忍者ブログ

やっぱり景気は悪かった

消費税増税を発表した後辺りから、直感的に景気が下振れしてる様に思っていたんが、
案の定、それが数値に出た。

感覚的には、消費税増税が発表された後ぐらいから、消費が消極的になった印象を持っていた。
それを感じた理由のひとつに、ホームセンターのクルマの数。
以前は駐車するスペースを探さないと無かったのが、すんなり停められた。
大晦日の時も同様で、満車覚悟で行ったのに、良い場所にすんなり停められた。

内閣府が発表した1月の街角景気調査によると、
現場判断指数は前月比1.0ポイント低下の54.7で、
三ヶ月ぶりに悪くなった。駆け込み需要を感じない訳だ。

知り合いの蕎麦屋が「いつまで持つか。」とぽつりとつぶやいた。
この蕎麦屋、以前は昼時ともなると満席で、出前も結構あって、人を雇って営業していたが、
今はオヤジとオカミさんの二人でやっている。

好不況の分かれ目である数値、50は12ヶ月連続で上回っていて、
景気はゆるやかに回復しているとしているが、
それは全体としてであって、末端は悪いままだ。

2~3ヶ月後の景気を示す先行き判断指数は5.7ポイント低下して49.0で、
二ヶ月連続して低下した。
このマイナス幅は、東日本大震災以来の下げ幅で、14ヶ月ぶりに50を下回った。
つまり、景気は悪くなると言う事だ。
この下げ幅は言うまでも無く、消費税増税による反動を見越したものだ。

現在量的緩和に依る円安で、輸入品を中心に物価が上がっている。
それに対して賃金は上がっておらず、
実質賃金は下がっている事になる。景気が悪いと感じる訳だ。

これは、デフレからインフレに脱却する時のプロセスなんだが、
悪いタイミングで消費税が増税される。
経済をちゃんと理解していたのなら、決して消費税増税などしなかったと思うが、
安倍っちはそこまでお利口さんじゃないから、こういう事態になる。

消費税の反動がどれだけ影響が出るのかは、その時になってみないと分からない。



にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村

PR