勝手にぶつぶつ

韓国経済がアベノミクスの影響を受けて、ホントにやばい状況になってきている様だ。

韓国経済はとてもいびつな経済で、
それは、アジア通貨危機の時に破綻寸前まで行った頃から始まる。
韓国の人口は、５千万人程度で日本の１/２程度。
韓国の名目GDPの約半分が外需依存。

これまでウオン安を武器に、世界に韓国の製品を売りまくっていた。
一方日本は円高に苦しみ、多くの家電メーカーは苦戦を強いられてきた。

所が、アベノミクスで金融緩和を実施した所、相対的に経済規模の小さなウオンは、
一気にウオン高に晒され、外需の収益率を落とし始めたのだ。

その外需を稼いでいるのは、財閥系企業である現代やサムスンなんだが、
アジア通貨危機の時に、財閥企業は事実上解体され、そこに外資が大量に入ってきた。

その資本家の多くは外国人投資家で、現代、サムスンが稼いだ利益の
半分以上を外国人投資家に持っていかれてしまう。

また、基礎研究が出来ていない韓国は、日本から資本材と言われる物を輸入しなければ
製品を作る事が出来ないという構造。日本からしてみたら、鵜飼いの鵜と同じで、
鵜飼い経済と揶揄する人も居るぐらいだ。

稼いでも外国に流れてしまう利益、内需は弱く、庶民の生活は苦しいのに、
ウオン高で外需の収益率が落ちてきて、韓国国内の企業経営者の中には、
アジア通貨危機の時よりも厳しい状況になってきていると言う人も居るらしい。

韓国は反日が国是で、日本に頼る事は出来ない。
今月始め、日本との３０億ドルのスワップ協定も打ち切られた。

アメリカは、経済の回復の様子を見て、現在行なっている金融緩和を縮小する方向だ。
そうなると、新興国に投資していた資金を回収する動きが出る。
当然、韓国にも同じ動きが出る事が予測される。
つまり、血を抜かれる様な物だ。

韓国は、日本に頼れないから、中国に接近している。
先月の韓国大統領の訪中の様子を見れば良く分かる。
輸出も、中国向けが一番多い。
韓国は中国頼みなのだ。

しかしその中国も経済を悪くしている。
ジャドーバンクの破綻なんて問題も出始めた。

韓国経済を取り巻く環境は、悪くなる要素は沢山あるが、
良くなる要素は少ない。
韓国の経済界では、相当な危機感を持っている様だ。
何かの報道にあったが、ある経営者はアジア通貨危機の時よりも悪いと言っていたそうだ。

ちなみに、韓国が破綻した所で、日本の経済に与える影響は極わずかだ。
もちろん、韓国と関係の深い企業は痛手を負うだろうが、
韓国との経済的関係が全て無くなったとしても、
日本のGDPに占める韓国経済は、０.０４５％しか無い。
韓国経済が破綻して消滅しても、日本にとっては蚊に刺された程も無い程度なのだ。

つまり、韓国単独が破綻してもどうでも良いんじゃないかと言うのが日本で、
日本経済はそれだけ強力だと言う事なのだ。




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