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俺の実家は曹洞宗の檀家だ。
曹洞宗は禅宗だ。
禅には以前から興味がある。
しかし俺は禅をまだ理解していない。

曹洞宗の教えに只管打座とのがある。
「ただ座れ」と言う事だ。

座禅を組んで頭を空っぽにする。
何も考えない。
これができそうで中々出来ない。
でも繰り返してい行く内に少しずつできる様になる。

只管打座というのは、
脳を安めα波を出す事なのだと思う。
α波はリラックスしている時に出る脳波だ。
そのことでストレスを解消して、
頭をリセットしてクリアにする作業なのだと思う。

頭をクリアにすると感受性が高まって、
物事を素直に観る事が出来、
それと同時に物事深く見たり、
本質を観る事ができる様になる。
その辺りが禅の極意というかミソなのだと思う。

ストレスが溜まった時に座禅をすると良いと言う話は良く聞く。
でもストレスが溜まりまくると座禅をしていても落ち着かない。
これは仕方の無い事だ。
ストレスが溜まりすぎていると言う事だ。

物事は溜まりすぎてしまうと一度に処理できない。
部屋の片付けと同じで、
日頃から片付けていないと、
ちょっとやそっとの片付けでは綺麗にならない。
禅もこれと同じで、
たまにやるぐらいではストレスを綺麗に解消できない。
だから毎日行う事が肝要なのだろう。

という理屈は分かっていても、
中々できないのが俺の自堕落な所だ。
道元禅師の足元にも及ばない俺なのだ。
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