勝手にぶつぶつ
調布の陥没事故
調布で突然道路が陥没した。
報道で見ると幅2m、長さ3mぐらいの縦長の穴で、
深さは5mぐらいあるらしい。
陥没事故が起きた約40m下ではトンネル工事が行われている。
ただし、
トンネル工事が原因なのか、
因果関係は現在の所分かっていない。
念のため、
トンネル工事をストップしているらしい。
道路が陥没するという事は割とある事だ。
陥没するのは道路に限らない。
道路以外でも陥没が起こる事は割とある。
原因は当たり前だが、
穴が開いた部分の土がどこかへ行ってしまった事による。
ではどこに行ってしまったのかと言うと、
これには地下水が影響している。
地下水の流れが土を一緒に流してしまうのだ。
水みちというのがあって、
地下水の流れによって、
モグラのトンネルの様な穴が地表から開く事は良くある。
大抵水みちの先には地下水の流れがあって、
大雨が降ると水みちにそって染み込んが水が地下水脈に向かって流れ、
一緒に土砂も流してしまう。
そして穴が開くと言う訳だ。
これの補修方法は、
まず水みちに圧力を掛けた水を流す。
更に棒で突いて穴を確保する。
穴に水が溜まる様になったら、
次に水を流す勢いを利用して、
水と一緒に少しづつ砂を流しいれて穴を埋める。
昔から行われている「水締め」という方法だ。
昔は粒が大小混じる山砂を使っていた。
粒が大小あると、
ぎゅっと詰まって都合が良い。
だけど山砂は比較的高価な為、
最近でRC砂を使っている。
RC砂は安価で山砂に特性が似ているから、
もっぱら最近はRC砂が水締めに使われる。
件の現場でも砂で埋めて復旧作業を進めている様だが、
もしも地下水脈によって吸われてしまったものならば、
単に砂で埋めるだけでなく、
セメントなどを混ぜるなどの処置をしないと、
再び穴が開く事になる。
まぁその辺りはプロがやっているから、
ちゃんと措置をとっていると思われる。
現在考えられるのは、
現場の下の大きな地下水脈が土を吸い取ってしまって穴が開いたと言う事。
ただしそれが、
自然な物なのかトンネル工事によるものなのかは分からない。
一旦穴を埋めて、
その後様子を見るしか、
現在の所手立てがない。
こういう公共事業で事故が起きると、
直ぐに左巻きが出て来る。
今回もその様だが、
まだ原因も分からないのに、
現場の工事関係者に詰めよっているらしい。
単細胞と言うかバカと言うか、
だから左巻きは嫌われる。