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苦難が続く広島土砂災害

時間が経つほど被害が大きくなっている広島の土砂災害。
未だに全体の被害が正確に掴めていない。
流れでた土砂が大量である事と、乾くと硬くなる土質で、救助活動も難航している。

問題可決までには、山ほどやらなければならない事がある。
まずは行方不明者の捜索だ。しかし大量の土砂と瓦礫に阻まれて嬉々として進まない。
それから大量の土砂の処理。この土砂をどこに処分するのか。
更にインフラの整備。道路や水道、電気、下水などのインフラ整備。
これらは大量の土砂を処分しないと整備できない。
住宅を失った人たちの住居も問題解決しなければならない。
公営住宅だけでは全然足りないそうで、
仮設住宅の建設も必要になりそうで、その数は数千世帯に及ぶかも知れない。


そして防災工事。
再び起きるであろう土砂災害を防止する為に、砂防ダムなどの建設。
場合によっては、津波被害を受けた地域の様に、建設禁止地域を設けなければならない。

完全に復旧するには、年単位で時間が掛かるかも知れない。

広島土砂災害の苦難は、始まったばかりだ。
日本は災害列島だと言う事を、改めて認識しなければならない。
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