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社長の年収3000万円

ある中小企業の社長の年収3000万円。
その社長は、
不動産、ホテル、写真屋、ガソリンスタンドを経営していた。
以前はセルシオに乗っていたが、
運転手を雇って、プレジデントの後席に乗るようになった。

一方社員は、
給料は安い。ボーナスなし。
社会保険も国民保険になってしまった。
退職金も無い。

この会社、
バブル崩壊後業績が低迷、
金融ビッグバンでRCC管理に陥り、
金融機関から手を切られ事実上倒産した。
元社長は今、
毎朝バスに乗ってアルバイトに行っているらしい。

そこで働いていた俺ww。
件の会社がつぶれる数年前に独立して、
今でも安定した貧乏で会社を運営している。

俺の個人年収はびっくりする程低い。
だってローン組む予定も無いし借金も無い。
会社の株は100%俺だし、
会社の金=俺の金だから、
節税が効かない個人収入を増やしたら損だ。
法人なら節税のしようはいくらでもある。
補助金も受けられる。

生活するのに十分な額だけ個人収入にして、
後は会社の利益にして内部留保を蓄えている。

住まいも小さくて良い。
俺は四畳半が好きで、
手を伸ばせば何でも届く空間が気に入っているし掃除も楽だ。
秘密基地的で、
俺は四畳半の美学だと言っているww。
広い空間はアウトドアで楽しんでいる。
ってか、
仕事がアウトドアだww。

見得張ってベンツに乗る気などサラサラ無い。
ってか、高級車に興味が無い。
それよりも、
四駆のポンコツ軽トラ買って改造して遊ぶ方が、
趣味と実益を兼ねて面白いし有益だ。

仕事上、
ユンボもあるしチェーンソーなどもある。
バイクも仕事で使うから持っている。
営業車はワゴン車で出張にも使うから、
半ばキャンピングカー化している。
それらを整備するための環境や工具も一式揃っている。
男子の遊び道具は仕事上みんなある。

引退した職人から頂いた物も相当あるが、
これらは全て会社の必要物で経費節減と節税に繋がっている。
趣味と仕事が一体化しているから、
個人で出費する必要が無い。

不動産業とか建設業は波が大きい。
良い時はすんごい儲かるけど、
ダメな時はコテンパンになる。
コテンパンになった時に、
余計な出費が無く、
手元に潤沢な現金があると心強い。
この事は先人の社長の忠告と、
俺の経験からそうしている。

俺の知り合いの不動産屋が今、四苦八苦している。
不動産で小金持ちになって勘違いしたみたいだ。
貧乏人が小金を持つと世界は自分を中心に回っていると勘違いする。
儲けた金で高級外車を買い、
銀行から金を借りて、でかい家を建てた。

ところが、
少子高齢化のあおりと中華コロナ騒動で
売り上げと利益が激減した。
羽の生えた生活は出費がでかい。
収入が無いのにでかい出費が1年も続いたら、
かなり厳しくなる。
それが3年近くも続いているんだから、
そりゃ生きた心地がしないだろう。
そしてこの先も景気回復の見込みは無い。
いつまで持ちこたえられるやら。

人にはそれ分相応と言う物がある。
ちょっと調子良いと自分は大物だと勘違いする。
その先に大きな落とし穴がある事を忘れてしまう。

俺はビビりだから、
常に落とし穴を意識している。
だから安定した貧乏なのだなww。

借金が無ければ、
生活してゆくに十分な金があれば、
人生の楽しみ方何十通りもある。
見得なんて張る必要は全くない。
他人は他人、自分は自分。

俺の目標は、
完全自給自足、自己完結できる環境を目指している。
実際に完全自給自足、自己完結できる環境などできない。
だけど、
少しでもそれに近づく事で、
世の中の変動に左右されない環境にする事ができる。
その代わり、
自然環境には左右されるかもなww。

でも自己完結できる環境に近づけば、
あくせく働かなくても、
お小遣い程度の稼ぎがあれば十分で、
年収3000万円なんて、
全く必要が無いと言う事だ。
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