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韓国経済の崩壊が始まった

韓国売りが止まらない。
2月のウオンはアジア最低を記録した。
約4000億円を超えるマネーが、韓国から逃げ出した。
韓国は、輸出・投資・消費が落ちている。どうにもならない状況だ。

ドルの利上げの動きから、アジア市場から資金が逃げ出している。
しかしインドネシアのルピアは2.9%上昇している。一方韓国は3.2%下落してアジア最下位だ。
韓国は中央銀行が利下げを見送ったのに下がっている。原因は韓国の経済環境にある。

2月に約4000億円の投資資金が韓国から逃げ出したんだが、
これは韓国国債を中心とした逃げ売だった。
満期を迎えた韓国国債は、乗り換えされず、そのまま引き上げられたのだ。

韓国から資金が逃げ出すのは、中国経済の下落を受けたもので、
韓国は輸出が大きい経済構造。その多くは中国向けの輸出で、
中国経済が大減速している事から、韓国経済の毀損が危惧され、
投資資金が韓国から逃げ出しているという構造。

普通、通貨安になると輸出が伸びるのだが、
中国への輸出が大きい韓国には、これが当てはまらない。
韓国の2月の輸出額は、前年同月比で12.2%減っている。14ヶ月連続で落ちている。
しかもここ3ヶ月は二桁で落ちている。

国内消費にも影響が出ていて、小売販売は前月から1.4%減。設備投資は6%減だ。
韓国経済は急激に悪化している。
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トランプは日本の民主党と同じ

アメリカの大統領選挙、過激発言でトランプがウケているらしい。
こいつ、とんでも野郎で、こいつが大統領になった日には、世界が迷惑する。

アメリカは多民族の格差社会。白人とて今は底辺の生活をしている人がいるそうだ。
日本の健康保険の様なものは無く、民間の保険に加入しなければならない。
日本でいる一般治療だと、盲腸の手術で200万円とか300万円取られる。
救急車も有料なんだそうだ。

そんな底辺の連中にウケているのがトランプで、
トランプは、そういう底辺にウケる発言を繰り返している。
底辺は教養が無いから、トランプの心理の裏側が見えていない。
トランプは不動産王だぞ。底辺の奴らの事なんて心底思っていない。
ウケて票が集まりゃいいんだ。

これ、同じような事が日本でもかつて起きた事がある。
その結果日本は今でも苦しんでいる。

それは、民主党が政権を執った事だ。

民主党は「生活が第一」とスローガンを掲げ、
さも国民に有益な政党である様なアピールをした。

当時、橋本内閣の消費増税で毀損した日本経済にアジア通貨危機が発生し、
日本経済は一気に下落して、多くの国民が苦しんだ。
デフレから完全に脱却できず、庶民は苦しんでいた所に、
リーマン・ショックが発生し、日本経済は世界のどこよりも落ち込んだ。
そんな時に、国民目線であるかの様にアピールする民主党に票が集まり、
民主党が政権を執った。

国民は民主党に期待を掛けたが、
民主党がやっていた事は、日本経済を衰退させ、デフレに陥らせる経済政策を執った。
その結果、円高、株安、金融・財政縮小でデフレが進行して、
多くの企業が破綻して失業者が増えた。
大企業とて、シャープの様に衰退した企業や破綻した企業があった。
そして今は消費増税でデフレから脱却できず苦しんでいる。
更に悪い事に東日本大震災が発生した。

消費税増税を勝手に決め、経済を更にめちゃくちゃにした民主党は、
内部紛争を起こし、国民から呆れられ、ドジョウ総理の解散で失脚し、
再び自公政権に戻った。
国民は懲りたのだ。

苦しんだ国民が、環境の変化を望んで民主党という売国政党を政権に着かせたのは、
今のアメリカにそっくりだ。
アメリカは大企業は景気が良くなっているが、底辺の環境は良くない。
不満が相当溜まっている。
その不満エネルギーが、とんでも候補のトランプに集まっている。
もしトランプが大統領に就任したら、アメリカ国内と世界は混乱する事になるだろう。
そして更に被害を被る人がでる事になり、
トランプを大統領にした事を、後悔する事になるのだろう。







中国経済減速中

この間、くず鉄を処分したら、随分鉄の買い入れ価格が随分下がっていた。二年前の半額以下だ。
理由は中国経済。中国経済の減速で、金属の需要が下がり、相場が下がっている。

中国の経済成長が止まり、鋼材が余りに余っている。
中国は実需より1億トンも多い8億2千トンの鋼材を生産した。
しかし売れなければ商売にならないから、ダンピングして輸出を始めた。

この影響で鉄が大きく下がった。
インドの鉄鋼企業はリストラを行い、タイの鉄鋼企業は破綻した。
ベトナムもくず鉄価格が暴落して、くず鉄業者は商売にならないそうだ。

鋼材だけでは無い。中国が生産するセメント、石炭、工業製品なども、
今後ダンピングが行われる可能性がある。


中国からの投資が引き上げられている。
ファストフードから工業まで、あらゆる投資が引き上げられていて、
中国の外貨準備高は、どんどん減っている。

対照的に、投資が盛んなのはインドで、中国の他、ブラジルやインドネシアなどの
新興国からから引き上げられた投資資金がインドに投資されている。

中国は明らかな生産過剰で価格が低下、つまりデフレに陥っている。
中国の景気減速は、情報を得ている人は、既に数年前から承知していたが、
今になって慌ててももう遅い。逃げ遅れた企業の損失は増大するばかりだ。

またダンピングによって影響を受ける世界中の企業、経済、
中国経済の崩壊は始まったばかりだ。

上海は今日も沈没

ブラックマンデーから一夜明けて、今日の日経平均。底を打って反転し始めた様に見える。
為替も119円まで戻している。
香港、韓国、シンガポール、インドネシアも上昇に転じている。
上海は今日も下落したままで、上がる気配はない。
下落したままで、またストップ安になるのか?政府が今日も介入しているとの情報もある。

恐怖指数は30ぐらいで、上昇基調だ。

中国政府は介入して株価下落を防いでいたようだが、その効果も薄いため諦めたようで、
それがよりいっそうの下落を招いている。
ってか、中国の実体経済はものすごく悪く、これまでインチキで株価を保っていたようなもので、
落ちて当たり前。

有名な投資家も中国から資金を引き上げたそうで、企業も撤退が続いている。
天津の大爆発で、有力な港が使用できなくなったりで、中国経済に落とす影は濃くなる一方だ。

中国の政治体制は、共産党一党独裁で、自由経済とは言えない。
空売り規制だの、実体経済を隠そうとするが、そんな事は他のデータからごまかしようが無く、
目のある投資家はとっくに資金を引き上げている。

日本からの投資も激減していて、中国は投資と下請けで経済を回してきたが、
投資は減る一方、生産拠点は人件費が上がった中国以外の国にシフトされて減少、
さらに世界同時不況で物が売れない。

元の通貨切り下げを行ったが、それが投資が逃げ出す原因にもなっていて、
どうにも手の打ち様が無いのが現在の中国。
中国は外貨が国外へ逃げ出すのを必死に防いでいる様で、
その背景には、外貨準備高が減り続けている事にある。

シャドーバンキングの300兆円とも400兆円とも言われる不良債権の底は深く、
こいつを埋めない限り中国経済の復活はあり得ない。
政治体制に問題が有る中国に、この問題を容易に解決できるとは思えない。

世界経済はしばらくのあいだ、中国という重荷を背負うのだろう。




天津爆発と世界経済

中国近海は浅い。だから大型船が直接港に入れない。
だから中国では、沖で荷物を小さな船に積み替えて港に入っている。

中国は輸出で経済を伸ばしてきた。だから港は重要な経済拠点になるんだが、
天津にも中国有数の港がある。
しかし例の大爆発で、現在天津港は使えない状態にある。
この先当分の間使えないだろう。

天津の大爆発は、事故では無いと思っている。
背景には政治的な事があるのだろう。

日経平均株価、ニューヨークダウとも大幅に下げている。
週末開けの月曜日は、ブラックマンデーになる可能性が高い。

原因は天津の大爆発で、有力な輸出港である天津港が使えず、
天津にある生産拠点が稼働できない事は、中国経済に大きな影響を及ぼす。

ただでさえ実際には悪い中国経済は、これを気に更に落ち込む事になる。
実質経済成長率は2%程度だと言われていて、外国資本が順次逃げ出している。

中国元は国際通貨では無いから、世界的に直接ダメージを与える事は無いが、
中国への投資は既存するから、間接的に世界経済に影響を与える。

問題はその影響がどの程度なのかという事で、現在の所その規模は分からない。
ただ、リーマンショックの様な規模にはならないと俺は推測している。

日本は内需経済なので、本来影響を受けにくい体質なんだが、
デフレから抜け出ていないのに、消費税増税という愚を犯したため、
まだ内需経済の足腰が立っていない状況。
弱っている所への外からの影響は、良いはずがない。
お上は支給補正予算で経済を下支えしなければ、
リーマン・ショック後の様な状態になりかねない。

現在は安保法制でアタマがいっぱいで、経済は二の次だから始末が悪い。
戦後レジュームからの脱却は、安倍っちの政治信条で、
奴の中では、経済政策はそれを貫くための道具でしか無い。
今日本で最大の問題は経済で、経済が二の次の政策だから、相変わらず日本国民は救われない。

さて月曜日の株価、どう動くのか、注視したい所だ。