借り入れの返済ができなくなって、
自分が事故物件バイトをする様になってしまうぞww。

建て捨て住宅

こないだ知り合いの不動産屋から、
取引した建物に雨漏りがあったから見て欲しいと依頼があり、
現場確認しに行った。

その建物は築30年弱で、
大手有名ハウスメーカーが建築した注文住宅だった。
街中の3階建てで、
外壁はALCで屋根は陸屋根。
シート防水だ。

2階に出幅455、幅1820の申し訳程度のバルコニー。
3階にもサービスバルコニーが設置されていて、
これらもシート防水。

この建物は建築されてから1回だけ外壁塗装している様だが、
外壁塗装してから15年は経過している様だ。

雨漏りの原因は、
屋根と二箇所のバルコニーのシート防水に穴が開いている事だ。
そこから水が建物内に侵入し、
階下に雨漏りしたものだ。

職人と二人でこの建物を見て回ったんだが施工がひどい。
外壁のALCは凸凹。
普通外壁はツライチに張ってあるものだ。
所が件の建物は外壁が凸凹になっている。
まるで素人が張った様だ。

二階のリビングの窓が大きなコーナー出窓になっているんだが、
窓の片方の端に縦長の滑り出し窓が付いている。
当然窓を外から拭く事は出来ない。

問題にもなっているサービスバルコニーなんだが、
3階の洗面脱衣所の外に設けられていて、
洗面脱衣所にはこれまた小さな滑り出しの窓があるだけで、
サービスバルコニーに出られない。
ここに行くには、
外から長ハシゴを掛けないと行けない。
しかも隣の家とぴったりくっついていて、
境界にはフェンスが設けられているから、
フェンスを外して、
隣の家の敷地からハシゴを掛けないとハシゴが掛けられない。
サービスバルコニーの排水口が詰まったら
ゴミを取るのは大事になる。

屋上と言うか屋根と言うか、
そこに行くには普通の長ハシゴでは行けない。
3段の10m超のハシゴを掛けないと行けない。

先述した通り敷地の三方は隣の家との空間が80センチ程度しか無く、
前面道路からは、
6600Vが通電している電線が掛かっていて
ハシゴを掛ける十分な空間が無い。
こちらからもハシゴが掛けられない。
高所作業車もダメだ。
もし屋根にゆこうとしたら、
足場を架けるしか屋根に行けないのだ。

しかし屋根というか屋上には、
3階の部屋に設置されたエアコンの室外機が乗っているのだ。
電気屋はどうやって設置したんだ?
長ハシゴ掛けて決死隊で室外機を設置したのか?
不思議。

俺が建築計画を建てる時は、
将来のメンテナンスの事も考慮して計画を立てる。
件の建物はメンテナンスするのに、
高層建築物をメンテナンスする様に手間とカネが掛かる。
将来のメンテナンスについての配慮が丸で無いのだ。
これが某大手ハウスメーカーの注文住宅の建物だ。

この建物が建築された時期は、
バブルが崩壊した直後ぐらいで、
実住の不動産や建築にはバブル崩壊の影響は無い時期で、
3階建てと言う事もあって建築坪単価は、
100万円程度していたものと思われる。
坪単価100万円出してこの程度の建物だ。

さてこの建物、
取引上で大問題になっている。
買主は激怒していて場合によっては裁判も辞さない様だ。
果たしてどうなる事やら。

えせ同和

えせとは、偽物という意味だ。

同和というのがある。
同和というのは、かつてあった身分階層構造による差別で、
経済的、社会的、文化的に低い位置の身分を強いられ、
就職や婚姻などを妨げられるなど、
ひどい差別を受けた人たちで、
重大な人権問題だ。

えせ同和というのがある。
同和問題は怖いとか、ややこしいなどと誤った認識を利用して、
「同和に対する理解が足りない!」
などと因縁を付け、
高額な書籍を売りつけたりして、
同和問題を口実に会社、個人、役所などに
不当な利益や義務の無い事を要求するインチキ集団だ。
まぁ、堅気では無いわな。

こいつらの行為のせいで、
同和問題はより誤った認識を国民に植え付けている。
こいつらの行為は、
行政の許認可なども強要したりして、
適切な行政行為の障害にもなっている。

俺が独立して間もない頃、
こいつらから「書籍を買え!」などと散々来たが、
全て追い払った経験がある。
今は暴対法と条例があるから出来ない。
最近は姿を見なくなったと思っていたが、
不動産屋と組んで、
役所を脅して阿漕な事をしているのを、
数年前に確認している。

俺が学校を卒業して最初に不動産会社に就職し、
最初に放り込まれたのが「仕入・開発部」だった。
仕入開発部は建売用地の
計画・原価計算、土地の仕入契約から決済、開発行為、造成工事までを担当し、
仕入れた土地を建売用の商品に仕立てる所だ。
その後は建設部が建物を建て、
営業部が売る。

当然開発も仕入開発部の仕事なんだが、
俺が就職してまだ半年足らずの頃だったんだけど、
ある開発現場の完了検査に立ち会う事になった。

その現場は「既存宅地」の開発で、
20棟ぐらいの現場だったんだが、
後から聞いた話では、
既存権があったのは全体の半分ぐらいだったのを、
無理やり全部を既存宅地として開発許可を取った現場だった。

完了検査だと言うのに、
道路の舗装工事が終わっていなくて、
土建屋がアスファルト舗装を行っている最中に、
県の職員が来て完了検査が始まった。

立会者は俺の他に測量屋と風体の怪しい奴が二人。
どう見ても堅気では無いww。
完了検査なのにまだ工事が終わっていないなんてのは前代未聞で、
しかも、
土木事務所の役人の他に、
本庁のお偉いさんまで来ている。
そんな中、完了検査が行われて、
無事パスしたと言うから驚き。

当時俺は詳細な事は知らなかったが、
状況から、
「大人の事情がある現場なのだな。」
と言う認識を持った。

先述したとおり、
件の現場はいわゆるエセ同和(ヤクザ者)が間に入って
難癖つけて開発許可を取った物だった。
多分行政側は、
色んな難癖を付けられ屈して許可を出したのだろう。
だから完了検査の時に、
お偉いさんまで現場に来ていた。
特別扱いだったんだな。
土木の職員が騒いでいたが、
本庁のお偉いさんがそれを抑えて検査を終えた事から、
なんとなく構造は見えていた。
ちなみに騒いでいた土木の職員はその後、
山奥の職場へ飛ばされたと聞いた。

実はここまでが前書き。

こないだ起きた熱海の土石流災害。
土石流が起きた元は、
山の木が伐採されて造成されていた。
結構な急斜面で、
こんな場所を伐採して造成すれば、
がけ崩れが起きる可能性が高くなるのは目に見えている。

行政としては、
開発基準に適合していれば、
開発許可を出さなくてはならない。
だけど当該場所は急斜面で、
木を伐採して造成して、
何をしようとしていたのか?

役所で開発記録簿を取得して見れば内容が分かるんだが、
まだ大手マスコミはそこまで報道していない。
しかしネットでは、
その辺りの情報が出始めた。

ネットの情報によれば、
当該土地を開発したのは
自民党系の同和組織に関係する者が経営していた不動産会社。
2007年に当該地域で同社が所有する土地でがけ崩れが発生し、
熱海市の水道施設に支障が出る可能性があった。
その為熱海市は所有者の不動産会社に、
土砂の撤去を要請したが、
件の不動産会社は「自然災害なので応じられない。」
と返答し、
その事に関し熱海市職員が
「同和系列の会社なので、普通の会社とは違うので、
 その辺でそういうふうな回答が来たと思う。」
と議会で答弁していて議事録に残っている。

造成は、
基準の高さを倍以上超える盛土がされていて、
土砂の量も基準の倍近い量だったと言う情報がある。
また産廃が混入しているとの事で、
熱海市は是正を出していたが、
これも不動産会社は応じていない。

ここまで書けば何となく分かるだろう。
行政が指導しても「差別するのか!」とやられて、
気の弱い日本人はそれに屈してしまう。
また役人というのは議員に弱いものだ。
件の法人は自民党と太い繋がりがある。
益々萎縮する。

現在の所収者は件の不動産屋から土地を買い取ったもので、
「盛土されている事は知らなかった。」
と公言している。

そんな事が色々あって、
あの山は開発されて、
この度の土石流災害の一因になったのでは無いかと言う事だ。
ただし、
この度の土石流災害の発生原因が、
開発した事によるものかどうかについての因果関係は明らかになっていない。
開発していなくても、
土石流は起きていたかも知れない。
だけど開発していなければ、
流出した土砂の量はその分、
少なくて済んだのは間違えなさそうだ。

大手マスコミは、
背景についての報道は及び腰だ。
同和関係だし、
自民党とつながりがあるからなのだろう。

その内、
骨のある奴が全てを暴くだろう。
既にその動きが出始めている。
背景に何があったのか、
それを暴かなければ、
犠牲になった人たちが浮かばれない。