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消費税は増税するのか?しないと思う

マスコミは以前から、消費税は増税する事を前提に報道してきたが、
ここへ来て消費税増税の判断に関する報道を始めている。

最初から消費税は、今年秋に時の政権が判断すると言う条項が盛り込もれている。
だから秋までは、消費税は増税するかどうか分からないと報道するのが正解で、
最初から来年春から消費税が増税される旨の報道は誤報だ。
明らかにミスリードを狙っている様に思えてならない。

安倍首相は有識者を集めて、消費税を増税するかどうかの諮問委員会を開くとの事だ。

デフレ不況からの脱却を考えるのならば、この時期に消費税を上げるなどとんでもない。
安倍首相は、有識者を集めて意見を聞くようだが、6月のデフレーターはマイナスだった。
コアコアCPIの数値もマイナスだと誰かのブログに書いてあった様な気がする。

表面上は良くなった様な機運があるが、それはごく一部の産業に限られた事で、
その他殆どは、ちっとも景気なんか良くなっていない。
全体が良くなるのは、財政出動が行われてからだから、まだ2年から3年先の事だ。
先日のブログでも書いたが、中小企業の殆どは赤字だ。

安倍内閣が今日本の為にしなければならないのは、
景気の回復、すなわちデフレ不況からの脱却が第一優先。
経済の視点から言ったら、増税はインフレ時の処方。
今増税をすると言う事は、病人に重荷を背負わせると言う事になる。

今は増税どころか減税して、デフレ不況からの脱却が第一優先事項だ。
先の衆議院選挙、先月の参議院選挙共、有権者が自民党に期待したのは、
デフレ不況からの脱却だ。
消費税増税を行なって、景気の腰折れなど起こそうものなら、
有権者は自民党から離れる。

安倍首相にしても、デフレ不況からの脱却は生命線でもある。
だから安倍首相は、消費税は増税しない腹で居るのでは無いかと推測している。
だけど安倍首相一人で判断したとなると、増税したい勢力から、
あらぬことで足を引っ張られる可能性があるから、
諮問委員会で話し合われた事を理由に、
今回の増税は見送ると言う判断をするのでは無いかと推測している。

消費税増税は国際公約したものだから、もし増税しなかったら財政再建を危惧され、
国債が暴落し金利が上がると言うバカが居るが、
今時期消費税を増税したら、税収は却って減る事は、日本やイギリスで既に実証済みだ。
その方が財政再建としてはマイナスだ。

財政再建を懸念するのならば、消費税増税すると税収が落ち、
国債が暴落して金利が上がる事になる。

今世界で経済が上向いているのは、アメリカと日本だけで、世界の経済が落ち込む事を防いでいる。
世界は日本の経済回復に期待している。
消費税を増税すると言う事は、日本に景気回復の腰を折る事で、
世界経済を支える柱の1本が折れる事になる。
世界はそれを喜ぶだろうか?それでも消費税を増税せよというだろうか?

財政再建を口にだすのは、言うまでも無く財務省だ。
単式簿記の単細胞の集まりの役所。己の利権と保身に凝り固まった役所。
日本経済は、財務省に振り回されて来たと言っても過言では無いと思っている。

安倍首相には、今回の消費税増税は是非見送って貰いたいと思う。




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