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いじめは無くならない

最近また学校のいじめが問題になっている。

いじめは、人間界だけのものではない。野生の動物にもいじめはある。
他の物と少し違う物をいじめる。

これは同じ仲間から異物を排除しようとする本能の様だ。
それは細胞のレベルでもあり、非自分が体内に入ってくると排除しようとする。
免疫反応と言う奴だ。
非自分を排除しなければ、乗っ取られてしまう。

これが生物個体の上でも働く。
高崎山のサルの群れに、生まれつき手のないサルが居た。
このサルは、群れの仲間からいじめられていた。
誰が教えた訳では無い。

人間界にも、少し変わった奴、みんなと同じでは無い奴は、
いじめの対象になりやすい。

いじめはこどもの世界だけではない。
大人の世界のいじめこそ卑劣だ。
大人のいじめは時として生活を奪う。命も奪うし、人生も狂わす。
いじめを受けた家族の人生も狂わす。

いじめは元々ある。
まずは、それを基本に置かないと、いじめは無くならない。
生物はいじめをする。人間もいじめをする。

だけど、人間には知恵があるから、
人間はいじめをする物だと言う認識をもって、
逆にそれを抑えなければならないと認識すれば良い。

教育者にも、いじめは偶発的に起きるものでは無く、
潜在的に常にある物で、起きた時には、それを防ぐ姿勢が大切で、
責任逃れで逃げまわっていても、何の問題解決にもならない。

子供の犠牲が無くなる事を願ってやまない。



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