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不動産屋は不況だ

物価が上がったの、景気回復だの、口先だけが先に走っているが、
首都圏郊外の不動産屋に関しては、デフレで不景気だ。

こないだ久しぶりに知り合いの業者の所に寄ったら、嘗て7名程居た営業マンが、
今は3名程度になっていた。

売れないからみんな食えないんで辞めてしまう。
今残っているのは、基本給だけでも食える家から通っているあんちゃんと、
アルバイトで補填しているベテランだけだ。

週末に現場待機していても全然客は来ないし、
買い付けとってローンの事前出したら通らないし、首都圏郊外の不動産営業マンは食えない。

不動産屋やっていると、景気の動向が良く分かる。
本当に景気が良くなると、不動産価格が下げ止まり、上昇に転じる。
このぐらいになると、全体的に景気の良さを感じる様になる。

所が今はまだ、不動産価格は下がっている。
少なくとも、エンドユーザー向けの建売は、値引きしないと売れない。

銀行が住宅ローンを出していないから、建設・不動産業界は不況だし、
当然世間的にも景気は悪い。

景気が悪いなら悪いなりに任売や、債権物の売買を商売にできるんだが、
できれば前向きの物件の方が、気分的にも良い。

人員が足りなくて、明日は俺も現場に駆り出されるんだがw、
どうせ客は来ないし、暇だし、本でも読んでいるとする。
客が来てもあしらうのはお手のものだが、ローンなんか何年もやっていないし、
基準や仕組みが変わったから良く分からんw。

本当は事務所で査定を出したり、図面を作ったり、決済の準備をしなきゃならないんだが、
まぁ仕方ない。

金融緩和と財政出動が効いてくるまで、まだ2年は掛かるだろうから、
それまで何とか凌がなきゃならんな。

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