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いきあたりばったり

間抜けな奴が居る。
こいつ以前全く違う業種で会社を持っていたんだが、商売に失敗して不動産屋を立ち上げた。
立ち上げたと言っても、いい加減な取引主任者に唆されて不動産屋を立ち上げただけの事で、
2年も持たなかったw。

会社潰して不動産会社の営業マンとして何とか就職できたんだが、
スポンサーを探しだして今再び不動産屋を立ち上げようとしている。

もちろん社長では無いんだが、実質的な責任者として、不動産業の免許申請をしようとして走り回っている。
勤めていた会社は先月辞めてしまったから給料は無い。
今はスポンサーの会社の仕事を手伝ってバイト料をもらってつないでいる。

ちゃんとした不動産屋の経験としては1年ぐらいしかなくて、不動産の何たるかも十分理解していないのに、
金勘定だけで不動産屋を立ち上げようとしているのにはおみそれするw。

今首都圏郊外の不動産屋は景気が悪い。縮小するところや破綻するところもある。
不動産屋を始めるには、事務所が必要だ。大概は賃貸で借りる。
所が不動産屋をやるというと、断られる事が多い。それだけ賃貸オーナーから不動産屋は嫌われる。

会社をやめて不動産屋を立ち上げようとしているのだけれど、どこも貸してくれなくて右往左往している。
そりゃある程度の家賃がするところならば借りられるのだろうが、
家賃の高いところ何なんざ借りてしまった日には、家賃を支払うだけでも精一杯だ。
今は消費税増税の影響で、二回目のリーマン・ショックをやっているような首都圏の不動産業界。

不動産屋を立ち上げるとして会社を辞めてしまい、安定した収入を失い、
新たに不動産屋を立ち上げる事もできず、奴はどうする気なのだろうw。
さっき電話があったが、本人はドツボにハマった気分の様だ。

まぁ段取りが最初からなっちゃ居ないって事だな。
段取りもせずに動くからこういう事になる。
俺が独立する時は、入念に調査してお膳立てを120%建ててから独立した。
だから事務所の確保も免許申請もすんなりいった。

所が奴は行き当たりばったりの新規開業だ。時代が悪いせいもあって上手くゆかないのはあたりまえ。
さこの先どうすることやら、高見の見物とするか。
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