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キャンプは体に良い

俺は時折キャンプに行く。
自然の中にいると、心身ともにリフレッシュされる。
キャンプで何をする訳では無い。
昼間は自然の中で本を読んで、日が暮れたら焚火の揺らめく炎を眺めるだけ。

キャンプに行くと、いつもより2時間ぐらい就寝時間が早くなる。
やる事が無いというのもあるのだろうが、
自然といつもより早く眠くなる。

これには理由があった。ちゃんと裏付けがあったのだ。

ある科学誌に発表された実験で、キャンプを6日間した人と、しなかった人を比較してみた所、
キャンプをした人の方が、睡眠ホルモンのメラトニン濃度が
2時間30分早く向上する事が分かった。
実際にキャンプをしていた人の方が、しなかた人と比較して、
就寝時間が2時間30分程早かったそうだ。俺と全く同じ。

実験が終わった後も、キャンプをした人はしばらくの間、
メラトニン濃度の上昇スピードが速かったそうだ。

メラトニン濃度の上昇は、どうやら太陽光を浴びるかどうかによるみたいだ。
パソコンやテレビなどの人口光から発せられるブルー光は、メラトニンの生成を阻害する様だ。

俺の日常の就寝時刻は、深夜1時から2時。起床は6から7時。
平均睡眠時間は5時間前後で、時として睡眠不足状態に陥る。
睡眠不足はうつ状態になって、やる気が出なかったり、頭が働かなかったりする。

そうなると、自然にキャンプに行きたくなるのだな。
その心理は、理にかなったものだったのだ。

所が仕事があるから、そうそうキャンプには行けない。
良くて月に1度行けるかどうかだ。
ただたまに、ぽかんと3日ぐらい空く時があるから、
そういう時は車に荷物を満載して連泊キャンプに行く事にしている。

そうして意識しない内に、自分でバランスを取っていたのだなと思う。

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