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不穏な朝鮮半島

最近集団的自衛権の事で政界はざわめいている。
これは戦後レジュームからの脱却を謳う安倍っちが、
右寄りだから強引に進めている訳では無い。
早急に固めておかなければならないからやっている事だ。

ちなみにおれは安倍親派では無い。

北朝鮮が核ミサイルを手にしたが、照準を合わせているのは、ソウルや東京だけではない。
北京にも向いている。

中国は北朝鮮の後ろ盾と言う立場でこれまで来たが、
核を持つ様になってから風向きが変わった。

中国は韓国と共に、日本に対し反日戦線を展開している。
リーマン・ショック後、経済が混乱している中国。
アベノミクスで急激に経済を悪化させている韓国。
互いに経済的な関係を深めようと歩み寄っている。
今年に入って5回も首脳会談を行っている程の蜜月ぶり。

特に韓国は、貿易相手として中国は重要なパートナーだ。
中国の腹づもりは、経済的な関係を深める事だけでは無い。
韓国を取り込んで朝鮮半島を手中に収めると言う事がその後ろにある。

北朝鮮の油は中国から入っている。近年中国はその油を絞っている様だ。
北朝鮮は今、油で苦労している。
北は代替わりして、三代目は中国との折り合いが悪いらしい。
中国と親しかったおじさんを抹殺してしまった。

それに腹を立てた中国は北の若旦那に
「言うことを聞け!」てなもんで油を絞っているのだろう。

中国にしてみたら、韓国には在韓米軍がいるし、
北は言う事を聞かず、核ミサイルを向けているから居心地は良くない。
そこで手始めに韓国を手懐け、そして北も韓国にまとめさせてしまおうと言う事なのだろう。

しかし今の体制を維持したい北は、資金を何とか得ようと日本に擦り寄っている。
それが最近動き出した拉致被害者の返還を前提とした日朝会談だ。

日本としても平和に物事が済むわけが無いと思っている。
そして前述した通り、有事の発生も視野に入れておかなければならない。
その時に、今の自衛隊法ではとても対応できないから、
実情に則するように法改正しようと言う訳だ。

日本が集団的自衛権を行使すると困るのは誰かと考えれば良く分かる。
5月の朝まで生テレビで中国問題を取り上げていたが、
その時に中国親派の顔ぶれを見れば良く分かる。
みんな中共の手先ばかりで、そいつら口を揃えて集団的自衛権の行使に反対していた。
もちろん憲法9条改正なんてもっての他で、
決まり文句は「日本が戦争出来る国になる!」だ。

経済が脆弱で、反日の韓国は中国に頼らざろう得ない。
行き過ぎた反日は、中国がさせているのかも知れない。
それに乗った韓国は愚かだ。

日本人は性善説を考える人が多いが、世界は性悪説が当たり前で、自国の国益が最優先だ。
共産党が「話せば分かる。」なんていうが、あれは嘘だ。
「話せば分かるから武装解除しろ。」と言って、無防備になったところに攻め込んでくる。
ソ連のやり口を見れば良く分かるだろう。

中国の考える朝鮮半島は、韓国を手懐けて日米から分断し、北の今の体制を崩壊させて
韓国に統一させようと言う事なのだろう。
現に韓国はアメリカが進めるミサイル配備を拒否し続けている。

仮にも韓国は民主主義国家だから、中国の思う通リに行くとは思えないが、
日本としては、準備は必要だ。
中共のまやかしに騙されないように対処する事が肝要だ。

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