忍者ブログ

ブラックに人が集まらない

いわゆるブラック企業と言う会社に人が集まらず、賃金を上げているらしい。めでたい。

有効求人倍率は改善している。
ただし、今はアルバイトや非正規が中心だ。
景気が回復して人手が必要になれば、まずはアルバイトと非正規から人手不足が始まる。
その内に正規社員の増員が始まる。

ブラックだと言われた牛丼チェーンのすき家なんだが、時給を上げたにも関わらず、
人が中々集まらず、開業できない店舗があるそうだ。

役所の公共工事が入札不調に終わる事が多発している。
これは人件費や材料費の値上がりで、役所が提示する工事金額では
合わないため、入札する業者がいないと言う事だ。

これらの現象は、
アベノミクスの量的緩和と財政出動は、確実に効果を上げているという事だ。
日銀も量的緩和は今後も続けてゆくと発表した。

更に経済を回復させるためには、量的緩和したマネーを、如何に実体経済に流すかが課題だ。
銀行は未だ融資には慎重だ。それは住宅ローンの審査を見れば分かる。
住宅ローンの審査は相変わらず厳しい。
これでは世にマネーが流れない。

リーマンショック前は、バカみたいに住宅ローンが出た。
やり過ぎだろうと言うぐらい出た。
その結果、不動産市場は活況を呈し、郊外でも地価の値上がりがみられた。

銀行は景気はまだ本格的に回復していないと見ている訳だ。
まぁその通りなんだが、だから金を貸さない。
これが出るようになれば、景気回復のスピードは一気に上がる。
懸念されるのは、消費税を増税してしまい、一時経済が停滞してしまったから、
その影響が、どこまで出るかだ。

訳のわからん評論家や学者が量的緩和と財政出動を否定する、
特に紫の髪をした大学教授。
確実に効果が出ている。これについて何と言うのか聞いてみたい。

今後如何にスピーディに効果をあげられるかに掛かっている。

人手不足は、景気回復の予兆なのだ。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村
PR