勝手にぶつぶつ
タレント崩れの出鱈目経済論
この所、
対米為替が円安に振っている。
おおむね125円/ドル程度だ。
この事についてタレント崩れが、
出鱈目な経済講釈を垂れている。
こいつ一応経済学部卒業らしい
まずは、
タレント崩れの主張を見てみよう。
※印以下は俺の突っ込みだ。
今起きている円安は「悪い円安」で「危機的」だ
円安になって輸入品の価格が上がる。
これは「悪い円安」
「125円を突破する驚異的な円安。」
※以前も120円か125円は普通にあったけど。別に何ともない。
むしろ輸出産業は120円ぐらいが心地よい。
輸出が伸びると日本経済に好影響。
円安になる事は、
円の価値を失う事。
円の価値を失う事は危険な事。
※円安・円高、つまり為替レートは、
基本的に二国間の通貨発行量で決まる。
円の価値が下がるから円安になるのではない。
円安、円高は為替レートの話で、
円安=円の価値が低い 円高=円の価値が高い
ではない。
アメリカとヨーロッパは中華コロナを克服して、
経済を回し始めた。
需要に対して供給が足りない状態。
その結果景気が良くなって物の値段が上がりインフレになった。
その為、金利を上げる事になった。
※中華コロナを克服して景気が良くなって供給が足りなくなった訳ではない。
もともとECBもFRBも金融緩和をじゃんじゃんやっていた。
そこに中華コロナショックとプーチンショックで供給が減った事により、
物の値段があがっただけ。
金利の安い日本よりも、
金利が高いアメリカの方がよいため、
円が売られ、ドルが買われた為に円安になった。
※それはその通り。
かつては有事の円買いと言われたが、
今は選ばれておらずドルを買っている。
日本は金利が安く、マイナス金利になっている。
日本は金利が低いために、金融機関が疲弊している。
その事を世界は見ている。
※有事の円と言われたのは、
歴代日銀は馬鹿だから、
世界で何が起きようとも金融政策は変えずにいて、
その為、円が為替に左右されないため、
安全資産として買われただけの話。
円に価値があるから買っていた訳ではない。
3月に日銀が、指値で国債を買い入れした。
日銀は金利を抑制する為に積極的に国債を買い入れた。
日銀は金利を上げないと見た事から、
日米の金利差が開いた。
この事から、
一気に為替が円安に振った。
※日銀が国債を買い入れたのは、
中華コロナショックで経済が後退しているから金融緩和を行ったに過ぎない。
なぜ日銀は金利を上げないのか?
日銀が金利を上げないのは重大な事だ。
円が売られてドルが買われることは恐ろしいことだ。
※コアコアCPでみたら日本経済はマイナスだ。
デフレの時に金利上げるバカはいない。
通貨の価値は国の力と連動している。
※ある意味その通り。
円が安いのは日本の価値が低いとみられているから。
※それは違う。二国間の通貨発行量によってレートは上下する。
ロシアのルーブルと比較しても日本円は弱い。
※これの根拠がわからん。多分、チャートを読み間違えているんじゃないか?
ロシアルーブルは戦争で暴落した。
プーチンは天然ガスの支払いはルーブルとすることを宣言した。
それはプーチンがルーブルの価値を落とさないためだ。
※あほかww。西側諸国からロシアのドル決済ができない様に規制を掛けたため、
仕方なくルーブル決済にしただけだww。
戦時下のルーブルと円を比較すると、
円の方が価値が低い。
※だからその根拠が分からん。お前、チャートの見方も分からんのか?
円よりも価値が低いのはトルコリラ。
トルコは何をしたのか。
トルコの例。
トルコは急激なインフレになった。
※トルコはシリアに侵攻した事によって経済制裁を受けている。
通貨価値よりも物価があがる。
トルコはインフレなのに金利を下げた。
それによってインフレが加速。
インフレによって資産が目減りする。
トルコリラは10年間下がり続けて
10年前の1/10の価値になってしまった。
国民は貧困にあえいでいる。
通貨が価値を失う事は恐ろしい。
※それはトルコの大統領がバカだから。
円安は外国の物が高くなる。
円安がこのまま進むとかなり厳しい。
円安がの続くのか続かないのか?
アメリカはこれから先まだ金利を上げる。
日本は金利を上げないとしている。
経済界・政界は日銀になんとかならないか?と言っている。
※大手輸出企業は円安歓迎。困るのは中小企業。政界で利上げいう奴誰?
そいつは銀行屋の手先だ。
日銀はどうして金利安にこだわっているのか。
※景気は回復しておらず、デフレギャップが20~30兆円あるから。
「日銀は金利を上げろ!金融緩和をやめて正常化しろ!」
という学者もたくさんいる。
※利上げしろ!と言っているのは、銀行屋出身の学者。
黒田はなぜ金融緩和をつづけるのか。
90年代日本はバブル崩壊
99年から物価が下がり始める デフレ 景気の悪化 不況
デフレスパイラス
2009年 (経済白書に)デフレが明記される。
2010年代日本はIT産業から取り残される。
スマホ開発に乗り遅れる
アメリカ、中国製が売れる。
日本は産業のイノベーションが起こせなかった。
※当時民主党・白川総裁時代で、リーマンショックの不景気なのに
金融緩和しなかった。
先進諸外国は、3倍~5倍マネーストックを増やした。
その結果、超円高になって、
日本企業は外国企業と全く戦えない状態に陥ってたから。
黒田総裁2013年就任
黒田権力絶大
物価上昇2%を2年で達成する。
黒田の金融政策は、
大幅な国債の買い入れ=国の借金を日銀が買う。
国の借金を中央銀行が買うのはご法度。
※政府の子会社である日銀が国債を買い入れる事は別に悪い事ではなくて、
金融緩和の手法のひとつ。
ご法度と言っているのは、Zと金利を上げたい銀行屋あがりの学者。
そうしてまでも市場にマネーをじゃぶじゃぶにする。
これによって好景気にする。それが黒田バズーカ。
※景気の悪い時にマネーストックを増やすのは当たり前の事。
ECBもFRBもじゃぶじゃぶにした。日本はその量も少なく、タイミングも悪い。
所が目標は達成できなかった
ひとつの原因は消費増税。
※その通りだな。
その他に産業イノベーションが生まれなかった。
※だからそれは、円高で日本メーカーがボロボロになってしまったからだ。
そして金融緩和が足りず、経済が回復していないから。
複雑に経済が絡んでいるから、
目標達成できなかった理由は分からない。
事実として物価上昇2%は達成できなかった。
※理由は上記した通り。
2016年、マイナス金利導入
金融機関は収入減になった。
しかし日銀は金融緩和策を続けた。
※景気が良くならないんだから当然だ。
今に至るまで物価は上昇しなかった。
アメリカ・ヨーロッパも金融緩和した
コロナでモノ不足が発生してインフレになった。
金利を上げる事にした。
※諸外国はじゃぶじゃぶの金融緩和で、
もともとインフレだった。だから金利を上げる事にしただけ。
日本は景気が悪いから金利を上げられない。
2022年の各国の金利は、
アメリカ7.5% 韓国3.5% 世界平均7.2% 日本0.5%
金利を上げられないのは日本だけ。
※そりゃ日本は金融緩和(マネーストック量)が足りないからだ。
日本だけ取り残されて金利が上げられない。
※「取り残されて」と認識している事が大間違い。
学者・国民・政治家から金利を上げろコール
※だから、金融緩和が足りないから景気が良くならず、インフレ目標にも達しない。
当然金利があげられる訳ない。金利を上げろというのは銀行屋がらみと年寄り。
今金利上げたら日本経済パンクする。
円安を防ぐには金利を上げるしかない。
※だから、為替レートは基本的には二国間の通貨発行量で決まるんだって。
しかし日本は不景気で金利が上げられないから、
これ以上円安が進まないことを願いうしかない。
※金利差でレートは影響で上下するだろうが、基本は二国間の通貨発行量で決まるから、
別に祈らなくても大丈夫。
事態はレッドゾーン
消費者物価指数2%達成できなかった。
所が、これが4月に達成できそうだ。
その理由は原材料費の高騰。
社会の情勢不安によって原材料費の値上がり。
需要の増加によって物価が上がるわけではない。
2%達成しているのだから金利を上げろ!
※資源高でモノの価格が上がっているだけ。
物価と価格を一緒にしてはいけない。
お前、本当に経済学部卒業したのか?
しかし黒田日銀は上げない。
景気が悪いのに物価が上がり始めた。
給料が上がらないのに物価があがる。
スタグフレーション。
※だから金利は上げずに金融緩和するんだよ。
デフレギャップは25兆円ぐらいある。
これを埋めないと景気は改善しないどころか後退する。
物価は上がるが景気は良くならない。給料も上がらない。
金融緩和を引き続き行う(金利を上げない)
それはトルコと一緒。
※一緒じゃ無いww。
日米の金利差で円安
物価上昇でも日本は金融緩和。
※当然だろ。コアコアCPIはマイナスだ。
日本は自力で何もできない。
構造上の事だから、何もできない。
祈るしかない。
※勝手に祈ってろ。
もうね、
つっこもどころ満載。
このタレント崩れ、
経済学部卒業らしいが経済の事を理解していない。
しかもトンチンカンを声高に叫び、
それに賛同する馬鹿が如何に多い事か。
銀行屋は金利を上げる屁理屈として、
為替と日本円の信任(日本円の価値)を軸にして、
利上げの屁理屈を展開する。
ひどい奴になると、
円安は通貨の価値が落ちる事だとまで言っている。
その屁理屈を鵜呑みにしたのがこのタレント崩れ。
こいつ、出鱈目の屁理屈を信じている。
結論を言うと、
円安になると輸出が伸びてGDPが伸びる。
日本経済にとってはプラス。失業率も減る。
為替は二国間のマネーストックの比で決まるから、
円/ドルが200円とか300円とかになる事は計算上も無い。
ただし金利差から揺らぎはあるが、
大きく変わる事は無い。
況してや、
円の信任が落ちる事もない。
120~130円というのは、
日本経済にとってはむしろ心地よいレートだ。
アメリカの利上げは、
アメリカが金融緩和と大規模な財政出動を行った結果、
消費者物価指数が7%を超えてしまったため、
これに軽くブレーキを充てる程度のもので、
アメリカ経済がマイナス成長になる様な大ブレーキでは無い。
先述した通り、
「日本も利上げしろ!」
と言っているのは、
利上げしたら儲かる銀行系のエコノミストや、
銀行上がりの学者だ。
タレント崩れは、
こいつらが言う事を鵜呑みにしている。
バカだ
しかしこのタレント崩れの言う事を絶賛している奴が多いのは、
うすら寒くなるな。