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八百万の神

フランスで起きた新聞社襲撃事件。この背景には宗教がある。

襲われた新聞社は、風刺画が売りの新聞社で、その内容も結構どぎついのだそうだ。

キリスト教というのは、他の宗教を否定する。だからイスラムも否定する。
そうした背景があって、原理主義者はアッラーをバカにされたとして新聞社を襲撃した。
起こるべきして起きた事件だ。

日本は古来より八百万の神が居ると信じられてきた。
だから仏教もすんなり受け入れられた。

キリスト教が入ってきた時も、抵抗なく受け入れた。
キリスト教を日本に広めようとした宣教師は、他の宗教を否定しキリスト教のみを布教しようとしたが、
日本人はキリストも神のひとりとして受け入れるから、宣教師が閉口したと言う話を聞いた事がある。

そんな状態だから、日本人は宗教に対する思いが希薄だ。
だけどそれは文化の中に根付いていると言う事で、宗教が無い訳では無く、
当たり前になってしまっているから、意識しないだけなのだと思う。

だから日本では神道対仏教とか、仏教対キリスト教などの争いが無い。
みんなひとつの神みたいなものと捉えているのだろう。
だからクリスマスをやって神社に初詣に行き、葬式は仏教だ。

これ、ある意味理想的なのだと思う。
其々を尊重し、全てを受け入れる。
だからフランスで起きたような宗教的な争いは起こりにくいのだと思われる。

オウム真理教の事件は、オウムがテロ行為をやらかした事で、
あれは宗教闘争とは言えない。ただのテロだ。

日本人は様々な文化を受け入れるという性質があって、
その辺りが日本の発展に大きく寄与していると思われる。
大きな時代の変化として、明治維新や大東亜戦争の集結などがあったが、
あっさり新しい文化を受け入れる事ができたのも日本人だ。
良い意味でこだわりが無いのかも知れない。

お互いを認めあえば、争いは無くなると思うのだが、
唯一神の宗教を深く信じてしまうと、他を否定する事になり争いが発生する。

日本が平和なのは、そんな所も大きく寄与しているのかもしれない。
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韓流ブーム終焉

韓流という言葉を聞かなくなって久しい。

所謂韓流ブームというのは、NHKが韓国のドラマを放送してからなんだが、
俺は最初から全く興味がなかった。

その後日本中に韓流ブームが起きて、日本を席巻したんだが、
それでも全く興味が起きなかったどころか、うざいぐらいだった。

何も韓国がきらいな訳じゃない。
誰の顔を見ても、みんな同じ顔をしていて気持ち悪いのだ。

韓国というのは整形大国で、多くの女性が大なり小なり整形をしていて、
外見を気にする文化なんだな。

韓国の芸能人はそれに輪をかけていて、
聞けば腕の良い整形外科医に掛かるそうで、それも限られた医者だから、
みんな同じ顔になってしまって、元々興味が無いのに、見分けがつかないのだ。

韓流ブームの裏には、韓国政府から資金が出ていて、それで広まった事もあったんだが、
近年、経済的に厳しい韓国は、どうやらその資金が打ち切られた様で、
日本のマスメディアからすっかり姿を消してしまった。

元々人気があった訳じゃなくて、空港でお出迎えするファンは、アルバイトのヤラセだったり、
コンサートを開こうとしたら、さっぱり人が集まらなくて中止になったり、
その実態は垣間見えていた。

最近では、少女時代とかいう人気グループのコンサートチケットが、
ネットオークションで510円だったとかで、その人気は凋落の危機だ。

まぁ元々が作られた人気だったし、顔も作り物で、
如何にも表面だけを取り繕う韓国らしい文化で、
日本の分厚い文化の前には、定着できなかったのだろう。

BSなどでは、相変わらず韓国のドラマが放送されているが、
ありゃ版権がやたら安いんだそうだ。
視聴者から言わせてもらったら、あんな物を放送するぐらいなら、
日本の古いドラマを放送してくれた方が見ると思う。昔のドラマは結構面白い。

結局、韓国経済の衰退と共に、作られた韓流ブームも終わってしまったのだ。


容疑者は何処へ

強姦容疑の男が川崎の地検から逃げ出した事件なんが、
この寒い中、スクーターで逃げたそうだ。

バイク乗りなら分かると思うが、この時期日中とは言え、
バイクで走るという事が、どれだけ寒い事か。
俺はそんな遠くには逃げていないと思う。
多分仲間の所に潜伏しているだろう。

夏ならば幹線道路を避けて遠くまで走れるだろうが、
山道は積雪しているし、幹線道路はカメラがあるから解析すれば分かる。
それに逃走資金が無いから、トラックに忍び込むなんて事でもしなければ、
そう遠くには逃げられないだろう。

それになんと言っても寒さだ。
夏なら野宿もできるが、折しも日本列島には寒気が来ている。
野宿するなら相当の装備をしなければ、関東地方といえども命に関わるだろう。

この時期、ホームレスの中には、寒さを凌ぐためにワザと刑務所に入る奴もいるというのに、
そこは元々オツムの足りない奴の発想だから、大脱走を企てたのだろう。

まぁ後日、逃走を幇助した奴も捕まってめでたしめでたりになるんだろうが、
この容疑者を逃した警察関係者はとんだ災難になるだろう。
特にこの容疑者を逃した50代の警察官は、全国的な騒ぎになってしまったから、
相当な処分を受ける事になるだろう。

後数年で定年退職をして、十分な恩給を受け取れるところだったのに、
この事件で一番の被害者は、容疑者に逃げられた警察官だろう。
長年の勤務も、この一件ですべてパーだ。
ご愁傷様。




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キャブがOHできない整備士

最近の大工は刻みが出来ない。

材料はみんな工場でプレカットして来るから、刻みをやった事が無い。

中には和室が作れない大工も居る。

最近の建売は、大壁で畳敷きだから、新壁の和室を作れないのだ。


整備士も同じで、キャブレターの整備が出来ない。

今はみんなインジェクションになってしまって、

キャブを搭載したクルマが減って、キャブのOHなんてやった事が無いのだ。


俺なんか今でもバイクのキャブは自分でOHする。

クルマのキャブは、ワンキャブで、バイクのキャブより大きいから、

OHはやりやすいと思うのだが、経験が無いからできないのだそうだ。


かと言って、キャブを詰んだクルマは今でもある。

では、キャブが調子悪くなったクルマはどうするかというと、

キャブその物をリビルト品と交換してしまうのだそうだ。

金額もOHするのと変わらないのだそうだ。


大工にしても整備士にしても、合理的と言えば合理的なんだが、

故障したら直さず、そっくり取り替えてしまう。

それも修理の方法なのだろうけど、

技術力の低下になるのではないかと思う。


知り合いの修理屋のオヤジが言っていたが、

これからは電気の時代で、クルマの半分は電気屋の仕事になると。

整備士は電気の勉強も必要になってくる。

従来の整備士は、足回りだけになってしまうとの事だ。


まぁこれも時代の流れなのだろうけど、

物事がどんどんブラックボックス化され、

壊れたら修理せずユニットごと取り替える。

ドイツのクルマは既にそうなっているそうなんだが、

ものづくり、職人の国の日本としては、なんだかなぁと言う感じだ。

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職人争奪戦

今、ウチの会社である外構工事を預かっているのだけれど、
消費税の駆け込み需要のお陰で、職人が居ない。

工事自体は大した事はないのだけれど、
現場の都合上、年内に収めてもらいたいとの事なのだけれど、
年内に収めようとするのは、どこも同じで、とにかく職人の手が足りなり。

あるハウスビルダーからも、基礎屋と大工は居ないか?と要請があったが、無理だ。居ない。

ウチで請け負った外構工事も、いつもお願いする職人は年内いっぱいダメだとの事。
もうひとつの方は、少し値段が高いのだけれど、ある程度規模が大きいから
何とかなるかと思って声を掛けてあるのだが、
現場の下見の予定も直ぐに来ないぐらいだから、
施工は年内に収めるのは厳しいかも知れない。

消費税増税前の一時的な駆け込みで混乱しているだけであって、
それだって、ホンの一瞬の事で、職人はみんなその反動を恐れている。

だから今目の前にある仕事を出来るだけこなして、
反動を予防しようと言う思惑もあるから、余計に仕事を詰めてしまって、
職人が足りないのだな。

依頼を受けるのはありがたいのだけれど、
時間を制約されてしまうと困る。

何とかならんもんかと、俺も思っているのだけれど、
相手が居る事だからどうにもならん。

まぁ最後は頭使って、何とかするしかないだろう。



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