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じわじわ落ちる政権支持率

安倍内閣の支持率がじわじわ落ちている。
原因は集団的自衛権とか言っているが、ちがうだろう。経済だ。

せっかく日銀の金融緩和が始まったと言うのに、財政出動は絞るは、増税はするはで、
末端経済はちっとも良くなっていない。むしろデフレが継続している。
いや一部ではスタグフレーションだ。

東大指数を見ると、6月中旬からプラスを上回る事は無く、マイナスで低迷している。

不動産屋の立場から言うと、客足ががっくり落ちて、強気だった建売屋も価格を大幅に下げてきた。
売れないのだ。

賃金が上がらず、物価だけ上がって末端の暮らしは厳しくなるばかり。
一部の企業や公務員だけは良くて、他は全滅。
景気が良くなるって言っていたのに、嘘じゃん!というのが庶民の感覚なのだろう。

増税さえしなければ、順調に経済は回復して行ったのに、
再び奈落のそこに突き落としているんだから、支持率が落ちるのも当然だ。

東京都内の不動産も一時は活況を呈していたが、その裏には建築費や人件費の高騰で、
動かなくなっている物件もある。

これまで投機中心で不動産が動いていたが、それも一段落。
実住が動かないから、投機が一段落してしまったら、途端に動きが悪くなった。
郊外は元々しょっぱい。

消費税増税は民主党政権の時に決めてしまった事とは言え、
政治的に力があればひっくり返せたのに、バカなのか何か裏にあるのか知らんが、
相変わらずトンチンカンな経済政策を日本はやっている。

どこかのエコノミストが7月から経済は回復すると言っていたが、
そいつをここに連れてきて、現状の解説をやらせたい。

今の様子だと、消費が好転する材料は無いな。
政権支持率はますます落ちるのだろう。



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