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消費税は増税しないかもしれない。

先日共同通信だったか、ちょろっと報道されたんだが、
来春に増税予定の消費税を増税するかどうかの判断に政府は、
コアコアCPIの数値を採用するとの報道があった。
もしこれが本当なら、消費税の増税はされないかも知れない。

コアコアCPIとは、為替に影響の出やすい油、
天候に左右されやすい農産物を除いた物価の指数の事で、
世界で物価を見る時には、この数値が採用されている。
所が、日本ではこれまでコアCPIの数値が採用されていて、油の価格が入っていたのだ。

コアコアCPIの数値は、真の物価を知る事が出来、
より正確な経済対策の判断が出来ると言う事だ。

消費税増税は、この秋に4~6月の数値を元に判断するとの事。
単純な物価指数や景気動向では、4~6月の数値は上がっていて、
景気は良くなっていると言う事になる。

だけど、末端経済は悪く、為替の影響を受けていない物の値段が上がっているとは思えない。
だから、4~6月のコアコアCPIの数値は上がっているとは思えず、
更にまだ経済は脆弱で、このタイミングで消費税増税したら、
間違えなく景気回復の腰を折るのは必定。

官邸からも、今回は消費税を増税せず先送りにするとの声も仄聞している。
橋本内閣の時に増税した時も、その後税収が落ち込み、
経済が一瞬止まった事が切っ掛けでデフレに落ち込んで行った事からも、
今回は消費税増税は行わない可能性の方が高いと推測している。

後は、安倍政権と財務省の戦いになるのだろう。
今消費税を増税しちゃダメだ。同じ過ちを繰り返さないで欲しい。



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