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安部元総理と統一教会の関係

昨日、安部元総理が狙撃され死亡した。
犯人はその場で逮捕された。
その後の報道で犯人は動機について
「政治的な事ではない。母親がある宗教団体に感化されて、多額の寄付をしている。
 その宗教団体と安部がつながりがあるため射殺した。」
旨の供述をしているそうだ。

この供述から浮かぶ宗教団体とは統一教会だな。

統一教会と言えばかつて、
二束三文の壺を法外な値段で信者に売りつけたり、
信者を洗脳して共同結婚式などを挙行して話題になった宗教団体だ。
当時洗脳された有名芸能人が共同結婚式に参加したり、
洗脳された元スポーツ選手を家族が奪還する騒動があったりした。
ネット上では以前から、
安部元総理がこの宗教団体と関係がある様な情報が多数流れている。

安部元総理と統一教会との関係は祖父の岸信介に遡る。
統一教会の教祖は韓国人の文鮮明という男だ。
こいつは既に死去している。
今は違う奴が教祖だ。

正式には「世界統一家庭連合」と称し、
旧名は「世界基督教世界統一神霊協会」と言う
怪しげなキリスト教系の宗教団体で、
布教は大東亜戦争が終結した頃から始まり、
経典は朝鮮戦争が勃発している頃に完成している。
日本には昭和33年に入ってきて、
昭和39年に宗教法人の認証を受けている。
この時の会長は、元立正佼成会信者だった者だ。

その後統一教会は昭和44年に、
安部元総理の祖父である岸信介の協力を得て、
反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本に設立している。

国際勝共連合は韓国の「勝共運動」の影響で、
当時韓国では朝鮮戦争の経験から、
共産主義を排除する政治姿勢があった。
そしてそれは、
当時の韓国大統領朴正煕の庇護を受けていたと言われている。

ちなみに朴正煕は日本陸軍の将校であった男で、
当時の保守派とは戦時中の日本軍を通じて関係が深かった。

国際勝共連合は反共産主義団体である事から、
当時の保守派である人物が名を連ねている。
名誉会長に笹川良一、
顧問団に小川半次、辻寛一、千葉三郎、玉置和郎、源田実がいた。

こうした流れから統一教会が母体である国際勝共連合は、
日本の保守政党に選挙活動応援などを通じて、
日本の政界と関係を深めてゆく。
こうして保守派と国際勝共連合との繋がりが出来たわけだ。

そして国際勝共連合の母体である宗教団体の統一教会は、
二束三文の壺を高額で信者に売りつける宗教団体だという訳で、
安部元首相を狙撃した犯人の母親が、
この宗教団体に感化されていたのではないかと言う事だな。

統一教会は国際勝共連合の陰に姿を隠し、
間接的に日本の保守派と関係を深める事によって、
日本国内でインチキ宗教活動を広めていったのだな。
安部元総理の祖父である岸信介は、
反共産主義団体である国際勝共連合の設立に手を貸したのであって、
インチキ宗教団体である統一教会を推したのではない。

その後も統一教会が母体である国際勝共連動と保守派の繋がりは続いており、
その事で、
安部=統一教会
と言う「噂」が独り歩きして、
ネット上で針小棒大に流布されたのだろう。

そしてその結果、
「安部=統一教会」と言う針小棒大な情報を真に受けた犯人が、
安部元総理を狙撃したのだと俺は見ている。

宗教団体が政治に食い込むのは良くある話で、
公明党がその良い例だ。
公明党の支持母体は、日蓮宗系の創価学会だ。

オウム真理教も公明党の様に政界に食い込もうとしたが玉砕し、
その結果「オウム事件」を引き起こした。

この度の事件は、
統一教会が間接的に政界に食い込んでいる事によって起きた事件だな。

そうした宗教団体の動き、
そしてネットの無責任な情報により犯人がそれを真に受け、
犯行に及んだのだろう。

それにしても、
安倍晋三と言う政治家を失った事は大きな損失であり、
国益を損ねる事になったと俺は見ている。
安倍晋三の意志を継ぐ、
強力な政治家が現れる事に期待したい。

結論だが、
朝鮮人と関わると碌な事が無いと言う事だ。
そしてそれは、
国益を損ねる事にもなると言う事だ。
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