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感電注意

先日東北新幹線の与野付近で架線が切れた事故。
事故復旧に赴いた作業員が感電して重症を負った。

詳しい状況は分からないんだが、
切れて垂れ下がっていた架線は通電していて、
触れてはいないものの、
近くに寄ったため感電したようだ。

新幹線の電気は交流2500Vでかなりの高電圧。
直接触れなくても近づくと
雷のように空中を通電して感電する。
昔の話だが雨の日に、
カーボン製の釣り竿を担いだ釣り人が
交流電化の踏切を渡った所
感電した話を聞いた記憶がある。
これも直接架線に触れたわけでは無く、
釣り竿の先端が架線の近くに来ため、
釣り竿と人間を通じて大地に電気が流れたものだ。

首都圏の在来電化路線は殆ど直流1500Vだから、
交流電化路線に比べればマシなんだが、
それでも1500Vだから命に関わる。
街中の電線も6600Vの交流が流れているから、
工事関係者は注意している。
ちなみに人間が耐えられる電圧は、
20から50Vぐらいで、
電気は目に見えないから、
素人は手を出さない方が良い。
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