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日本 未だデフレ

マスコミは、安倍総理が消費税を増税すると報道している。

しかし安倍総理の口から、一度も「増税する。」とは言っていない。

明らかにマスコミのミスリード。


諸外国では、物価を示す数値ででは、価格変動のある生鮮食品と、エネルギー価格を除いた数値で

物価を測っている。これをコアCPIと称している。

しかし我が日本では、何故かエネルギー価格を含めた物価をコアCPIとして採用している。

世界のコアCPIは日本では、コアコアCPIだ。

つまり「世界のコアCPI=日本のコアコアCPI」なのだ。

なのに、日本はエネルギー価格を含んだ数値を採用している。


ここに大きな間違いがある。


マスコミや政府は、日本の物価は上がっていると公表している。

しかしこれには、エネルギー価格が含まれている。

この所、為替が円安になった事や、シリアの問題で原油価格が高騰した事もあり、

全体の数値を引き上げている。


所が、エネルギー価格を除いた8月のコアコアCPIの数値では、未だにマイナスを示している。

つまり、日本経済はまだデフレなのだ。

http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm



それなのに、物価上昇が見られるから消費税を増税すると言う様な論調を

マスコミは垂れ流している。

とんでもない、日本経済はまだデフレだ。

実際、俺が携わっている不動産業界でも、首都圏郊外の不動産価格は下がっていて、

リーマン・ショック後の二番底の様な状況だ。


消費税の駆け込み需要と言われている建築業界も、

橋本内閣の時の様な、物凄い駆け込みは無い。


こんな状況で消費税など増税したら、景気の腰を折るどころの話では無い。

また一からやり直しどころか、マイナスからのスタートとなって、

デフレ脱却、景気回復の足取りは、大幅に遅れる事になるだろう。


その時、消費税増税を推進した奴らは、どう責任を取るのか。

まぁ責任など取らず、安倍っちに全ての責任を押し付けるのだろう。



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