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増える銀行カードローン破綻者

今朝、経済ニュースでやっていたんだが、
最近、銀行のカードローンで破綻する人が多いんだそうだ。

以前は消費者金融で破綻する人が多かったんだが、
嘗て消費者金融の過剰な取り立てが問題になって法整備がされ、
消費者金融は今や、銀行の子会社になってしまい、無茶ができなくなった。

銀行は長引く不況で、優良な貸出先が無くなってしまった。
そこで消費者金融を子会社にして貸出を行ってきたが、
先述した通り、消費者金融は貸出条件が厳しいから、
法律に縛られない自分で貸出を始めたという事だな。
消費者金融で禁止されている事も、銀行は縛られないから、
消費者金融よりも融資が伸びる。本末転倒だ。

銀行はリスクを取らない。
銀行のカードローンの貸出には、自分の所の子会社の消費者金融が保証としてついている。
銀行は、自分の所のカードローンがパンクしても、
未回収分は保証会社から回収できるから損をしない。
いつも銀行はずるい。

根本にはデフレ不況から脱せない経済がある。
カードローンで破綻するのは、大抵経済的底辺層だ。

金融緩和は末端まで広がっていない。上層部だけで、末端への効果は薄い。
末端はリーマンショックがずっと続いている状態だ。
そうしてしまっているのは政治で、特に民主党の政治が最悪だった。

俺は以前から言っているが、経済が回復すれば大概の問題は解決する。
所が政治はとんちんかんな事をしてきた。特に日銀は罪深い。
今でも議員の多くは経済にとんちんかんだ。民主党、現民進党は最悪だ。

自公にしてもそうだ。消費税なんか増税しやがって。
その為に経済は再びデフレに逆戻りだ。
ローンでパンクする末端が後を断たない訳だ。

これまで経済的になんの不自由もした事がない二世、三世の議員たちには、
末端経済の厳しさなんざ遠い世界の出来事の感覚なのだろう。

次の消費税増税も延期すると言われているが、延期はもちろん、5%に戻して、
末端まで景気回復させなければ、カードローン破綻者は減らないだろう。


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