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プーチンがこの時期にウクライナ進行した訳

これはあくまでも俺の推測。

プーチンがこの時期にウクライナに侵攻したのは、
いくつかの要因がある。
ウクライナ侵攻のベースは、
ロシアの天然資源をネオコンから守るためだ。
これは以前のブログで書いた通り。

国粋主義
プーチンは旧ソ連時代にKGBに居た。
たとえるなら、バリバリの右翼だ。
ロシアと言う国は強くなくてはならない。
そして、
ウクライナにいるロシア系住民を守らなければならない。
これがプーチンの心情だ。

ウクライナの資源
ウクライナには電力を生み出す原発が複数ある。
エネルギーは国の宝であり力でもある。
またウクライナには、
ロシアからヨーロッパに天然ガスを流すパイプラインがある。
ウクライナは農業が豊かだ。
ウクライナで取れる小麦は、
ヨーロッパを始め世界に輸出されている。
プーチンはこれらを確保しておきたい。

イエスマン
一応ロシアは民主主義とされているが、
実態はプーチンの独裁国家でもある。
その権力は誰にも触れられないほどになっている。
プーチンに具申など言うものならふっ飛ばされる。
だから側近始めプーチンの部下たちは、
プーチンの耳障りの良い事しか報告しない。

ネットが苦手
プーチンはネットを見ないのだそうだ。
ネットが苦手な昔の人間なんだな。
だからプーチンに入る情報は、
側近などの報告がメイン。
上記した通り、
部下は耳障りの良い情報しかプーチンに上げない。
その為プーチンは正確な情報を持っていない。
結果、
判断をあやまる。

アメリカの仕掛け
アメリカはプーチンがウクライナ侵攻したとしても、
軍を派遣しないと公言した。
ウクライナはNATOに加盟していない。
だからロシアがウクライナに侵攻してもNATOは手を出せない。
この事からプーチンは、
ある意味安心してウクライナに軍事侵攻した。
アメリカに嵌められたんだな。

コロナで自らを隔離
この二年間、
世界は中華コロナに翻弄された。
プーチンはコロナに感染する事を恐れた。
独裁者にとって病気は抗えない驚異だ。
その為、
側近すら近づけずにいた。
誰とも会わずに対話もせずにいると人は、
あれやこれや色々な事を考えるものだ。
率直な意見を聞くことも無く、
自分の中でぐるぐる考えている内に煮詰まってくる。
そして結論をだす。
その結論がウクライナ侵攻という訳だ。

そしてプーチンはウクライナに侵攻した
プーチンというのは先述した通り国粋主義者で、
経済だの損得だので動く人物では無いのだそうだ。
西側の損得を第一で考える者からすれば、
プーチンの行動は理解できない。

プーチンは69歳になる。
もう人生の終わりが見えてきている。
損得を考えない国粋主義者のプーチンは、
己の処遇がこの先どうなろうと関係ない。
己の信念を貫くのみだ。

そしてプーチンはウクライナに軍事侵攻したというのが、
俺の見立て。

自由主義社会では物事は損得で動く。
プーチンのウクライナ侵攻で多くの人命と財産が奪われて、
自由主義社会は損をした。
この損を自由主義社会は許さない。
プーチン率いるロシアは自由主義社会から大きな制裁を受け、
その影響は計り知れなく、
プーチンの失脚はもとより、
ロシアの存続も危ぶまれる可能性もある。

物事は様々な側面と要因があって動いている。
しかし独裁国家は、
独裁者の意思によって国家の行く末が決まる。
自由主義社会が万能というわけではない。
特に資本主義社会はマネーを持ったものが社会を動かしている。

独裁国家も資本主義国家も、
一部の人間の意思で動いているものであり、
末端に居る人間ほど、
その軋轢に苦しむのは、
この世の常なのだな。
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