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年金 100年心配プラン

俺が言っていた通りだ。

年金は100年安心だと曰わった小泉政権。
以前より年金はアテにならないと俺は思っていた。
どこが安心なんだか、バカバカしいと思っていたら、案の定だ。

『厚生労働省は3日、公的年金の財政検証結果を公表した。働く女性や高齢者の割合が大きく増えなければ、
40年後の年金給付の水準は今より3~4割目減りし、現役世代の平均収入の5割を割り込む計算。
働く人が増えるケースでは、50%以上を維持する。少子高齢化で年金制度が大きく揺らいでいる現状が浮き彫りになった。』

俺がサラリーマンやめて独立した理由のひとつは、
自営業は体が元気なら、一生働けると思ったからだ。
体だけはやたら丈夫だ。

俺達の世代は年金なんぞアテにならない。絶対に年金難民が出ると思ったからで、
どうやらその通リになりそうだ。

今企業の定年は60歳。長くても65歳。
これを70歳まで伸ばした所で、体が言うことを効かなくなってくるから、
第一線で仕事が出来る人は減るだろう。
老体に鞭打ってまで労働者として働かなくてはならない。

中小企業の退職金なんてアテにならない。
1千万円貰えたら良いほうだろう。
ウチに来ている信金職員なんか55歳が定年で、
店長(課長)クラスで退職金は1千万円程度で、その後は嘱託で給料は半分なんだそうだ。
それも残れればの話だ。
残れなかったら、ハローワークに行って職探しだそうだ。

住宅ローンが残っている人は目も当てられない。
年金もらうまでの空白期間は、少ない退職金を取り崩すか、
働いて収入を得なければならない。
年金が支給されても、少ない年金からローンを支払わなければならない。
実際年配の人の住宅ローン破綻が増えている。

韓国では、年寄りの自殺が物凄く多いのだそうだ。
ちなみに韓国の年金は、日本円にすると月あたり8千円程度なのだそうだ。
そりゃ暮らして行けない。

俺達が定年になる頃には、韓国と同様になっていると思う。
暮らして行けない年寄りがやたら増えるのだろう。

俺も安泰ではない。
世の中に貧乏人が増えて、購買力が落ちる。
今のままでは商売が先細る。
だから、そうした人向けの商売も考えなけれなならない。
ただ俺の場合、前述したように、年金が減らされたとしても、
何か商売をしていれば、食うには困らないだけの収入は得られる。
そこは長年独立してやっていた者の強みだ。

これから10年、20年後の日本は、
食えない老人問題が大きな問題になるのだろう。
俺達の世代は、阿鼻叫喚の老後になりそうだ。








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