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暑さ寒さも彼岸まで

俺が朝起きてまずすることは、
コーヒーを飲むこと。
今年の首都圏郊外の夏は、
観測史上最も暑かった夏だそうで、
朝飲むコーヒーもアイスコーヒーだった。
彼岸を迎えた今朝の空気はひんやりしていて、
窓を全開ににして飲むコーヒーは、
久々のホットだった。

今年の夏は体温を超える気温が当たり前で、
33度の気温が涼しく感じる程だった。
体温を超える気温では、
何もしなくても体力を消耗する。
そんな状態だから、
外に出て何かしようと思わない。

外で作業をしても、
効率はかならり落ちる。
それに、
ダメージも大きく、
翌日以降にも影響する。
そんなんだから、
経済にも大きく影響したんじゃないかと思う。
実際、
あまりの猛暑で、
現場の草刈りを何度断念したか。
とにかく外に出る事を、
身体が危険を感じるのだ。

彼岸になった途端、
空気が変わったと言うか、
大気が明らかに変わった。
これまで太平洋上から流れてきた高温多湿の大気から、
大陸からの冷たい乾いた空気になった。

流石に今後は35度を超える暑さは無いと思う。
やっと人間らしい生活ができる。
経済もこれによって、
向上する事を期待したい。
が、
経済政策が駄目だから、
多分、
変わらんだろうな。
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おいしい給食

給食をこよなく愛する中学教師と、
これまた給食をこよなく愛する生徒。
この二人がいかに給食を美味く食べるか、
二人にしか分からぬ、
密かなバトルを繰り広げるドラマ。

この手のドラマは、
食い物を食った時の内面を表現するんだが、
この手のドラマの王である孤独のグルメでは、
主役の松重豊が抑えた演技で、
内面を静かに語るように表現する。

ワカコ酒も同じ。

しかしおいしい給食では、
その内面を、
情熱的に、激しく表現しているところが面白い。
主演の市原隼人が新たな一面を出している。

放送はいわゆるローカルU局で放送されていて、
決してキー局のドラマに勝るとも劣らないどころか、
カネかけてジャリタレ使うドラマよりよっぽど面白い。
しかも映画化までされている。

ウチはテレビが無いから、
Tverで見ているんだが、
来月からSeason3が放送されるらしい。
車のナビにテレビが組み込まれているから、
そいつで見ようかと思っている。

バカバカしいドラマではあるものの、
背骨がしっかしているから見ていられる。
この手のドラマを、
どうしてキー局ができないのか。
むしろ予算が無いからできるのか。
とにかく楽しみにしている。

呪われた名跡

俺は落語が好きで、
時々仕事の作業をしなから、
ようつべで噺をよく聞いている。

この間、
三遊亭小圓遊の高座がアップされていた。
三遊亭小圓遊は既に亡くなった噺家なんだが、
ちょっとだみ声で、
噺が上手く、古典落語を得意とする噺家で、
好きな噺家のひとりだ。
仕事しながらも、
つい聞き入ってしまう。

俺が中坊の頃、
クラスに「師匠」と呼ばれる奴が居た。
そいつは身体が小さくて、
顔立ちもブサイクな上に運動は丸で駄目だったが、
数学だけは得意で、
数学を自分の拠り所にしていた奴だった。
だから、
数学だけは相当勉強していた様子だった。

奴の顔立ちが三遊亭小圓遊にそっくりだった所から、
悪ガキの一人が奴の事を「師匠」と呼んだ事から、
「師匠」と呼ばれる様になった。
また、
数学だけを拠り所にしていた所も、
何となくキザに見えて、
それが三遊亭小圓遊のキャラクターと被っていた事から、
「師匠」
という呼び名はピッタリだった。

当時三遊亭小圓遊は、
笑点のメンバーだった噺家で、
笑点では、
嫌味なキザなキャラクターで、
桂歌丸と丁々発止やりあっていた噺家だ。
どちらかと言えば、
嫌われ役の要素があった。
だから奴は「師匠」と呼ばれる事をかなり嫌がっていた。

奴の事を「師匠」とバカにして呼んでいたのは、
俺を含めたクラスの悪ガキ共だけだったんが、
ある時クラスの担任が、
何の授業だったのか忘れたが、
何かの問に対して奴が挙手した所、
担任が
「師匠!」
と指した所、
奴は机に突伏してしまった。
クラスは大爆笑だったが、
本人は屈辱のどん底に落ち、
担任は苦笑いをしたのを、
今でも思い出す。

天珠を全うできない名跡がある。
その名前を使った噺家は、
いずれも若くして旅先で急死している。

その名前は、
三遊亭 小圓遊だ。

小圓遊の初代は明治で、
件の三遊亭小圓遊は四代目なんだが、
二代目を除く3名が、
いずれも若くして旅先で亡くなっている。
四代目も旅先で亡くなっていて、
享年44歳だった。

そんな事もあってか、
それ以来「小圓遊」を名乗る噺家はおらず、
現在も空き名跡になっている。

これを呪われたと見るか、
偶然と見るかは、
この後、誰か「小圓遊」を名乗らないと分からない。
だけど、
未だに「小圓遊」を名乗る噺家が現れない所を見ると、
落語界では「呪われた名跡」いなっているのだろう。

件の「師匠」が未だ健在なのかどうかは、
知る由もない。

突然アレルギー

俺はアレルギーを持っていて、
そのせいで慢性鼻炎気味だ。
幼少の頃、
まだアレルギーなんて事が言われていない時代、
学校の健康診断で慢性鼻炎と言われた。
その原因がアレルギーだと分かったのは、
大人になってからだ。

大人になって、
咳が止まらなくて、
医者にかかった所、
たまたまその医師がアレルギーを得意としていて、
検査したら、
13種類のアレルギーに全部反応が出たww。

かといって、
咳と軽い鼻炎以外は何もなく、
何かが食えないとか、
何かをすると劇症がでるとか言う事は無く、
全く普通の生活ができていた。

先日ある人からマスクメロンを頂いた。
メロンは果物の中で好きな部類で、
これまで何でも無く食べていた。

食べ頃になったので属してみたが、
しばらくしたらいきなりひどい鼻詰まり、
そして喉の奥が痛痒い感じがしてきて、
翌日には腕に発疹がでてきた。

鼻詰まりと喉の違和感は次第に薄らいだが、
腕の発疹は中々収まらず難儀した。

メロンアレルギーだと言う人に話を聞いてみたら、
全くその人と同じ症状で、
俺もメロンアレルギーが発症してしまった事が確定した。

調べてみたら、
俺はブタクサのアレルギーが以前から少し合って、
ブタクサの花粉が飛ぶ時期には咳が出ていた。
メロンアレルギーはブタクサアレルギーと関連があるそうで、
ブタクサが原因で、メロンに反応するのだそうだ。

昨年までメロンは何でもなかったのに、
突然メロンアレルギーを発症した事にショックを受けている。
だってメロンだぜ。
あの美味いメロンが食えなくなってしまった。
アレルギー体質にショックはなく、
メロンが食えなくなってしまった事にショックを受けた。

ちなみに、
メロンアレルギーの治療方法は無く、
体質が変わらない限り、
メロンは食えなくなってしまった。(泣)

邪魔

ウチの会社は零細企業なんだが、
不動産部と建設部がある。
俺はどちらか手が足りない方を手伝う事になっている。
で、圧倒的に手が足りないのは建設部の方で、
8割方建設部の方に携わっている。

ある不動産ブローカーの紹介で、
そいつの客の家にフェンスを取り付ける事になった。
構造上ちょっと面倒くさい工事だったんだが、
俺一人で施工する事になった。
面倒くさいと言っても、
手助けが必要と言う訳でも無かった。

ところが、
不動産ブローカーが手伝わせてくれと言う。
不動産ブローカーはど素人で、
手元仕事もできない。
本人としては工事も覚えて、
今後工事の仕事もしたいと言う事なんだな。

仕事の紹介者でも在るし、
無碍に断れないから手伝ってもらう事にした。

結論から言うと邪魔。
件のブローカーは、
状況を判断して上手く立ち回る、
頭が回るタイプでは無い。
どちらかと言うと逆で、
頓珍漢な部分がある。

施工でブローカーに頼む作業は無い。
せいぜい片付け程度だ。
片付けだけしていてくれば良いのだけれど、
勝手な判断で余計なことをする。

資材を指定した場所ではなく、
作業する場所に置く。

俺はバケツの中に細かな道具を入れていたんだが、
道具をそこら辺に出して、
バケツに水を入れている。

電動工具を使っていたら、
コードを引っ張る。

道具を踏んづけて壊す。

掃除を頼んだら、
頼んだ所では無いところを掃除する。

結局後始末は全部俺がやって納めたんだが、
疲れた。

邪魔なんだが、
どうにも排除できない事は、
世の中の道理に時たまあることで、
申し出た手伝いを断れず、
文句も言えないのは大人の事情。

熱中症気味になるし、
疲れた。