忍者ブログ

ダメ男、出張をすっぽかす

全く話題に事欠かない我が社の契約社員ダメ男。またやってくれた。

ダメ男、ある仕事で昨日水曜日にタイへ出張する予定だった。

エアチケットは先方で用意してくれていた。

会社に飛行機の時間の案内FAXが来ていたから、

出張の5日前にはダメ男に手渡していた。


更に出張の2日前、仕事の打ち合わせでダメ男と会った時に出張の話もした。

にも関わらず、ダメ男。

出張する日を一日間違えていた。


先方は、昨日タイの空港でダメ男を出迎えていた。

しかし飛行機はとっくに到着しているのに、待てど暮らせどダメ男が来ない。

あたりまえだ。その頃ダメ男は、日本の自宅で高いびきだったのだから。


今日午前中、ダメ男と行動を共にしているデキル男からその旨連絡が来た。

ダメ男からオレの所には、未だに連絡が来ていない。

全く底抜けのダメ人間なのだ。

こいつに付ける薬は存在しない。


にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村

PR

ダメ男は痴呆?

ダメ男の父親は84歳になられる様で、ボケが始まっているそうだ。

ボケ、いわゆる痴呆は体質による所が多く、遺伝する。

ウチの会社の名物契約社員ダメ男。何度言っても出来ない。

決して難しい事を言っている訳では無い。ごく簡単な事が出来ないのだ。


先日も物件資料を、1日~2日の内にFAXで送る様にと申し伝えたのに、

すっかり忘れてしまった。


先々週は、「毎日メールで、簡単で良いから業務報告を送る様に。」と申し伝えたが、

それ以降、全く業務報告を送って来ない。


これらだけでは無い。その他にもこの様な事は沢山ある。

単なる物忘れでは無い様な気がする。もしかしたら若年性痴呆?

若年性と言っても来年還暦だから、痴呆が始まって不思議では無い。

心配なのは、それが業務に支障を来す事があるから、それが一番懸念される。

場合によっては、契約を打ち切らねばならない。


先日本人に、痴呆では無いのか?と提言した所本人は、

「一度病院に行って来ます。」

と言ったが、多分それも忘れているのだろう。

しかし全てを忘れている訳では無いから、痴呆なのかどうかの判断が付かない。


ダメ男は来週、独りで日帰りでタイに行く仕事がある。

もし道中痴呆になってしまったらどうなってしまうのか?

そもそも無事仕事を終える事ができるのだろうか?


場合によっては、ダメ男との間の約束を、まともな内に公正証書を組んでおかねばならない。

全く手間と費用が掛かるダメ男なのである。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村

ダメ男の分析

ウチの会社の名物契約社員ダメ男。

この間、俺にどやし付けられた時に「毎日業務報告せよ。」と命じたのに、

業務報告をして来たのは、その翌日だけ、それ以降は梨の礫。

もうね、何も言わない。

俺は、自分より優れている人と、言ってもダメな人には何も言わない。

言われている内が華で、何も言われなくなったら、見捨てられたと言う事だ。

ダメ男は見捨てられたのだ。


このダメ男、友達が居ない。 仕事仲間も居ない。

俺は今まで友達ぐらい居るだろうと思っていたが、ひとりも居ない様だ。

なぜならこの男、自分に甘く、自信が無く、

自分の立場が悪くなると思うやいなや、自分仲間や友達さえも売る。

自分を守る為に嘘を付く。だから信用されない。

それが積み重なって、今のダメ男が出来上がった。


今まで散々指導してきたが出来ないのだから、もう無理だろう。

俺も見切りを付ける事にした。

もう何も言わない。業務の事に付いてだけは言うが、後はどうなろうと知ったこっちゃない。


多分この性格は昨日今日に確立した物では無いだろう。

おそらく子供の頃からこんな性格だったのだろう。

多分友達も無く、いじめられっ子だったのだと思う。

自分に自信が無くて、回りに流されて、自分を守るために友達や仲間を売る。

自分を守る為に嘘を付く。恩を仇で返す。こんな奴、友達ができる訳がない。

みんな離れてゆく。


ダメ男の行く末は見えている。

ダメ男にとって唯一の命綱、デキル男の右腕になれず、

せいぜい足、いや下駄ぐらいにしかならないのだろう。

出来る男は、ダメ男を下駄として使う。

下駄だから、鼻緒が切れたら捨てられる。

わざわざ直さなくても、代わりはいくらでもある。


ダメ男の最期は、こき使われたボロ雑巾の様になって捨てられるのだろう。

それも、自分が撒いた種の結果だ。バカな奴だ。



にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村





師匠

俺は大学の先生の紹介で不動産会社に入社した。

そこで最初に放り込まれたのが仕入れ開発部だった。

仕入れ開発部と言っても、中小企業だから、俺と上司の二人しか居ない。

これが今にしてみたらこれが良かった。

ここで不動産の基礎をマンツーマンでみっちり仕込まれたのだ。


法律は勿論、開発や不動産の概念までしっかり叩き揉まれた。

建売は仕入れで失敗すると、その後全部に影響する。

だからかなり厳しく仕込まれたが、それが今の俺の基礎になっていて感謝している。


営業からこの業界に入ると、金儲けの算段から覚えてしまうから、長続きしない奴が多い。


上司は当時40歳過ぎで、土地家屋調査士の資格を持った人だった。

営業のセンスは無かったが、知識はすごかった。

難点なのは酒が好きで、良く正体を不明にしていた。

そんな上司を俺は心の中で尊敬の念を込めて師匠と呼んでいた。


師匠は一度この会社を離れ、独立して土地家屋調査士の事務所を立ちあげたが、

今も事務所を運営しつつ、その会社の取締役となって仕事に関わっているそうだ。

もう年齢は70歳を過ぎているはずだ。

一度大病をして入院していたと風の噂で聞いたが、今は健康を取り戻しているそうだ。

時折当時の事を思い出し、今の自分があるのは、師匠のおかげだと感謝している。

師匠と出会っていなければ、今の自分は無かったと思っている。

いつまでも元気で、そして現役で居て欲しいと願うのだった。



にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村

不幸の塊

先日ウチの会社に、知り合いの人が自宅を任意売買して欲しいと依頼してきた。

この人と知り合ったのは、数年ま前、ある人を通じて、

この人の家の外構工事をやって欲しいと頼まれたのだった。


その時に、何度も図面を書いて、何度も見積を提出して、結局尻切れトンボになってしまい、

受注には至らなかった。


その後、その人の話を聞いたのが去年の夏頃、

内に外構工事を依頼してきた時は、中古機械の売買の会社をやっていたんだが、

今は不動産会社をやっていると言う。

本人は不動産の経験は全く無く、金を出して人を雇って不動産業を立ちあげたそうだ。

正確には人を雇ってというより、唆されて不動産会社を立ちあげたのが真実で、

案の定、上手くゆくはずも無く、自宅の住宅ローンが支払えなくなってしまったみたいだ。


この人、実は2軒家を持っていて、

最初の家は、10年ぐらい前に、前の奥さんと一緒の時に買った家があった。

所が、飲み屋のコブ付きの女にイカれて、前の奥さんとは離婚して、

今はコブ付きの女と、二軒目の家に住んでいる。

今回の任売は、この二軒目の家の方。


最初の家は、当初事務所として使っていたが、中古機械の仕事がダメになって、

今は賃貸として貸して、賃料でローンは支払えているみたいだ。


新し家はコブ付きの女が、前の奥さんと住んでいた家を嫌がり、

当時は羽振りが良かったから、今回任売になってしまった家を購入したのだった。


所が、二軒目の家を購入した途端、中古機械の仕事がダメになり、

騙された立ちあげた不動産会社も上手く行かず行き詰まり、

なんとコブ付きの女が癌だと分かり、本人踏んだり蹴ったりだ。


コブ付きの女とは籍を入れておらず、女が死んだら子供はどうするのだろう?

奴が面倒を見るのだろうか?

それともドラマの様に、他人同士で暮らして行くのだろうか?

その前に家は任売になってしまうし、ヘタしたら破産宣告しなければならない。


仕事が順調で、調子こいて奥さんと離婚し、

コブ付きと一緒になって家を買った途端、

順調だった仕事があるダメになり、

そして他人に騙され、支払いに窮し、家を手放す羽目になり、

そしたらコブ付きは癌だった。

独りで不幸を全部背負ってしまった様な物だ。


別れた奥さんの呪いか、コブ付きがさげまんだったのか、

神の戒めか、それとも与えられた使命なのか...............。

若くして余りにも重すぎる人生。


まぁ俺としては、ヤツの人生に関わる事無く、ってか、関わりたく無く、

何も聞かなかった事として、粛々と任売を進めるのみである。


真実は小説より奇なりなのだ。




にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村