忍者ブログ

淘汰が始まった

昨年から中華コロナ騒動が起きて、
首都圏郊外の不動産が動かなくなって、
街の不動産屋が悲鳴をあげている。

こないだ知り合いの
個人で不動産業免許を受けている不動産屋と話しをしたんだが、
次の不動産業免許の更新をどうしようか考えているとの事。
何でも、
昨年扱った取引はたった2本だけだったそうだ。
この業者はハウスメーカーと提携していて、
ハウスメーカーに来た
土地を持っていない客に土地を斡旋するビジネスモデルだった。

ところが昨年は、
ハウスメーカーからの客が1本も無かったそうだ。

当然不動産だけでは喰って行けなくて、
他の事業も展開してゆかないとヤバいと言っていた。

他の不動産屋は、
ジジィがひとりでやっている不動産屋で、
全然仕事が無いし歳だから、
次の免許更新はしないで廃業するとの事だ。

俺が思うに、
この度の首都圏郊外の不動産業の不況は、
中華コロナによる事もあるが、
少子高齢化の影響が主であると見ている。
事実取引数が減っていいるのは4~5年前ぐらいからで、
それは不動産の一次取得者の人口が減っていて、
建売需要が減って来ているのだ。

俺は既にその事を見越していて、
随分前から不動産部以外に建設部を立ち上げて、
建設部とは言っても、
「何でもやる部」になっていて、
リフォームや外構工事などはもちろんの事、
片付けから草刈りまで何でも引き受けている。

しかもウチの会社は損益分岐点がびっくりする程低いから、
年中安定した貧乏で、
内緒だが、
ウチは昨年の業績は良かったぐらいだ。

現在不動産業界は不動産市場に合わせて、
不動産業者の数を調整している状態で
携わる人と業者の数が減っていて、
いずれ需要と供給のバランスが取れる時期が来る。
それまで持ちこたえた不動産屋が生き残る事になる。

ウチも油断せず、奢らず、謙虚に仕事を請けて、
この時期を乗り切って行きたいと画策している。
PR