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消費税増税は安倍内閣の存続問題

マスコミでは消費税は上げる様な印象の報道を流しているが、実際の所はまだ分からない。

マスコミはミスリードを誘っているのか、この所の物価指数が上がっていると報道しているが、
それには為替や油の価格も入っている。上がるのは当然だ。

丁寧な報道では、政府はあらゆる指数を見て決めるとしている。

以前にも書いたと思うんだが、デフレを脱却しない内に消費税など上げたら、
景気回復の腰折れを起こすのは必至。
日本では橋本内閣の時がそうだった。最近ではイギリスが同じ事をやらかした。
いずれも経済が落ち込み、税収が減った。


先日の参議院選挙の結果からも分かる通り、
安倍内閣に一番求められているのは、景気回復だ。
景気回復なくして安倍内閣無しと言っても良い。

その辺りは安倍総理自身も十分理解していると思う。
あらゆる指数の中には、
油と生鮮食品を除いたコアコアCPIの数値や、デフレーターの数値も含まれている。
もし安倍総理が賢明なのならば、これらの数値を見るだろうと思われる。

消費税を上げた場合の手当を考えているとの報道もあるが、それが効くかどうかは懐疑的だ。

俺は個人的に安倍総理は、自分の政治的立場、利権から
消費税増税を見送るのでは無いかと見ている。
今消費税を上げて、景気の腰を折るような事をすれば、安倍政権への信任は落ちる。
国民や野党の反発は相当な物になる。当然政権運営にも影響を与える。

それでも消費税増税を強引に進めるのならば、
次の選挙では民主党の二の舞とは言わないものの、議席を失う事になると思う。
だから、二度目の総理の椅子を短期間で手放す様な事はしないと思うのだ。

安倍内閣のブレーンには、
藤井教授なども含まれているから的確なアドバイスをするのだと思うのだけれど、
一番のポイントは、どこまで財務相を突っぱねる事ができるかに寄ると思っている。

すでに財務省に圧力を掛けられたのか、立場上なのか
麻生財務大臣は消費税は予定通り実施すべきだと発言している。

日銀の黒田総裁も、消費税増税によって景気の腰折れはしないと公言している。

これらの意図は分からないが、デフレーターがマイナスの時に消費税増税を行なって、
景気の腰を折っ実績は既にある。
少しでも景気の腰を折る危険のあるものは、今はまだ避けるべきだ。

安倍総理の良識に期待したい。



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