勝手にぶつぶつ

今年も残す所あと数時間になった。

今日昼間、複合商業施設とホームセンターに買い物に行った。
例年より出遅れて、駐車場で並ぶことを覚悟した。
所が意に反して、すんなり入口近くのスペースに駐車できてしまった。
いつもなら、駐車場に入る前に渋滞に並ぶのに。

その後ホームセンターに行った。
ホームセンターは混んでいるだろうから、最初から遠くの駐車場に駐車しようと思ったんだが、
ふと駐車場の方を見たら、駐車スペースがぜんぜん空いているでは無いか。
こちらもすんなり入り口近くに駐車できてしまった。

複合商法施設もホームセンターも駐車場が空いている位だから、
店舗内も大して混んで居なかった。
いつもならクルマも人もいっぱいなのに。

マスコミでは景気が良くなったと騒いでいるが、
末端経済は全く逆だ。
賃金は下がる一方、失業率が改善したと言っているが、正社員の比率は下がり、
非正規社員の比率が上がっている。可処分所得は下がる一方で、
来年春には消費税が増税される。

為替で物価は上がる一方。来年は消費税を始めとした増税ラッシュだ。
末端経済には良いことは何も無い。

もし消費税増税をしなければ、来年の今頃はめでたくデフレから脱却できていたものを、
自ら景気回復の芽を潰した安倍っちはバカだ。

日銀が金融緩和したマネーは、日銀の当座に唸っている。
一般銀行がそれを流せないから、市中にマネーは流れない。
市中にマネーが流れなければ、デフレは克服できない。

しかし市中はまだデフレを脱却できたとは言えない。
まだデフレ不況のまっただ中だ。
だから民間銀行は企業や住宅ローンに融資しない。
これではいつまで経ってもデフレ不況は脱却できない。

のぞみの綱は財政出動で、来年度予算から国土強靭化法が動き出して、
２０兆円程度お財政出動が実施される。

しかし消費増税というブレーキを踏む事になっているから、
国土強靭化法というアクセルがどこまで効果を上げる事ができるかだ。

とにかく、当初予定していたスピードでは、景気は回復しない。
少なくとも、来週以降秋ぐらいまでは、駆け込み需要の反動を食らう事になるから、
ある程度覚悟しておいた方が良い。
来年は景気が良くなるとは言えない。
良くて今年並み。悪けりゃ落ちる。外部で何か起きたら致命的だ。

まぁ経済的には、まったく油断ならない新年がもうそこまで来ている。
文句言っても始まらない。
今年を何とか乗り越えられた事に感謝して、
来年を乗り越える覚悟を固めるだけだ。