忍者ブログ

知ったかぶりは恥ずかしい

ベテランの営業マンが居る。業歴は30年を超える。
しかし宅建士の資格は持っていない。
毎年受験はしている様だが、未だに受からない。

そんな事だから、業歴は長いものの法令などの認識があやしい。
間違った解釈を結構している。

業歴が長いから、周囲からは何でも知っていると思われているらしい。
けれど俺は騙せない。
話をしていると???と言う事が結構ある。
「そんなのあり得ねぇ~よ。」とか「できる訳ないじゃん。」と言う事が良くある。

例えば、ある国道に面している土地で、出入りの為の通路を作る申請をした時の事。
調査は俺がやって、そいつが申請を出すと言う。
俺は申請は測量屋がやるものだと思っていたが、
そいつは自分が申請書を作成して提出したと言って申請書の副本を見せてくれた。

ちなみにそいつはパソコンが使えない。
ワードを人差し指で打ち込むのが精一杯で、サイトのトップページの事を
「壁紙」と言っている程のパソコン音痴。

学歴は名前を漢字で書ければ入学できる高校卒。
もちろん数学なんかできない。算数の掛け算九九が精一杯で、
多分分数の計算はできない。

それなのに、図面をバッチリCADで書いて、雨水の流量計算式まで書いてある。
あり得ねぇ~wwwwww。

そいつは俺に対抗してこんな事を言っているんだが、
そんな事できないのは一目瞭然でバレバレだ。
良い歳こいて見え張っても瞬時にバレる。恥ずかしい事だ。

何も見栄を張る事は無い。
俺なんか知らない事は知らないと言って教えてもらう。
その方がなんぼ有用な事か。
見え張っても相手が物知りだったら瞬時にバレる。
そうなると逆に信用を失うし、知識の蓄積もできない。
だから未だに宅建士に合格できないのだろう。

いい歳こいて見え張って、全てバレているなんて恥ずかしい事だ。
そんな奴だから、奴の話は話半分でしか聞いていない。
だって、マトモに取り合うと疲れるから。

PR