忍者ブログ

西川農水大臣 献金問題

TPP交渉が上手く行っていない。上手く行っていないという表現は違うな。
日本にとっては上手く行っている。

TPPはアメリカが日本の市場を無理やり広げようというもの。
アメリカが入ってきた分、日本の企業はやられる。つまり日本人の雇用や所得がその分減ると言う事。
また、文化や伝統も潰されてしまうのもTPPだ。

TPP交渉でアメリカは、日本の農業に関しても門戸を開けろと迫っている。
米はもちろんだが、砂糖に関しても圧力を掛けてきている。
それに対して、日本の砂糖産業や農業を守るために、頑なに抵抗している。
その日本側の親分が西川の水大臣だ。

その西川農水大臣が、砂糖業界から100万円の企業団体献金を受けていたとして報道があった。
しかし良くその情報を精査してみて欲しい。違法行為は無いのだ。きちんと政治資金として処理されている。
西川大臣は「道義的に返還した。」としたが、俺に言わせれば日本の砂糖業界は、
「大臣、日本の砂糖業界と農業をアメリカの侵略から守って下さい。」
と献金したのであって、日本の国益を守るための資金を受け取って何が悪いのか。

この問題は、日本が農業問題に頑なに抵抗する親分である西川農水大臣を追い落とそうとする
アメリカの情報戦略だと俺は見ている。かつてアメリカに反旗を翻した田中角栄のロッキード事件と同じだ。

ただし今回は違法性は無い。そこで無理やり違法性があるかの様な印象の報道をマスコミ各社にさせた。
これに自民党を追い落とそうとする野党が乗った。
一体何が国益なのかを考えてもらいたい。

清廉潔白な人間などいない。何をしたのかでは無く、何の為にやったのかが肝要。
ましてや今回の件に違法性は無い。むしろ西川農水大臣は日本の農産業を守るために頑張っている。
もし西川大臣がこの件で辞任して、意志の弱い者が大臣になって、
アメリカの要求を飲んで日本の農業を開放してしまった時、不利益を被るのは誰かと言う事だ。
それは日本人だ。その損失は100万円どころでは無いぞ。

清濁併せ呑むと言う言葉がある。
目先の事に惑わされないで、問題の本質がどこにあるのか、しっかり見定めなければならない。


PR