忍者ブログ

祝 国土強靭化法案可決

昨夜、国土強靭化法案が可決した。
マスコミは特定秘密保護法案を取り上げているが、そんなもの、庶民には殆ど関係ない。
野党も分かっている。存在感を表すためか、半島左巻きの為か知らないが騒いでいるだけだ。

国土強靭化法は、自然災害の多い日本を、災害に強い国土にする為の法律。
津波を防ぐ防波堤や避難施設、傷んだインフラの整備などを全国に実施する。

総予算200兆円。2020年の東京オリンピックを目処に実施されるそうだ。

これが実施される事によって、経済は活性化する。

経済は民間経済と、政府経済で動いている。
長引くデフレ不況で民間経済は動けない。だから日銀がいくら量的緩和しても、
民間経済が動いていないから、そのマネーは市中にながれない。

そこで財政出動が必要になる訳だ。
財政出動だから、経済効率には関係なく市中に流される事になる。
それが刺激となって、民間経済も喚起し、全体を動かす様になる。
日銀が量的緩和したマネーが市中に流れ、更に民間投資を呼びこんで、
大きな経済の流れが出てくる仕組みだ。

実は量的緩和と財政出動をセットで行うと言う事は、世界でも実施されていない。
以前実施されたのは、戦前の高橋是清だ。
これによって、日本は世界に先駆けて大恐慌を克服した。
同じことをやろうというのだ。

しかし日本では、新古典派経済学が主流を占めていて、この政策の足を引っ張っている。
消費税増税はもちろんだが、国土強靭化法案の実施に際して、財政規律を求める声が既に出ている。
今は民間経済が動けないのだから、財政出動でじゃんじゃん流さなければ経済は動かない。
経済が活性化すれば、税収が上がり、
毎年2%のリフレになれば、6年後には財政は健全化する計算になる。

だから今は財政規律うんぬん言ってはいけない。
巨大な民間経済を動かすために、財政出動を惜しんではいけない。

量的緩和と(第一の矢)財施出動(第二の矢)をセットで行う事で、
デフレ不況を脱し、経済を活性化させる。これを世界が注目している。
そして経済が活性化して、安定したリフレになったら規制緩和(第三の矢)なのだ。

ただし、消費税を増税してしまったから、それがどこまで足を引っ張るのかが懸念される所。

兎も角、国土強靭化法案が可決され、来年度予算に乗る事は決定した。
経済は良い方向に向かっているのは間違え無いと言う事だ。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村
PR