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囲い込み

囲い込みの事が週刊誌の記事になっている。
囲い込みとは、専任媒介契約を取った不動産業者が、他の業者に情報提供せず、
自分の所で客付けをして、両手で仲介手数料を頂こうという作戦。

こんなの昔から大手不動産会社がやってる。
週刊誌で名前が上がっていたのは三井不動産、住友不動産、東急不動産だ。

こいつら昔からレインズに図面を掲載しているが、詳細な地番が記載されていない。
ハナから業者に出すつもりはないのだ。
しかも地番聞いても適当な事を言ったり教えない。
余程売れなくて、早く決着を付けなきゃならない物件だけだす。

専任媒介契約を締結したら、レインズに登録しなけりゃならないんだが、
一瞬だけ登録して登録証明書を取得して、直ぐに登録を取り下げてしまう。
委任した客には登録証明書を見せて、後は自分の所だけで客付けをすると言う方法もある。

媒介契約を締結した不動産屋が、故意に情報を隠して独占することは宅建業法で禁止されているが、
それを明らかにするのは中々難しい。
だから囲い込みは昔から特に大手業者がやっている事で、
俺からしてみたら当たり前の事だと言う感覚だ。

ちなみにウチはそんな事はしていない。
片手でも良いから早くカネにしたいからwww。

どうも大手がやっていた囲い込みのデータが流出してるとかしそうとかで、
国交省が乗り出す気配があるらしい。
国交省はなあなあじゃなくて、少し大手に対してちゃんと対応してもらいたい。


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