勝手にぶつぶつ
ここはよのすけのストレス発散の場、
勝手な事を書いています
建設部の手伝いで忙しいから
ある土地取引の仲介業務で、
ウチに関わってもらいたいとの話があった。
その物件はいわゆる敷地延長の土地で
建物が建っていて、
建物は築50年を超える。
測量はとっておらず、
公募売買で売却するものだ。
話を持ってきたのはブローカーで、
売主とは昔からの知り合いだそうで、
そんな繋がりから、
土地の売却を頼まれたのだそうだ。
ブローカーは不動産営業の業界歴は長いが、
宅地建物取引士の資格は取得しておらず、
建築や開発などの専門知識についてはあやしい。
既に購入希望の人がいるらしく、
ほぼ話をまとめているらしい。
ウチにしてみればおいしい話で、
売主も買主も決まっている仲介なんて、
「神様ありがとう!」
と思ったのもつかの間、
接道義務を満たしていないため、
建替えできない事が発覚したとの事だった。
購入希望者は、
古家を壊して家を建てる予定で、
これでは契約が成立しない。
契約が成立しないとブローカーの収入にならない。
やっと収入になると思ったブローカーの気の落とし様。
悲壮感が漂っている。
建築基準法に接道義務がある。
4m以上の幅のある道路に、
2m以上接していないと建築許可が下りない。
敷地延長の場合は別途各都道県による条例があって、
延長の長さに対して幅も関係して来る。
当該物件の場合、
延長の長さに対して幅が足りないのだ。
測量図がなかったから、
公図で長さと幅を測ったらOKだったんだけれど、
実際にスケールを当てると、
延長が規定を超える事が発覚したそうな。
これでは確かに接道義務を満たしていないから、
建築許可は下りない。
やっとの思いで話をまとめたブローカー、
久しぶりの仕事に期待を掛けていたものの、
全てがおじゃんになってしまうと、
悲壮な顔をして物件の説明を俺にする。
そんな悲壮な顔をするなよ。
家が建てばいいんだろ。
ちゃんと新築建てられるから心配するな。
この場合ケースにもよるが、
「但し書き」
が使える。
接道義務を果たしていない物件でも、
一定の条件を満たせば建築許可が取れるのだ。
俺は一応役所に行って、
この物件の確認をした所、
条件を満たす事が確認できた。
ただし建築する建物の仕様に条件が付くから、
若干建築費用が掛かる。
その辺りは注意だ。
あとは余計な手続きがふたつ必要になるから、
建築許可が下りるのに若干時間が掛かる事ぐらいだな。
時間とカネに、ほんの少し余裕を持てば大丈夫だ。
かして建築が出来る事が分かったブローカーの顔色は、
一変して明るくなった。
俺にしてみれば、
別に大した事では無いのだけれど、
こういう事を知っているかいないかが、
その不動産屋の価値を決める。
不動産屋は不動産を扱うんだけれど、
不動産と言うぐらいで物は動かない。
動かしているのは「権利」関係で、
すなわち法律をつかって商売しているのだ。
だから不動産屋は、
不動産に関わる様々な法的知識を知っていると強いのだな。
そんなんでウチはこじんまりやっているのだけれど、
食うに困らないぐらいの稼ぎを得る事が出来ている訳だ。
本音を言うと俺は、
エンド客を扱うのは疲れるから、
なるべくエンドは扱わない様にしているだけだww。
営業君には、大いにエンド客を相手に頑張って頂きたい。
俺は建設部の手伝いで忙しいから。
ウチに関わってもらいたいとの話があった。
その物件はいわゆる敷地延長の土地で
建物が建っていて、
建物は築50年を超える。
測量はとっておらず、
公募売買で売却するものだ。
話を持ってきたのはブローカーで、
売主とは昔からの知り合いだそうで、
そんな繋がりから、
土地の売却を頼まれたのだそうだ。
ブローカーは不動産営業の業界歴は長いが、
宅地建物取引士の資格は取得しておらず、
建築や開発などの専門知識についてはあやしい。
既に購入希望の人がいるらしく、
ほぼ話をまとめているらしい。
ウチにしてみればおいしい話で、
売主も買主も決まっている仲介なんて、
「神様ありがとう!」
と思ったのもつかの間、
接道義務を満たしていないため、
建替えできない事が発覚したとの事だった。
購入希望者は、
古家を壊して家を建てる予定で、
これでは契約が成立しない。
契約が成立しないとブローカーの収入にならない。
やっと収入になると思ったブローカーの気の落とし様。
悲壮感が漂っている。
建築基準法に接道義務がある。
4m以上の幅のある道路に、
2m以上接していないと建築許可が下りない。
敷地延長の場合は別途各都道県による条例があって、
延長の長さに対して幅も関係して来る。
当該物件の場合、
延長の長さに対して幅が足りないのだ。
測量図がなかったから、
公図で長さと幅を測ったらOKだったんだけれど、
実際にスケールを当てると、
延長が規定を超える事が発覚したそうな。
これでは確かに接道義務を満たしていないから、
建築許可は下りない。
やっとの思いで話をまとめたブローカー、
久しぶりの仕事に期待を掛けていたものの、
全てがおじゃんになってしまうと、
悲壮な顔をして物件の説明を俺にする。
そんな悲壮な顔をするなよ。
家が建てばいいんだろ。
ちゃんと新築建てられるから心配するな。
この場合ケースにもよるが、
「但し書き」
が使える。
接道義務を果たしていない物件でも、
一定の条件を満たせば建築許可が取れるのだ。
俺は一応役所に行って、
この物件の確認をした所、
条件を満たす事が確認できた。
ただし建築する建物の仕様に条件が付くから、
若干建築費用が掛かる。
その辺りは注意だ。
あとは余計な手続きがふたつ必要になるから、
建築許可が下りるのに若干時間が掛かる事ぐらいだな。
時間とカネに、ほんの少し余裕を持てば大丈夫だ。
かして建築が出来る事が分かったブローカーの顔色は、
一変して明るくなった。
俺にしてみれば、
別に大した事では無いのだけれど、
こういう事を知っているかいないかが、
その不動産屋の価値を決める。
不動産屋は不動産を扱うんだけれど、
不動産と言うぐらいで物は動かない。
動かしているのは「権利」関係で、
すなわち法律をつかって商売しているのだ。
だから不動産屋は、
不動産に関わる様々な法的知識を知っていると強いのだな。
そんなんでウチはこじんまりやっているのだけれど、
食うに困らないぐらいの稼ぎを得る事が出来ている訳だ。
本音を言うと俺は、
エンド客を扱うのは疲れるから、
なるべくエンドは扱わない様にしているだけだww。
営業君には、大いにエンド客を相手に頑張って頂きたい。
俺は建設部の手伝いで忙しいから。
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