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無題

ビットコインが40%の暴落だそうでww。

前にも書いた通り、ビットコインは子供銀行券と同じ。

通貨は発行者の信用が担保になって価値が出る。

つまり国だな。

その国の国力とか、生産力が担保となって、

その通貨の価値がでる。


ところが、ビットコイン始め、仮想通貨にはそれが無い。

みんなが共通して「価値がある。」と思う事で価値が出ているだけであって、

「価値が無い。」と思えば下がる。

そういう意味では、気分で価値が変わるから、怖い通貨だ。


気軽に変える事もあって、資金隠しに使われたり、

投機のために使われて、値が上がって下がった。


では何でビットコインに人気があったかというと、

通貨の両替に手数料が少なくて済むと言う事。

外国への送金が簡単でスムーズだと言う事。

ニセ金が多い中国で重宝がられた事。しかしこれは中国共産党に潰された。

隠しがねにも便利だ。


外国人旅行者が、ビットコインで支払いができれば便利だ。

そこで日本国内でもビットコインで支払いができる店舗が現れた。


でもな、今回の様に値が下がったらどうするんだろうな。

例えば10万円の商品を売って、

現金に両替する前に40%も値が下がったら大損だ。

それに交換所に両替が殺到した時に

両替所は決済できるのか?


俺はこの手の投機には興味も無いし第一嫌いだ。

だから誰がどうしようと関係ないが、

どこかの書き込みに3000万円すっ飛ばした!

という奴の書き込みを見たが、ご愁傷さまだ。


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内部留保

景気が良くなっているとはいうものの、実感が無いという。
失業率は改善し、これまで職が無かった人も、何らかの職にありつけ、
収入を得る事ができる様になった。
それが広がって、全体の総数としてGDPを押し上げる事になり、
景気は拡大しているという事になるんだが、
個々の感触としては、まだ十分景気が回復したとは思えない。

それは、個々の収入がまだ十分では無く、生活に余裕がないからだ。
生活に余裕が出てくれば、景気が良くなったと、みんなが思う様になる。
しかも消費税を増税してしまったから、余計に個々は悪くなって消費をしない。


企業も全体としてのパイは上がっている物の、それが継続する安定感が無いから、
利益を投資する事無く、景気が落ちた時の為に使わないで内部留保する。

ウチも小さいながら企業だから、全く同じ。
利益が上がっても、有益な投資はするけれども、むやみやたら投資したり消費したりしない。
これは、これまでのデフレ不況で、企業が学習した結果で、
不景気の時に一番必要になるものは、現金だという事を学習したからだ。

消費が回復して、景気回復が継続する事が確認できたら、
企業は積極的にカネをを使うようになる。
けど、今の状態、その内また消費税が増税されて景気が落ち込む事が分かっていて、
半島有事などの、経済に大きな影響を及ぼす不安定要素がある内は、
企業は、来る不景気に備えて内部留保を積み上げるのだ。

この心理は、経営者なら良く分かる。
共産党などは、内部留保を吐き出させろというが、その先の保証が無い限り、
企業は守りに回るのは当然だ。
今少しだけ景気が良くなって、安全な範囲で企業は戦っている。決して無理はしない。

どうしてこういう事になるかというと、金融・財政政策の失敗がこういう事になるのだ。
戦後先進国で唯一デフレに陥ったのは日本だけだ。この原因は主に金融政策の失敗で、
その責任者は日銀だ。

黒田総裁に代わって、やっと金融緩和を行って景気が良くなってきたんだが、
こんどは財務省が増税で足を引っ張って、政治家が財政規律で足を引っ張っている。
だから全体の景気が良くならず、企業は不安手要素があるから内部留保を蓄積する。

今の政治化は、二世・三世や素人のあつまりで、
役人は前例主義だからちっとも前に進んで行かない。
だから、こんなだらだらした状態がこの先も進んで、
内部留保が吐き出される事も、当分は無いのだろうな。

マンション売れ行き不振

首都圏郊外の不動産はデフレである事はこれまで事あるごとに書いている。
東京23区でも、外れの方もデフレだ。
都心のマンションでさえ、売れ行きが落ちていて、値下げもされていると言う。

俺が思うに単純な話で、供給過多なのだ。それでデフレが起きている。
団塊の世代のジュニアの購買層が通り過ぎて、その後、一時取得は減少している。
更にバブル崩壊と、消費税ショックによるデフレ不況による就職氷河期世代で、
彼らには十分な収入と貯蓄が無い。
それに加えて、一時よりはましになったとはいうものの、
住宅ローンの審査が厳しくなった事により、
住宅購入のハードルが上がっているのだと俺は見ている。

関東の不動産の動きは、都心を中心に時計回りに動く。
昨年あたりから、都心を含め、良いという話は聞かない。
どの地域でも在庫があって、値引きが展開されている。
一時人気のあったエリアでさえ、良い話は聞かない。

一昨年まで、外国人、特に中国人の需要が多かったが、
それも中国の規制によって消えた。それは正にバブルだった。

さて、今年の展望なんだが、末端経済が回復しない限りは首都圏の不動産市況は良くならない。
日本経済は、まだデフレから脱却できていない。
確かに失業率は大幅に改善したが、それとて必要な目標値には達していない。
そして何よりも、財政出動を絞ってしまった為に、末端にマネーが流れていない。
更に消費増税で、末端からマネーを吸い上げているのだから、良くなる訳がない。

今の不動産市場全体の悪さを何とかしようと思っても、業界だけではどうにもならない。
まずは何より、デフレを完全に脱却しなければ、不動産業界はもちろん、
他の産業、業界も良くならない事は言うまでもない。

今年の年頭の安倍っちのあいさつで、財政出動を積極的に行い、
デフレからの完全脱却を目指す旨の発言があった。
この発言は全く遅いが、評価はできる。
いくら金融緩和しても、それには限界がある。
不況の中、マネーを末端に直接流せるのは、財政出動しか無いのだから、
やっと今になってその事の重要性を理解したようだ。

都心のマンションの売れ行きが回復した時、
その時が、日本経済の回復の芽が出た時だとも言える。

米国の利上げと日本経済

アメリカがいよいよ利上げだ。
リーマンショック直後から金融緩和を続けて来たFRB。
その出口に向かったという事だな。

米ドルは国際決済に使われる基軸通貨になっている。
その本国であるアメリカが利上げするとなると、
世界に投資されていた米ドルが、本国へ向かう事になる。

生憎世界は不況だ。比較的良いのはアメリカと日本だけ。
当然そうなれば、外国に投資されていた米ドルは、金利の高い本国アメリカに流れる。
すると、投資されていた発展途上国からマネーが抜けてゆく事になる。
これまで、発展途上国は、主に米ドルによって投資を受けていた。
そのおかげで、昔に比べたら、随分経済成長した。

しかしドルが抜けてしまうから、これまでの様な好景気という訳にはゆかない。
かといって、強力な流れになる訳では無いから、ショック症状が出るとは考えにくい。
経済成長が鈍る程度なんだろう。

日本経済も影響を受けて、利上げは金融収縮だから、相対的にドル高、円安になる。
日本株の投資は、外国人が多いから、円安になると割安感が出て日本株か買われる。
さらに円安によって、輸出企業の利幅が増える。

デフレから脱却できていない日本経済は、あべっちの方針に寄れば、
まだしばらく金融緩和を続けることになる。
更に円安傾向は続く事になるから、デフレにとって円安は良薬になる。

が、しかしだ。
日本経済の対策がダメだ。いつも遅く、いつも少ない。
相変わらず小出しにしているというか、消費増税なんて逆な事をやって
せっかく出た景気回復の芽を摘んでしまった。

この秋から補正予算が執行されているが、その効果はまだ出ていない。
ってか、経済の底辺はあまり変わっていない。

では、他の政党がまともな経済対策を打ち出してくれる期待があるかというと、
まるで無い。
比較的まともな事を言っているのは維新ぐらいで、民進党なんかの経済政策は、
デフレへ逆戻りの政策を大威張りで叫んでる。あいつらバカだ。

今年の経済は悪かった。
首都圏郊外の不動産屋なんて、メタメタに悪い。
お歳暮が全然来ないし、忘年会も無い。
いつもこの時期、旅行に行く会社があるんだが、今年はゆかないらしい。
従事者も減っている様で、法廷研修がガラガラだ。

政府が消費増税をしてしまい、日銀も金融緩和の手を緩めてしまった。
やっと財政出動の重要性を理解して、補正予算などで財政出動を始めたが、
規模は小さく、時期が遅い。

政治家や日銀が経済の事を理解していないからダメなのだ日本は。
日本の経済学者はバカで、そのバカの言う事を、政治家も日銀も鵜呑みにするから、
日本はいつまで経ってもデフレから脱却できず、世界から笑われ、
日本から経済学者のノーベル賞受賞者が出ないのだ。

果たして来年はどうなるのだろうか。
今の所、良くなる兆しは無い。
ウチみたいに小さくて、安定した貧乏な所は平気だが、
ある程度の規模を持っている所は大変だろうな。
来年は、業界的に淘汰があるような気がする。


業界激震

今年も残す所、あと三週間だ。早い物だ。

今年は悪かったな。業界全体がダメだった。
特に春以降、動きがぱったり止まった。
法廷研修でも、以前は席がいっぱいで、立ち見が多数いたのに今では7割程だ。
それだけ不動産業に従業している数が減っているという事だ。
減っているのは当然景気が悪いと言う事で、良ければ増えている。

この時期、ウチの事務所には、続々とお歳暮が届くんだが、
今年はテンで届かない。
つまり、お歳暮を贈る体力も残っていない程切羽詰まっているという事だ。

知り合いの奥方がデパートに勤めているんだが、
聞いた話によると、今年のお歳暮の発注量は、昨年の半分程度だそうで、
企業の設備投資が減っている所をみると、不動産業界だけでなく、
他業種もきびしいみたいだな。

そういえば、忘年会の声も掛からない。
昨年まで毎年やっていた会社も、今年はやらないみたいだ。

それから、毎年この時期に海外旅行に行っていた不動産屋も、
今年は取りやめだそうで、首都圏郊外の不動産屋は、どこも厳しい様だな。

ウチと言えば、別にウハウハ儲かっている訳ではないが、
安定した貧乏で、あまり変わらんwww。
ただ、ウチは不動産と建設をやっているんだが、
不動産の割合が減って、その分建設の仕事が増える傾向にあったな。
だからウチの場合、例年と収益はかわらんと言う訳で、
不動産一本でやっている所は、厳しいのだろうと察しが付く。

来年も同じような状況か、下手したら悪くなるかも知れない。
お上が景気対策で、公共投資を若干増やしたが、規模も足りず、時期も遅い。
そんなんで、あまり来年も期待はできそうもない。

とはいう物の、年は確実に押し迫っていて、
ウチの会社も年内はクリスマスイブまでの営業となっているが、
例年のごとく、実態は30日ぐらいまでやっているのだろうな。