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新自由主義を排除しろ!

昨日行われた参議院選挙、下馬評通り、自公で過半数を取ってネジレが解消された。
これで法案がスムーズに国会を通過する様になり、
景気回復にも、一段とスピードが増すと言う物だ。

今回の選挙は、世界のマーケットも注目していた様で、
と言っても、自公過半数は予め織り込み済みではあるが、
今、世界中で一番の成長株は日本市場であるため、
これからヘッジファンドの資金がより日本市場に入ってくるのだろう。

それにつれて注意しなければならない事がある。
それは、新自由主義者だ。

新自由主義=金融業と言っても良い。
新自由主義は、極簡単に言うと、資本家の為に資本主義の事だ。
資本家さえ儲かれば良い、大多数の労働者は、
資本家の金儲けの為の道具に過ぎないと言う事だ。

良く言われる様に、資本家は全体の1%。99%は労働者だ。
日本でもそうだが、今経済的に苦しんで居るのは労働者で、
新自由主義によって、労働形態が正規雇用から非正規雇用になり、
賃金が低下、雇用体系が不安定化してしまった事が、
労働者の環境を悪くしている。

アベノミクスは金融緩和によって、金融業と為替に関係する輸出関連企業は息を吹き返したが、
実体経済に影響する財政出動はこれからで、現在の所内需はまだ動いていない。

内需を動かす財政出動は、これから効いてくるんだが、
昨日の選挙でネジレが解消したから、財政出動に関する法案がスムーズに通る様になって、
実体経済が良くなってくる。

その実体経済を支えているのが、大多数の労働者なのだ。
新自由主義者達は、労働者が上げた利益を搾取して利益を得る。
これから経済が活発化する日本に、新自由主義者達が入り込み、
労働者が汗水流して上げた利益を搾取しようと、
手ぐすねひいて今か今かと待っているのだ。

新自由主義は、これまでの資本主義とは少し違う概念とルールを持っている。
これまでの資本主義は、
企業が上げた利益を、労働者も含めた企業を支える全員に配分された。

しかし新自由主義は、労働者の配分を減らし、投資家の配分を多くしようと言う物で、
それには、既存の仕組みを変えないと、資本家の配分を増やす事ができない。
そこで、既存の仕組みを壊そうというのが、
「構造改革」と「規制緩和」なのだ。

新自由主義者の決め台詞は「構造改革」と「規制緩和」で、この事を言う輩は、
労働者が汗水たらして稼いだ利益を、横取りしようと言う輩なのだ。

これを日本に持ち込んだのは、小泉内閣の時の財務大臣、竹中平蔵だ。
こいつが日本の労働者を取り巻く環境を悪くした張本人だと言っても過言では無い。

今後経済成長が期待できる日本には、新自由主義者が沢山入り込んでくる。
もちろん日本国内にも居る。みんなの党、維新がそうだ。自民党内にも居る。

日本経済を活性化させて、労働者の賃金を上げたいのなら、
新自由主義を排除しなければ、労働者が稼いた利益は、新自由主義者に搾取されてしまう。
「構造改革」「規制緩和」を言う奴は、新自由主義者だ。
こいつらを排除して、元の雇用形態に戻さなければ、
労働者の環境は、何時まで経っても良くはならない。

これからの経済のトレンドを、新自由主義者の排除としたい所だ。



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