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負動産の使い方

日本各地の別荘やリゾートマンションが負動産になっている。
資産価値は無く、
所有していると税金や管理費が掛かって、
売りたくても誰も買わないいわゆる不動産。
こいつを利用する方法がある。

結論から言うと、
使い捨てをするのだ。

大金持ちや貧乏人は使えない。
ストライクゾーンは狭いと言う事を先に言っておく。

ポイントは家を持っていない年金暮らしだ。

新潟県湯沢あたりの中古リゾートマンションは、
事実上ほぼ無料で購入できる物件がある。
街に近い物件もあるから、
生活もそれほど支障は無い。
温泉が引き込まれている物件もある。
こういう物件を手に入れる。

管理費や温泉権利料などが発生するが、
こいつは家賃替わりとすれば良い。

プラスの財産が他にあると相続人が困る。
もしプラスの財産があったら使い切るか、
徐々に相続人に移しておくと良い。
一辺に大金を移すと贈与税の対象になるから、
それに抵触しない程度に上手くやる。

マンションの所有者である本人が死亡し相続が発生したら、
相続人は相続放棄すれば良い。
相続してしまったら税金や管理費の負担が発生する。
元々売るに売れない物件なのだから始末できない。

しかし相続放棄であれば、
物件は一旦国庫に入り後に競売等に付される。
落札されるかどうかは知ったこっちゃない。

他のマンション所有者や管理組合は困るだろうな。
誰かが落札して所有してくれないと管理費が入らない。
そうならないと維持管理ができない。
でもまぁ、
その頃には建築物としての耐久性が終わっているからな。
所有していた人はいずれにせよババを引く事になる。

この件は、
ババを引かずに負動産処分すると言う所がミソだ。
それには、
相続人が相続放棄する事が大前提だ。

もちろんデメリットも沢山ある。
だけど実際に年金暮らしの人が購入して、
実住しているからな。
物は考えようだ。
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