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米 金融収縮の影響

FRBが、
メリケン国内の物価高を鑑み、
来年3月を目処に金融収縮を前倒しすると公表した。
日本経済からみたら、
ある意味うらやましい。

米ドルは基軸通貨で、
貿易の代金支払いはドルで行われる。
外国への投資もドルで行われる。
そのドルの量が減ってゆくと言う事で、
水が乾く如く、
ドルは末端から減ってゆくことになる。

まず影響を受けるのは、
発展途上国に投資されていたドルで、
発展途上国に投資するよりも、
金利が上がる米国内に投資した方が利益が出る動きがあり、
そちらにシフトする事になる。

この事で困るのはお隣の南朝鮮で、
南朝鮮は先進国で唯一、
中央銀行が赤字の珍しい国だ。
もっぱら外国からの投資で成り立っている所があり、
南朝鮮からドルが抜けると、
南朝鮮経済は血を抜かれる様なもので影響が出る。

南朝鮮のGDPの多くは外需によるもので、
当然決済にはドルが必要になる。
果たしてドルは足りるだけ持っているのだろうか。
南朝鮮政府によると、
外貨準備高は十分にあると公表している。
ホントかな?

今南朝鮮は経済の天才文在寅大統領の経済政策により、
どん底に落ちつつある。
先行き真っ暗な韓国から外資が引き上げ始めており、
外資の銀行も引き上げている。
あからさまに韓国からドルが抜けていると言う事だ。

この所ウォン安が進んでいる。
外需が大きい南朝鮮経済にとってウォン安は
一見良い様に見えるが、
韓国経済は絶妙な為替バランスの上に成り立っていて、
ウォン安が進んでしまうと、
これもまずい事になる。
そこに上乗せしてFRBの金融収縮だ。

韓国経済は既にメタメタで、
若年層の失業率は20%に達し、
実際はもっと高いんじゃないかと言われている。
ここ何年か、
韓国から景気の良い話は聞こえて来ない。

しかも尾美クロンボ株により中華コロナ患者が爆増しており、
これにFRBの金融収縮が重なったら、
韓国経済は場合によっては、
泣きっ面にスズメバチになる可能性もある。

日本はというと、
日銀は今のペースで金融緩和を続けると公表しており、
為替については円安に振る事になり、
どのぐらいになるかは計算しないとわからないが、
程よい程度に落ち着くのでは無いかと推察している。

しかし日本経済からすると、
今の状況を鑑みれば、
もっと金融緩和すべきだと思う。
もしちゃんとした金融政策で、
今よりももっと金融緩和すると円安に振り、
その辺りのバランスを見ながらやらないとダメだ。
でもまぁ、
ヘタレな日銀は今よりも金融緩和するとは思えず、
リーマン・ショック並の経済的影響もあって、
日本経済はジリ貧が続く事になるのだろう。

これまで外資の投資でウハウハしていた発展途上国は
一段落付く事になるのだろう。
そこに支那が入り込んでくるのかも知れないが、
支那は先進諸国から経済制裁を食らっていて、
国内のバブルも弾けて嘗ての元気は無いだろう。

世界の経済伸び率は一段落するのかも知れない。

まぁ、
世の中は常に動いていて様々な事が起きる。
その事によって経済も変化するから、
結局予測はあくまでも予測で、
「将来こうなる!」
なんて確実性は、
どこにも無いと言うのが結論だな。
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