勝手にぶつぶつ
台風来るな!
現在台風の中心は九州の西、東シナ海上にあるが、これから進路を東に変え、
ゆっくり本州を横断する可能性があり、関東地方は金曜日から土曜日に最大の影響を受けそうだ。
不動産屋から言わせてもらえば、消費税増税と梅雨で、週末の来客がただでさえ少ないのに、
台風の襲来とは勘弁してもらいたい。
これまでに西日本を中心に梅雨前線の雨で被害が出ている所がある。
今回の台風はどうやら雨台風の様だ。
この台風はそれに追い打ちを掛ける物で、また被害が出そうだ。
関東地方は土曜日に最大の影響を受けそうで、
書き入れ時の土曜日に、不動産屋は商売になりそうも無い。
広告を入れた業者は無駄になってしまっただろう。
俺も今週は広告を入れようと思っていたんだが、
気象情報を睨んで、広告を入れるのを止めた。止めて正解だった。
雨で工事の方も遅れる。特に外回りの仕事は、膿んでしまうから雨が上がっても直ぐに掛かれない。
自然が相手だからどうする事もできないが、少しでも被害が少ない事を祈るしか無い。
ミサイル警報
正式には「国民保護サイレン」と言うんだそうだ。
これがまた気味の悪い警報音で、準備されているものなのだそうだ。
俺の父親は戦争体験者で、子供の頃、防空壕の中で聞いた爆弾が落ちてくる音が
とても気味悪かったと言う話を何度も聞かされたが、
ミサイル警報音を聞いて、その話を思い出してしまった。
平和っていいなとつくづくそう思う。
俺の酒が飲めねぇのか!
ある不動産屋で起きた出来事だ。
何かの歓迎会があったらしい。事件が起きたのはその二次会だ。
二次会で、無理やり酒を飲ませて急性アルコール中毒で、死亡者が出たそうだ。
会社は箝口令を敷き、問題を表面化させない様にしているが、
人の口に戸は建てられない。
況してや業界だ。悪いうわさは直ぐに流れる。
この会社、以前にも同様の事をやった事があるそうだ。
その時は死亡事故には至らなかったが、重篤な事態に陥った者が居たそうだ。
そんな矢先。同じ事をやって今度は死亡事故だ。
いや、事故では無い。事件だ。傷害致死か?
今どきの学生でもこんな事はやらない。
以前よりこの会社の程度の低さは業界でも有名で、
素人集団と言われていた。
それに資金繰りも以前のように良くはないと言う噂も仄聞している。
まだこの事件については、表沙汰になっていないが、そのうち表に出るだろう。
会社の歓迎会で起きた事だから、
会社の責任を問われる。もちろん損害賠償もだ。
何よりも会社やそのグループの風評に関わる。
良い大人が全く馬鹿げた事をやっているものだ。
その代償は大きい。
大飯原発運転差し止め
俺は基本的に原発反対派だ。
原子力は未完の技術で、福一でも分かる通り、一旦事故が起きてしまったら
人間の手ではどうする事もできない。
ただ現実を見ると、直ぐに止める訳には行かない。
メタンハイドレートや油を生む藻などの技術を早急に開発し、
原発の代替えエネルギーにして、
徐々に原発を廃止してゆくべきだと思っている。
運転差し止めの判決を見て、
原発運転派は「反対する奴は電気使うな。」と言う。
今は原発で発電した電気は使われていない。
電力は足りている。
バカがほざいている。
原発の発電コストは安くない。
どのエネルギーよりも、最も発電コストが掛かっている。
純粋な発電コストをみれば安いかもしれないが、
補償費や補助金なども含めたら、最もコストの掛かる発電方法だ。
それに原子力燃料も石油と同様限りがある。
それどころか、石油よりも限度は限られている。
原子力は、一度事故を起こしてしまったら、取り返しが付かない。
「原発に反対する奴は電気使うな。」
と言う奴は、福一の事故の深刻さを、身を持って感じた事が無いのだろう。
多分、何も影響のなかった地域に居る奴なんだと思う。
もしそうでなければ、原発マニアだな。
それでも原発稼働を言うのなら、
汚染区域に住み、常磐の海産物をたらふく食わせてやれば良い。
常磐のアンコウは美味いぞ。
東南海沖地震が起きる確率が高まっている。
浜岡なんか断層の上に建っている原発で、事が起きたらひとたまりもない。
首都圏は壊滅だ。
福井あたりの原発で事故を起こしたら、
琵琶湖の水は飲めなくなる。
もんじゅなんか最悪だ。
水をかけたら爆発してしまう。
もう一度福一が事故を起こした時の事を考えてもらいたい。
どれだけ深刻な状態だったか。
そして未だ処理の目処も立っていない現状を。
PC遠隔操作事件の背景
PC遠隔操作事件の片山容疑者。
電子的な事では、決定的な証拠が無く、
無罪判決がでるかと思われていた。
警察・検察共にサイバー犯罪を立件できなかった。
ところが、警察は地道な捜査をしていて、
結局、片山容疑者の行動確認を徹底的に行なっていて、
犯罪の瞬間を捉えた。
結局、従来のどぶ板捜査で決定的な
アナログな証拠を手に入れる事になった。
この事件から見えたものは、
ひとつは片山容疑者の様な犯罪者の存在。
片山容疑者は以前にも掲示板で威力業務妨害をやって逮捕されている。
そして今回は他人のPCを遠隔操作して行った。
ネットの仮想世界にどっぷり浸かり、
その中ので自分の存在を感じ、
仮想世界の中で起こした事件。
その結果、自分から遠く離れた現実社会で、
騒ぎが起きている事を楽しんだ。
自分が仕掛けた事に、
社会が反応した事に喜びを感じたのだろう。
片山容疑者は、イタズラ感覚で遠隔操作事件を起こしたのだろう。
ネットには仮想世界が多い。
ネットの中で展開される事は、仮想世界だから。
本人は、仮想世界の中でいたずらをした感覚でいても、
その延長線上は現実世界に繋がっていて、
現実世界では騒ぎが起きる。
片山容疑者は、その騒ぎを遠く離れた自分には及ばない場所で
世間が騒いでいる事を楽しむ。
まるでゲームだ。
これは俺の推測なんだが、
片山容疑者は、現実の世界では、
他人と上手くコミュニケーションが取れず、
ネットの世界で自分の存在を認識していたのだと思われる。
そして、その中で自分が出来る事を見つけ、
その結果が、PC遠隔操作事件だ。
警察・警察はサイバー犯罪で立件できなかった。
もし片山容疑者がボロをださなければ、
無罪判決が出る可能性が高かった。
結局地道な行動確認で、
現実世界で片山容疑者のアナログな証拠を見つけた。
片山容疑者は、自分が無罪になる事を確信し、
その自信から、最後にもう一言、世間にアピールしようとしたのだろう。
所が、それが墓穴を掘る事になった。
その辺りが、現実世界を認識していない愚かな所だ。
この事件で警察・検察には課題がのこった。
サイバー犯罪は、ネット上だけの証拠では、
立件が難しいという事だ。
近年ネット犯罪が増えているが、
警察・検察が、ネット犯罪の技術に付いていっていない。
だから片山容疑者も、ネット上での証拠では有罪に持ち込む事は
難しいと思われていた。
逆に言えば、片山容疑者の様に間抜けでなければ、
ネット犯罪は、まだ警察・検察の手には負えない部分があると言う事。
それにしても意外な結末。
こう言ってはなんだが、
現実社会に上手く溶け込めないオタクの実態は、
この様なキャラクターだと言う事が、世の中に明らかになったと言う事だ。