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バカな営業マン

不動産営業にはコツがある。
そのコツを抑えれば、
契約率はぐっとあがる。

マイホームを現金で買う人は少ない。
殆どは住宅ローンを利用する。
そうなると、
月々の支払いがいくらまで支払えるか、
そこが肝心になる。

ところがバカな営業マンは、
支払いよりも先に、
物件ありきで商談を進める。

客が気に入って、
いざ契約!
となってローンの計算をしてみたら、
支払いが厳しい事に気が付く。
そうなりゃ、
それまでの労力は全て無駄になる。

これを、
良い歳こいた営業マンがやった。
先にきちんと資金計画を出して、
その範囲の中で物件を当てれば良かったのに、
物件の方を先にやって、
あとでローン計算をしたら、
支払いが厳しくて客が躊躇してしまった。

この営業マンは、
不動産も経験してきたが、
ここ10年以上は建築営業をやっていた。

建築営業ってのは、
資金計画をしっかり出さない奴が多い。
建物の魅力で推して、
支払いは二の次と言う手法を取る奴が多い。
だからパンクする客も多い。

せっかく買付取ってローンの内定まで取ったのに、
最後で客が躊躇してしまって、
俺はこの件は契約にならないと思っている。

躊躇する客を押すのは並大抵じゃない。
物件の条件ならまだしも、
支払いだから押して何とかなるもんじゃ無い。

まったく、
これまで何をやって来たのやら。
最近、
ベテランと言われる営業マンでも、
こんな奴が多くて呆れる昨今だ。
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