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人として大切な事

ウチの会社の名物契約社員ダメ男を見ていてつくづく思ったのだが、

人間というのが、信用を失うとダメなのだと言う事が良く分かった。

それは仕事上の事だけでなく、人間としての信用を失うと孤立するのだと。


信用されるにはどうすれば良いのか。

約束を守るのは当然。

他人を裏切らない。相手の為にしてあげる。助ける。お互い様の精神。

こういう事の積み重ねが、その人の信用や、人望に繋がって行く。


ダメ男は、全て逆。

約束を守らない。仲間や友達を裏切る。嘘をつく。恩を仇で返す。

始末が悪いのは、自分でそういう事をしている自覚が無い事だ。


ダメ男の場合、全ては自分に甘い事が原因となっている。

自分でやらかした事に責任を取らない。

何とかしようとせず、逃げてしまう。


それが潜在的にダメ男にあるから、自分がしてはならない事をしていると言う自覚が無いのだ。

当然その事に本人は全然気がついて居ない。

だから本人は「どうして自分はこんなに不幸なのだろう。」と思っていると思う。

なんの事は無い、全部ダメ男自身から出た結果なのだ。


それが還暦を迎える歳になって、積み重なって重くなっただけ。

何かしでかしたら、直ぐに始末すれば重荷にならずに済んだのに、

責任を取らず、逃げまわった結果、ツケが溜まっただけの事だ。


しかし歳を取ってツケを支払おうと思っても、もう支払えない。

人間として一番大切な信用を失う。周りから人が離れて孤立する。

もちろん経済的にも全て失う。

最期はボロ雑巾の様になって人生を終えるのだろう。


ダメ男は、人として大切な事を蔑ろにして来た。

その結果が、還暦近くになって集大成として現れているのだろう。

俺は自分で言うのも何だが、かなり情け深い方だ。

これまでダメ人間に散々温情を掛けて来たが、

ダメ男は、恩を仇で返しやがった。

そして約束した簡単な事も果たさない。見切りを付けられて当然だ。


多分ダメ男本人は、今でも自分の何が悪いのか気がついていないのだろう。

これまで散々忠告して来たのに、理解せず出来ないのだから仕方が無い。

理解して気がついていたら、ちゃんと約束を果たすはずだ。

還暦を迎えると言うのに、自己確立が出来ていないのだ。


俺もこの歳で改めて人間として大切な物は何かと言う事を実感した。

ダメ男は反面教師になってくれだのだ。

哀れなダメ男。お前の骨を拾う者は誰も居ない。



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