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衆議院解散

衆議院を解散する事になった。
これを受けて議員のセンセイ達は大騒ぎだ。

俺の知り合いに代議士の秘書がいるから内部事情を良く知っているが、
議員にとって選挙は一大イベント、相当な資金も必要となる。
基盤の弱い議員にとっては、資金も苦しいし、落選するかもしれない。

解散の報道が出た時に、どこかの党の奴が
「身勝手解散」
と言ったが、奴らにしてみたら正にその通りなのだ。

年末の忙しい時に選挙をやろうにも、人集め、カネ集めが大変なのだ。
特に資金集めは大変。この時期にまさか選挙をやると思っていなかったから、
十分な資金も無いし、不景気で政治献金も集まらない。
人件費も出せないからボランテアを頼むのだけれど、それとて年末だから集まりにくい。

弱小政党や基盤の弱い議員にとっては不利なのだ。

有権者にしてみても、どこに投票すべきなのか争点が分かりにくい。
消費税を5%に戻して、増税に関しては無期延期というのなら票を集めるだろうが、
消費税はそのまま、18ヶ月後には確実に増税になるとなったら、
経済の腰折れは確定されたも同じで、経済を悪くする候補や党には投票したくない。
中共、半島、共産主義者もごめんだ。

そうしたら、投票すべき候補、政党は無いのだ。

一般有権者は経済に詳しくない。アベノミクスと消費税増税は一緒くたに考えている。
末端経済は悪いままで、安倍自民党を支持するとは思えない。

これらから投票率は低く、組織票を持っている政党が票を固めるのだろう。


消費税など増税せず、金融緩和と財政出動を粛々と進めていたら、
今頃景気回復を感じ始めていただろうに、当然政権も支持されていただろう。
まぁバカが政治を司っているからこういう事になるのだ。



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